2010年2月4日(木)付


クラス一丸 大縄跳び 大町東小で記録会
 大町市の大町東小学校(岡田誠校長・288人)は3日、大縄跳びの記録会「大縄ギネス」を同校で開いた。各クラスが一丸となって大縄跳びで跳んだ回数の新記録に挑戦。息を切らせながらも縄を跳び続け、体育や休み時間に練習してきた成果をみせた。4年ほど前から同校が年に1回行っている記録会。「東小3大ギネス」として、春、秋の運動テストと合わせた同校の3大運動イベントとなっている。
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2月の一覧
特産「牧大根」の漬物販売 安曇野市Vif穂高で
 信州の伝統野菜に認定される安曇野市穂高牧地区産の「牧大根」を使った漬物の販売が、同市穂高有明の農産物加工販売センター「Vif(びふ)穂高」で始まった。添加物の使用を極力抑えるなど安心安全にこだわった伝統の味に、地元住民をはじめ多くの観光客らが買い求めている。 契約農家が生産した約9dを使い、Vif穂高加工部漬物班が、ぬか漬けやしょうゆ漬け、ナスやキュウリなどとともに漬けた五色漬けの3種類を用意した。 通年販売を見込んでいるが、県外から予約があるなど好評で、年内に完売する可能性もあるという。 牧大根の生産は江戸時代にさかのぼり、明治から大正にかけて盛んに生産されたという。肉質硬く、辛味も強いことから、漬物向け大根として重宝されてきた。Vif穂高では、開店当初の平成15年から牧大根を扱ってきたが、19年に、県から「信州の伝統野菜」の伝承地栽培に認定されたことをきっかけに再度、注目が集まり、需要も増えてきた。
毎週土曜はキャンドルナイト=@小谷3スキー場でことしも
 小谷村を訪れる観光客を雪と光で歓迎する「おたりキャンドルナイト」がことしも2月の毎週土曜日に開催される。小谷村内にある、栂池・白馬乗鞍温泉・コルチナの3つのスキー場周辺や、国道148号沿いに雪洞を作りろうそくをともす企画。参加する宿泊施設などでは、雪洞を掘るだけでなく、雪像を作ったり、雪に模様を彫りこんだりと、手の込んだ「作品」が多数出現、見どころも盛りだくさんだ。 十分な積雪に恵まれたことしは、住民も例年以上にキャンドルナイトに気合を入れているようす。真っ白な雪景色の中、アイデアあふれる作品の数々ともてなしの心で、来場者に幻想的な夜を演出してくれそうだ。
大町 フクジュソウ春″垂ーる
 3日は節分、4日は立春。暦の上では春を迎えたものの厳しい寒さが戻った大町市内だが、雪の少ない南部では、春を告げるフクジュソウの花が咲き始めた。 フクジュソウはキンポウゲ科の多年草。採取されて庭などに植えられる例が多く、野生のものは数が減っている。 旧正月(ことしは2月14日)のころから咲き始めることから、おめでたい花として「福寿草」の名が付けられたという。
池田町の会染保育園 無病息災祈り豆まき
 節分の3日、池田町の3保育園で豆まきが行われ、冬と春の変わり目に新たな季節の福を願った。会染保育園(竹枝こずえ園長)では、子どもたちが自慢の鬼のお面をかぶってお互いに豆をまき、悪い鬼を追い出す伝統行事を通して無病息災を祈った。子どもたちは手作りのお面を持ち寄ってかぶって踊り、出来栄えを自慢した。鬼役と豆まき役が交代で、子ども同士で「鬼は外、福は内」と地元産の豆をまき、園の中の災いを追い出した。最後は「ごもっとも、ごもっとも」の掛け声で締めた。
郷土の食文化にふれる 松川食改やしょうまづくり
 県食生活改善推進協議会大北支部松川地区(矢口勝代代表)は3日、「やしょうまづくり」を松川村多目的交流センター「すずの音ホール」調理室で開いた。今年度、最終の調理実習に、地域住民や子育て中の母親らも参加し、郷土に伝わる食文化にふれた。会員ら19人は、熱湯でこねた米粉を蒸し、ピンクと茶色、白の3色で、「満開の桜の木」をイメージしたやしょうまづくりに挑戦。  「やしょうま」は、釈迦の命日、今月15日の、供養行事として執り行う「涅槃会(ねはんえ)」の供え物として古くから伝わるほか、諸説が残されている。