2010年1月27日(水)付


全中スケート健闘誓う 大町 仁科台中 内川さん表敬
 長野市のエムウェーブで30日から2月2日まで開催される第30回全国中学校スケート大会に出場する大町市大町、仁科台中学校1年の内川瞳さんは25日、同市役所を訪れて、牛越徹市長に大会での健闘を誓った。 初めての全国大会では500bと1000bに出場する。内川さんは「市民スケート大会は一生懸命リンクを整備してくれてあり、滑り心地が良かった。体調を万全にしていいタイムを残してきたい」と話し、牛越市長は「オリンピックの行われたリンクで思う存分滑り、4年後の冬季オリンピックを目指して頑張ってください。大町市民みんなが応援しています」と激励した。
白馬の成瀬、柏原選手五輪へ 後援会協賛者募る
 バンクーバー冬季五輪に出場するクロスカントリーの成瀬野生選手と柏原理子選手出身の白馬村神城地区で、両選手の後援会(長澤素孝会長)が組織された。横断幕掲示などの応援計画などがあり、募金を含めた協賛者を募っている。 地域住民一丸となった応援を届けようと今月上旬に発足した後援会。すでに、両選手の母校である白馬南小学校などに応援メッセージが入った横断幕の掲示が始まっている。 南小ジュニアスキークラブにこれまで携わってきた住民を中心に後援会の輪も拡大しつつある。
スキー練習成果試す 小谷小児童が記録会
 小谷村の小谷小学校は26日、同村栂池高原スキー場のチャンピオンゲレンデでアルペンスキー学習の記録会を行った。全校児童171人が参加して、日ごろの練習の成果を試した。 ことしは十分な降雪に恵まれ、最高のコンディションでスキー学習を行うことができた。アルペン学習は2回行っている。今回はアルペン学習のまとめの授業として、チャンピオンゲレンデに16本の旗門を立てて本格的な競技コースを作り、児童が各自の自己ベストをめざし、大回転競技に挑んだ。
道祖神作り交流 小谷 老人クラブと保育園児
 小谷村の老人クラブ連合会(丸山和市会長)は21日、小谷保育園を訪れ、年中園児22人と小正月の行事にちなんだ「道祖神」作りを行い、昔ながらの風習を体験しながら異世代交流を深めた。 道祖神は同村でどんど焼きの際、その年の厄落としと無病息災を願っていっしょに供える男女1対の神様。20aほどに切ったクルミの木の上部の皮を削ったものに墨で顔を描いて作る。 昔はどこの地区でも供える風習があったが、現在では高齢化や過疎化などから実施する地区が少なくなっているという。同園では昔ながらの風習や伝統文化を次世代に継承していこうと、毎年老人クラブのお年寄りから作り方の指導を受けている。 園児はお年寄りから由来を聞きながら、墨で思い思いの道祖神の顔を描いた。「男の神様はひげを描いてたくましく、女の神様はかわいらしく優しい顔で」と助言を受けながら、たくさんの個性あふれる道祖神が完成した。
60周年 節目祝う 大町市の建設業組合
大町市建設業組合(長屋冨夫組合長)は25日、創立60周年記念祝賀会と新年総会を、大町温泉郷の黒部観光ホテルで開いた。組合員や来賓ら約50人が節目の年を祝い、地域の発展を目指して連携強化を誓った。会場では、記念事業として歴代の正副組合長を招き、集合写真を撮影。総会で、長年にわたり組合の発展に貢献したとして、市川事業鰍フ渋田見典稔氏と、鞄崎組の城取孝吉氏を表彰した。同組合は昭和26年5月の設立以来、市内のインフラ整備に取り組み、豪雨災害の復旧や地域福祉の推進などにも尽力。旧美麻村と旧八坂村の同市合併に伴い、平成18年に両村の組合と合併し 現在市内53社が所属している。
かまくら作りに汗 大町温泉郷 雪まつり準備
 30日から始まる、おおまち雪まつりのメーン会場となる大町市大町温泉郷で26日から、雪まつりの一環としてかまくらづくりが始まり、同温泉郷夢花火と音の祭典の本格的な準備がスタートした。 夢花火と音の祭典は、2月6日から3月6日までの毎週土曜日夜に開かれ、太鼓演奏や花火大会が行われるが、初日の2月6日は温泉郷入り口イベント広場でオープニングイベントがある。 イベントを盛り上げるかまくらは、大・中・小3基つくられ、三九郎まつり(どんど焼き)とともに会場を彩る。 かまくらづくりには、温泉郷観光協会イベント実行委員会(山田達雄委員長)の人たち約15人が集まり、スコップや雪はねなどを手にして、広場に積もった50aほどの雪を集め積み上げた。 準備作業は2月1日、4日、オープニングイベント当日の6日午前中にも予定されている。
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