2010年1月12日(火)付


雪国体験で思い出共有 大町、氷見、島田 スポ少が交流会
 大町市と、同市と姉妹都市を結ぶ富山県氷見市、氷見市の姉妹都市の静岡県島田市のスポーツ少年団は9日から11日まで、大町市で交流会を開いた。各団の小学校高学年と指導者ら約150人が雪の中、思い出を共有した。3市は昭和50年代から、大町と氷見、氷見と合併前の旧金谷町(現島田市)がそれぞれにバレーボールで交流していた。平成5年ころから3市合同の交流に移行し、毎年、氷見と島田へは夏、大町には冬と持ち回りで訪問している。
練習成果競い大回転熱戦 小谷で栂池ジュニアカップ
 第14回栂池ジュニアCUP大会(栂池スキー学校主催)はこのほど、小谷村の栂池高原スキー場白樺コースで開かれた。県内外の園児と小学生約300人が出場して、大回転競技で熱戦を繰り広げた。 好天に恵まれ絶好の雪質のなか、学年クラスごと、日ごろの練習の成果を競った。 一人ひとりが「絶対上位に入る」「ことしは表彰台に」と力強い決意を述べ、元気にスタート。昨年より起伏と変化に富んだコースで、果敢にポールを攻めていた。 表彰式では、好成績で表彰台に立った選手の健闘をたたえるとともに、惜しくも入賞を逃した選手にも拍手が送られ、選手たちは次回大会に向けて決意を新たにしていた。
活気ある町へ決意新たに 池田商工会が賀詞交歓会
 池田町商工会(矢崎昭和会長)が主催する初の新春賀詞交歓会が9日、商工会館で開かれた。地元企業代表者ら約80人が参加し、、活気ある町づくりに向け結束を固めた。 一昨年まで同町が主催してきた新年名刺交換会を同商工会が引き継ぐ形で開かれた。 矢崎会長は「商工会の持つ能力をフルに使い、地域の潤いのために頑張っていきたい。厳しい経済情勢については世界的なものであり、簡単には浮揚はしないと思うが、根性と元気、町民が笑顔で接しあうことで必ず転換していく」と決意を述べた。 勝山隆之町長は「厳しい財政のなかにいるが、後世に負担を残さない方法で(町政運営を)頑張っていきたい。すばらしい年となるよう行政としても努力していくので力添えを」と協力を求めた。 参加者は新年のあいさつを交わしながら、今後の展望について語った。
豊作願い羽子板鳴らす 池田陸郷で「鳥追い」
 池田町陸郷の有明、小実平、宮ノ平の3集落11戸でつくる登波離橋愛護会(藤松守会長)は11日、豊作を祈る小正月の伝統行事「鳥追い」を行った。半世紀を経て復活させた行事に毎年住民が総出で参加し、地区を彩るサクラなどの満開を祈願した。鳥追いは、小正月に夜明けとともに地域を練り歩き、木などをたたいて音を出し、農作物の新芽をついばむ鳥を驚かせ追い払うことで、その年の豊作を願う行事。 同地区では半世紀ほど前まで行われていたという。住民や子どもが減る中で廃れていったが、3年半前の春、展望地を整備したサクラの名所「桜仙郷」で、鳥による被害で開花しなかったことをきっかけに、かつての行事をよみがえらせようと計画。少しずつ若い家族が増えてきたこともあり、子どもたちと羽子板を作ったり、地域のお年寄りに鳥追い歌の歌詞を書き出してもらうなどして復活した。約20人の住民は羽子板を木づちでたたいて音を出しながら、約2時間にわたって地区内を歩き、「きびの鳥もたっとくれ、ホンガラホーイ」と鳥追い歌を歌った。
野球少年の門出祝う 大町 硬式連盟が修了証書授与式

 大町市少年硬式野球連盟(吉澤正毅会長)の修了証書授与式は11日、関係者約100人が出席してサンアルプス大町で開かれた。リトルリーグを修了する中学1年生9人とシニアリーグを修了する中学3年生14人に修了証と記念品が手わたされ、白球を追った思い出を語り合い、門出を祝った。
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1月の一覧
新成人800人門出祝う 安曇野市で式典
11日は「成人の日」。安曇野市は10日、成人式を同市豊科の安曇野スイス村サンモリッツで開いた。晴れ着やスーツに身を包んだ新成人、約800人が大人としての新たな門出を祝った。ことしは平成元年4月2日から平成2年4月1日生まれの、1041人が対象。新成人らで成人式実行委員会を立ち上げ、式典の運営などを行った。新成人たちは、スクリーンに映し出される、中学の卒業写真などを眺めながら、仲間たちと歓談。コッペパンや瓶入りの牛乳など学校給食を囲み、「なつかしく、おいしい」と話していた。