2010年2月7日(日)付


宝探しやわら細工 国営公園で冬の体験イベント
 大町市の国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で6、7の両日、冬イベントの特別企画「冬の公園で遊ぼう」を開いている。初日はあいにくの吹雪模様だったが、雪いっぱいの公園で訪れた家族連れが屋内での体験や屋外でのびのびと雪遊びを楽しむ姿が見られた。コンセプトを自然の中での体験活動を中心に据えた同園同地区では、雪深い冬季の楽しみを特色として、さまざまなイベントを企画した。雪中宝探しでは、参加した子どもたちはいっせいに雪原に駆け出し、雪の中に埋められた蛍光色のカプセルを探し、掘り出した。同日はわら細工や餅つきの体験会などが行われた。会場には前週の地元清水地区自治会に続き、常盤地区環境整備対策委員会が豚汁などを振る舞った。来場者は暖かい汁で体を温め、歓迎のもてなしを喜んだ。
「幸せの鐘」で愛を誓う 思い出の白馬で雪上結婚式
 「恋人の聖地」に認定されている白馬村の白馬五竜スキー場で4日、ゲレンデ結婚式が開かれた。愛知県の高崎元裕さんと加藤晴美さんが、思い出のスキー場で幸せを誓い、二人を囲んだ多くの友人やスキー客らが祝福した。タキシードに身を包んだ高崎さんと、ピンクのウエディングドレスをまとった晴美さんはゲレンデをバージンロードに見立ててスキーやスノーボードで滑り降り、「幸せの鐘」の前に現れた。二人は約50人の友人に囲まれて鐘を鳴らし、永遠の愛を誓った=写真。  同認定は静岡県のNPOがプロポーズにふさわしいロケーションや支援態勢の整っている場所を選定している。同スキー場の幸せの鐘は、認定第1号を受けた。雪上で結婚式を挙げるホワイトウエディングは4年目、8組目のカップルが結ばれた。
池田あめ市7日まで 福まきなどイベント多彩
 池田町のあめ市が6日から2日間の日程で始まった。白装束による市神様の引き回しや、福まきなど、古くから続く商売繁盛など願う恒例行事に多くの人たちでにぎわった。 福まきには、大勢の子どもたちが参加。町商工会商業部会(茅野雅彦部会長)が「福の訪れ」を願い手作りした福俵やお菓子、ダルマなど縁起物が空中に放たれた。降りしきる雪にも負けず参加者たちは我先にと手を伸ばしていた。
クリームあんみつは、地元産のこんにゃく粉を使用したスイーツ。黒蜜をたっぷりかけ、最後に黒豆大豆のきな粉を振りかけた。地元産にこだわったヘルシーなスイーツで、食感も楽しめる。金賞は、くるみ味噌を塗ったわらじをかたどった切りもち風の「雷電わらじ焼」(東御市・道の駅雷電くるみの里)が受賞する。
県食の祭典コン 堀金の「常念天丼」銀賞 松川のクリームあんみつ6位に
 県は、信州の道ホットインフォメーション大作戦!食の祭典・食コンクールの表彰式を9日午前11時から、県庁3階で開く。県内外からの観光客に信州の特色ある食を楽しんでもらうため、信州DCプレキャンペーンの特別企画として実施した。スタンプラリー参加者による、おすすめの食についての投票結果がまとまり、受賞メニューを提供した施設に知事から賞状が贈られる。大北安曇野地域では、安曇野市ほりがね物産センターの「常念天丼」が第2位に当たる銀賞を獲得。松川村道の駅安曇野松川の「クリームあんみつ」が6位に選ばれた。常念天丼は、10種類の天ぷらが常念岳のように盛られた天丼。コメもみそも堀金産にこだわった地元の味。季節の旬を天ぷらに使用。ボリュームも味もダイナミックな一品。
学習の成果並ぶ 8日まで大町第一中展
 大町市の大町第一中学校(森泉哲校長)生徒の作品展は8日まで、同市仁科町のギャラリーいーずらで行われている「市内学校展」で開いている。全校生徒の国語や美術、社会科などの教科で学んだ成果387点を展示している。  同校は「各教科で学習した力作を展示しています。生徒ががんばって創りあげた姿を想像して、作品を見てほしい」と話している。
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