地元農作物で調理 松川村手作り教室
 松川村営農支援センター企画推進部会(平林一盛企画推進部会長)は、地域住民を対象に、地元の安全な農産物を食材とした「手作り教室」を昨年11月から、同村農村婦人の家で開いている。
 10日は、村生活改善グループ協議会(宮本勝子会長)が中心となり、「こんにゃく」と「おからのいり煮」を調理。子育て中の母親ら約20人が手作り料理のこつを楽しそうに学んだ。
 講師の同協議会の平林定子さんが、自宅で収穫したこんにゃくいもを持参し、皮むきから切りわけるまで一連の工程を指導。「精製ソーダを入れた後の練り上げがポイント」と話し、鍋から型に移すタイミングが仕上がりを左右するとアドバイスした。
大縄跳びでクラス団結 松川小 冬の全校体育

 松川村の松川小学校(飯田茂校長、生徒615人)は9、10の両日、高学年と低学年の大縄跳び大会を開いた。児童たちは回転する縄の間を次々に跳び、冬の体育館でクラス対抗の催しに一致団結して体を動かした。
 大縄跳びは、児童たちが列に並び、回転する縄を5分間の一定時間内に跳べた延べ人数を競う毎年の全校行事。元気に運動する機会の少ない冬に体を動かし、クラスの団結を深めるねらい
「とらレンジャーと約束」 安曇野市 あおぞら保育園で防犯教室

 安曇野市穂高の有明あおぞら保育園(松尾きく江園長)で10日、安曇野署による防犯教室が行われた。同署管内の平和を守る防犯戦隊とらレンジャーが登場し、知らない人の車には乗らないことなどを園児たちと約束した。
 とらレンジャーは、同園保護者会からの要請を受け出動した。赤やピンクなどのコスチュームを身にまとった5人のヒーローが登場すると、「とらレンジャーだ」などと園児からは歓声があがった。
サーキット遊び楽しむ 常盤公民館ともだち広場

 大町市常盤の常盤公民館の親子教室「ともだち広場」は10日、同公民館体育館で開いた。トランポリンや跳び箱などのアスレチックを使った「サーキット遊び」が行われた。館内に設置された遊具で親子30組が汗だくになりながら遊んだ。
 子どもたちは端から順番に遊具を体験。マットレスの上で前転をしたり、フラフープのトンネルをくぐったりと次々にアスレチックをこなした。母親に手を引かれながら慎重に平均台を渡ったり、坂状になっているマットレスを滑り降りたりと、家のなかではなかなかできない運動に、子どもたちは体育館内をはだしで駆け回って何周も楽しんでいた。
市内中学集い意見交換 大町で生徒会サミット
 大町市内の中学校4校の生徒会が活動報告する「市内中学校生徒会サミット」が9日、同市役所で開かれた。各校から生徒会長、副生徒会長らが出席し、各校の生徒会運営方法、来年度の生徒会の進め方を発表し、生徒会として困っていることについて意見を出し合った。
 サミットでは「制服の正しい着方を呼びかけているが、直さない人がいる。どうすればいいか」「3年生を送る会で面白そうな企画を教えてほしい」などの質問に、「お互いに意見を出し合いルールを決める」「思い出の写真をスライドショーにするのはどうか」などの意見が出されていた。

2010年2月11日(木)付


「信州DCと国営公園を柱に」 大北観光戦略会議が会合

 観光振興について話し合う、大北地域観光戦略会議の第2回は9日、大町市の県大町合同庁舎で開いた。県や市町村などから関係者約30人が出席し 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区や、信州デスティネーションキャンペーン(DC)を柱にした、観光施策を検討した。
 事業は、全6回の分科会で提案された13事業で、公園を含む広域的な観光情報の提供や、同公園と鉄道を結ぶ2次交通の確保、信州DCと大糸線沿線地域の連携を図る施策などが盛り込まれた。今後、各事業主体に対し提案、誘客に活用される。
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