スキージャンプで交流 白馬北小と富山小児童
 スキージャンプを通じて交流のある富山市小見小学校(山崎政喜校長)と白馬村の白馬北小学校(中山清隆校長)のスキー交歓会が21、22の両日、白馬村で開かれた。
 交歓会は小見小が昭和48年に学校にジャンプ台を新設する際に、スキー学習に力を入れていた白馬北小のジャンプ台をモデルに建設したのがきっかけで始まった。以来、毎年両校で交互に開催し、両校の交流を深めている。
 ことしは小見小の3年から6年の児童9人が白馬を訪れ、北小児童の5年生63人とスキーで交流した。初日は対面式が行われ、北小児童の細野寛太さんが「楽しく交流を深めましょう」と歓迎の言葉を述べた。簡単なゲームで体をほぐしたあと、児童はさっそく北小のジャンプ台で滑った。
大町北小の力作並ぶ ギャラリーいーずらで学校展

 大町市立大町北小学校(丸山峯男校長)児童の作品展が、同市仁科町のギャラリーいーずらの「市内学校展」で25日まで、開かれている。2、4、6年生児童らが授業で仕上げた習字や版画252点が展示されている。
 2年生は紙版画を制作。何色かの水面に散らした絵の具を紙に転写する「マーブリング」をほどこした紙の上に、好きなキャラクターや形に切った紙を組み合わせて判押しした作品、さまざまな色のインクで多色刷りした作品などが並ぶ。
伝統の「寒干し大根」作る 小谷保育園 お年寄りと
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)の年中園児22人は22日、園児が秋に同村伊折地区で地域のお年寄りと育てた大根を使って「寒干し大根作り」を行った。
 寒干し大根は冬が長く新鮮野菜が手に入りにくかった雪国で、先人が知恵と工夫で生み出した保存食。独特の甘みと歯ごたえがあり、冬の食卓を豊かにする食材として古くから重宝がられてきた。
 同園では昔ながらの伝統食の魅力を広く伝えていこうと、同村伊折地区の伊折農業生産組合のお年寄りの協力を得て、共同畑でお年寄りとともに大根の栽培から手がけ、冬の寒干し大根作りに取り組んでいる。
広がるフロアホッケー 大町剣道クラブが導入

 平成17年に県内で開かれた、知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」をきっかけに、公式種目・フロアホッケーが広まっている。大町市の大町少年剣道クラブは、冬場の体力づくりとチームワーク向上につなげようと競技を導入。初の県大会を目指して練習に励んでいる。
 体育館など屋内コートで行うフロアホッケーは、キーパーを含めた1チーム6人が、スティックで直径20aのドーナツ型パックを操り、相手ゴールに入れた得点で競う競技。日本フロアホッケー連盟が、性別や年齢、障害の有無に関係なく、誰もが楽しめる生涯スポーツとして、普及を進めている。

2010年1月23日(土)付

冬の運動不足解消を 白馬でスポーツ指導

 白馬村体育協会と白馬総合型地域スポーツクラブは今月から、運動不足になりがちな村民の健康維持・増進を目的に「冬の運動不足解消プログラム」を同村ウイング21で開いている。
 3月まで6回のコースで、専門講師が体に負担が少なく効果的な運動やスポーツを指導。初回から多数の参加があり、楽しみながらさわやかな汗を流している。

シルクロード自転車走破 白馬の谷上さん体験語る

 白馬村公民館は20日、生涯学習公開講座・第32回白馬塾を同村ふれあいセンター学習室で開いた。「シルクロード自転車の旅・その2」と題し、同村在住の谷上邦彦さんを講師に、アジアとヨーロッパを結ぶいにしえの交易路・シルクロード全長1万5000`を15年かけて自転車で走破した、壮大な遠征の体験談に耳を傾けた。
 谷上さんは幼いころからシルクロードへのあこがれが強く、市民団体の自転車旅行で十数年前に中国・西安−蘭州の900`を走破する企画に参加したのがきっかけで、完走した仲間とローマまでの完全走破をめざす旅を始めた。
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