2010年2月9日(火)付


花火と太鼓で幕開け 夢花火と音の祭典

 大町市のおおまち雪祭りの大町温泉郷会場で行われる「夢花火と音の祭典」のオープニングは6日、温泉郷入り口広場で開いた。ことし一番の寒気と吹雪の中、多くの観光客らが訪れ、炎と音楽の祭りの幕開けを楽しんだ。
テレマーク≠ナ交流 白馬みねかたでフェスティバル
 白馬村の白馬みねかたスキー場を会場に6、7の両日、テレマークスキーの祭典「白馬テレマークフェスティバル」が開かれ、国内外の愛好家がレース大会やパーティーで交流を深めた。 テレマークスキーはスキー板にブーツのつま先だけを固定し、かかとを浮かした状態で滑るアメリカ発祥の山岳スキー。歩くこと、滑ることの両方が手軽に楽しめることから、かつてアルペンスキーに親しんだ中高年や山スキー愛好家を中心に人気が高まっている。同イベントはテレマークスキーの普及と愛好家の親ぼくをはかろうと、毎年開催されている。
白馬 70年代フォーク盛況 伊勢正三さんコンサート
 白馬村で開催されている「白馬ミュージックウイーク」のメーンイベントとして6日、シンガーソングライター・伊勢正三さんのコンサート「風ひとり旅」が同村のウイング21で開かれた。伊勢さんは70年代フォークグループ「かぐや姫」、大久保一久さんとのフォークデュオ「風」のメンバーとして活躍。ソロ活動後2008年に「風」の再結成を企画したが、大久保さんが病に倒れ現在療養中のため、その回復を願って全国ツアーを展開している。 伊勢さんと青春時代を共有したファンなどで埋め尽くされた会場で、伊勢さんは「地平線の見える街」を歌い登場。「ここまでの雪景色はそう見られるものではないですね。僕にとって新鮮な景色です」と大雪の白馬の印象について話し、自曲のエピソードなどを語りながら「海岸通」「22才の別れ」など、全編風時代の楽曲を次々に披露した。フォーク史に輝く伊勢さんの不朽の名曲と心にしみる歌声、卓越したギターテクニックがファンを魅了し、白馬に熱い風が吹きぬけた。 コンサートに先立ち、太田紘煕村長から伊勢さんに花束が贈呈された。
村民熱演 文化に親しむ 松川 芝居ワークショップ成果発表
 松川村公民館の演劇ワークショップ「芝居つくろ」の成果発表公演会が7日、すずの音ホールで開かれた。昔、中国に住んでいた美しい姫が結婚をかけて謎かけを出題していくオペラ、クラシック曲でも有名な「トゥーランドット」が上演された。村内外の約30人の出演者が約5か月をかけて練習した劇を熱演した。 演劇ワークショップは、自分たちで芝居をつくる楽しさを通じて、演劇の文化に親しんでもらおうと企画された。

地元大町市の大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓が登場し、勇壮な演奏を披露。クライマックスが近づくと、河川敷から花火があがり、夜空を彩った。大町市民吹奏楽団も金管楽器のアンサンブルを演奏した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

2月の一覧
会場には、巨大かまくらの中や周辺にキャンドルがともされ、夜の公園を彩っていた。高さ5b近くに組まれたおんべに点火する三九郎祭りで、ことしの安全を祈った。訪れた観光客らは、鏡割りの地酒の振る舞いなどで楽しんだ。  13、20、27、3月6日の毎週土曜日午後8時から、森林劇場での太鼓演奏や花火で観光客を歓迎する。願い事を書き込む「森のキャンドル」は、13日と3月6日の午後7時半から受け付ける。次回13日は八坂青竜太鼓が登場。「おもいで話グランプリ」の結果発表や民話の語りなどが披露される。