2010年1月26日(火)付


大町 30人がスピード競う 2年ぶりに市民スケート
 大町市、市教育委員会、市体育協会は24日、市民スポーツ祭冬季大会の市民スケート大会を西公園スケート場で2年ぶりに開いた。小学生から大人まで約30人が参加し、銀盤の上を熱く駆けた。同日は気温も氷点下6度まで下がり、一時期心配されたコンディションも市スケートクラブの整備で良好となった。コースは1周170・26bの周回リンクで、50bから1000bの年齢・男女別各部門個人戦や分館対抗2000bリレー種目でタイムを競った。それぞれ2〜3種目に出場する選手もあり、身近な冬のスポーツに力を発揮した。
雪楽しみ思い出づくり 小谷栂池スキー場 子どもイベント
 小谷村の栂池スキー場で24日、初企画の「栂池高原こども冬まつり」が開かれた。スキー場を訪れる小さな子どもたちに、雪とふれあいながら楽しい思い出をつくってもらおうと、今シーズン3回の予定で毎月末に実施する。 栂池パーク内では輪投げや人形すくい、型抜きなどの出店が並んだ「冬の縁日コーナー」が登場。真冬のレストハウスが、祭りムードに様変わりした。子どもたちは、水に浮かべた小さなおもちゃを使って、おなじみの金魚すくいを体験するなどして、縁日気分にひたっていた。 グリル栂池前では、昔ながらの臼ときねを使ったもちつき、ぽんがしの実演が行われた。今ではほとんど体験できない手作りの懐かしい味に、長蛇の列ができるほどの人気を集めていた。
新スノーボードパーク完成 白馬八方尾根スキー場
 白馬村の八方尾根スキー場に今月から、雪上スノーパーク「ハイカスケードパーク」がオープンした。 ハイカスケードパークは、アメリカのスノーボーダーらが、真夏でも雪のあるオレゴン・マウントフットで夏シーズンに行っていたトレーニング「ハイカスケード・スノーボードキャンプ」のイベントを、冬の白馬でも体験できるようにと再現したもの。 雪上にレールやボックスなどの人工物を設置し、雪以外の障害物を滑走することでスキーやスノーボードをより楽しむことができる。同キャンプの日本総代理店の猪狩文孝代表取締役が八方尾根開発の全面協力で企画・運営を手がけ、3シーズン目を迎えた。 23日はオープニングセレモニーが行われた。白馬を中心に活動しているプロライダーらがスノーボードやスキーなどで華麗な滑りを披露。ライダーの繰り出す高いジャンプや難度の高い技に、来場者は大きな歓声を上げていた。
池田 小中生 伝統の味に挑戦 手作りかりんとうに舌鼓
 池田町教育委員会と町社会福祉協議会が主催するふるさとチャレンジ塾がこのほど、町教育会館実習室で開かれた。町内の小中学生約30人が参加し、地元食材を使ったかりんとう(花林糖)づくりに挑戦し、昔ながらの伝統の味を堪能した。 町農産物加工組合の片瀬敦子組合長を講師に、無添加の安心安全なおかしづくりに取り掛かった。子どもたちは、自前のエプロンを身に付け真剣な表情で調理工程を学んでいた。小麦粉と卵を練り合わせた生地を棒状に切り、熱した油のなかへ。実習室に漂う香ばしい香りに「おいしそう」などと歓声をあげていた。 ふるさとチャレンジ塾は、町内の小中学生を対象に、住民との交流を通じて地域を学ぶもので、10年ほど前から続く。1年間を通じて文化や食などをテーマさまざまな体験を重ねている。
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1月の一覧
自分だけのマスク作り 松川図書館で講習会
 松川村図書館(棟田聖子館長)の「手作りマスク講習会」が25日、村多目的交流センター「すずの音ホール」2階多目的室で開かれた。おしゃれで手洗いができるマスクの制作で、市販品とは違う手作りの良さを体験した。風邪やインフルエンザに「うつらない、うつさない」ための必需品のマスクだが、市販のものは白で、使い捨て用が定番。シーンに合わせ色や柄を選べ、繰り返し使えたらと同館職員が提案した。