2010年1月31日(日)付
電飾15万個「光の回廊」に あづみの公園 大町松川地区 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で30日から、「真冬のイルミネーション」が始まった。冬の地域を満喫してもらおうと、森の中や施設を約15万球の電飾で彩った。会場では、インフォメーションセンターから森の体験舎までの沿道に、光の雪だるまや動物などが並ぶ。高さ最高9bの「空中回廊」にも電飾が施され、上からは光の海が眼下に広がり、下からは空に光の帯が浮かぶ。 |
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初の企画 音楽で交流 松川 すずの音ふれあいコンサート 松川村のすずの音ホールで30日、第1回「すずの音ふれあいコンサート」(同コンサート実行委員会・松川村公民館主催)が開かれた。同コンサートはさまざまな人に音楽を楽しんでほしいと、松川小学校の合唱団、松川中学校の合唱部、吹奏楽部、村内の歌が好きな仲間が集まった「すずむし合唱団」などでつくる同実行委で半年ほど前から計画してきた。今後は定期的な演奏会を考えている。会場一体となって春の訪れを告げる「早春賦」を歌いコンサートがスタート。「おぼろ月夜」や「COSMOS」、「埴生の宿」、「小さな世界」など合唱の代表曲が歌われ、吹奏楽部は「サンライズマーチ」や「ロマネスク」など演奏した。覚えのある音楽に会場を訪れた人は歌を口ずさんだりリズムにのったりと盛り上がっていた=写真。 |
百人一首大会で古典学ぶ 小谷中 レベルごと対戦 小谷村の小谷中学校(中網民雄校長、生徒81人)で29日、全校百人一首大会が開かれた。全学年を初級・中級・上級レベルのクラス分けしてグループで対戦し、古典の知識を深めながら交流した。 生徒たちは4人1組で対戦して獲得枚数を競い合った。教諭が上の句を朗々と読み上げると、生徒たちは真剣なまなざしで下の句の札を探し、勢いよく取り上げた。 冬休み前からこの日のために学習を重ねてきた生徒たち。本番では上の句が読み上げられてから取り札を探すのでなく、得意札を覚えて1枚でも多くの札が取れるように工夫したりと、熱心に取り組む姿が見られた。 |
スキーに親しんで 大町市が小学生対象教室 大町市は30日、市内小学生を対象にしたスキー教室を、爺ガ岳スキー場で開いた。スキー人口が減少傾向にあるなか、競技の普及とスキー場の利用促進を目指して開講し、初心者約80人が地域ならではの、冬のスポーツに親しんだ。教室は1月17、30日の2回開講し、市体育指導委員と市体育課の職員を講師に、児童たちがスキーを実践。1、2年生が半数以上を占め、靴の履き方や転び方など基本から学習。なかには、初回で目覚ましい上達を遂げ、楽しそうに雪上を滑る児童もいた。ゲレンデでは、行列になった子どもたちが、スキー板の扱いに苦労しながら斜面を登り、講師の合図で次つぎと滑走。スピードが出過ぎ、止まれなくなった児童が、講師の腕のなかに勢いよく飛び込んでいた。 |
松川 直売所が歓迎の看板 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で始まった「真冬のイルミネーション」に合わせ、松川村川西の宮上集落営農組合(横沢喜造代表)は29日、公園にアクセスする県道有明大町線沿いに「雪だるま」の看板を設置した。組合員6人で設置作業をした。酪農用の飼料となるわらのラップサイレージを2段重ね、白く塗って顔を描き、仕上げに頭にバケツをかぶせ雪だるまを完成。体には「雪と森と光」、看板には目立つ黄色地に歓迎のメッセージを添えた。そばにはイルミネーションのネットを配置。背中には「交通安全」と書き、道中の無事を祈った。同組合は公園内で「あづみの松川直売所」を運営。野菜やモモ・カキなどの果実を販売していた。冬になって休業しているが、公園を訪れる人たちに歓迎の気持ちを表そうと、牧場に積んだ飼料を有効活用した。 |
高校総体健闘誓う 大町高 スキーアルペンに2選手 北海道富良野スキー場北の峰ゾーンで2月2日から7日まで開催される全国高校総合体育大会第59回全国高校スキー大会に初出場する大町高校生2人は29日、同市役所を訪れて、牛越徹市長に大会での健闘を誓った。 出場するのは男子回転に1年の柏崎寛人さんと男子大回転に2年の桑山裕貴さん。2人は大町アルペンチームに所属している。 柏崎さんは、兄たちの影響で3歳からスキーを始め、小学校1年から鹿島槍ジュニアレーシングチームに所属。父親は同チームのコーチを務めている。今季は県高校総体で回転19位。桑山さんは小学校6年に競技をはじめ、今季は県高校総体で大回転13位の好成績を残して全国出場を勝ち取った。 |