2010年2月21日(日)付


パラリンピック健闘誓う 白馬の谷口、夏目選手激励会
 バンクーバーパラリンピック冬季競技大会に出場する白馬村在住の谷口彰さんと、夏目堅司さんの激励会が19日、村役場村長室で行われた。両選手は太田紘煕村長らと握手を交わし「表彰台を狙う」と世界最高峰の舞台での活躍を誓った。 谷口さんと夏目さんはともにアルペン座位で、大回転や滑降など5種目のいずれかに出場する。谷口さんは前回のトリノに引き続き2回目、夏目さんは初出場となる。 谷口さんは「前回は五輪に行くことが目標だった。今回はトップをしっかりと見据え頑張りたい」、夏目さんは「バンクーバーの舞台に立てることを喜びに感じながら、表彰台目指して、自分の滑りをしたい」と意気込みを語った。 太田村長は「今まで積み上げてきた実績や力を信じ、持てる力を精一杯出して、こころおきなく戦ってきてもらいたい」とエールを贈った。
地元食材の魅力発信 北ア山ろくブランド新メニュー
 県の北アルプス山ろく農畜産物ブランド運営委員会は19日、認定品や地域の食材を使った、ブランド料理の発表会を、大町市のJA大北会館アプロードで開いた。スポーツ合宿や子ども農村交流で青少年に提供し、地元食材の魅力を地域内外へ発信するねらい。合わせて、第4回認定品も発表した。食事は、中信地域の事業者や個人から寄せられたセットメニューで、スポーツ合宿と農村交流の2部門で審査。地元を代表する食材を生かした料理の数々が、来場者に披露された。ブランド品は大北安曇野から、新たに8事業者10品が認定され、2月現在で合わせて32事業者56品となった。第4回の認定品には、低農薬で栽培したソバ粉や、池田町産のブドウを使ったワインなどが並んだ。
笑いで地域を元気に 松川 まんざら寄席
 松川村を拠点に活動する落語サークル、「まつかわ落語会風まんだら」(宮澤敏会長)は20日、同会会員による落語公演「まんざら寄席」をすずの音ホールで開いた。笑いで地域に元気を出そうと、数々の公演で経験を重ねたメンバーが勢ぞろいする初の公演で、磨いた話芸を披露した。同会メンバーの17人が工夫を凝らした高座名で登場し、落語や手品などで6時間におよぶロングラン公演を行った。師匠のはなし家・古今亭菊生や、交流のある北信地区の落語サークル・中野落語研究会からも2人が出演し、一緒に席を盛り上げた。
福投げや福引盛況 松川あめ市
 松川村のあめ市が20日から2日間の日程で始まった。松川スタンプ会は、村活性化センターセピア西の商工会駐車場で福投げや福引など行い、商売繁盛や地域の活性化を願う伝統行事に多くの人でにぎわった。 初日は好天にも恵まれ、福投げ開始時間には、子どもたちを中心に150人を超える住民が詰め掛けた。軽トラックの荷台からお菓子などが投げられると、子どもたちは一斉に手をのばしていた。活気ある光景に、スタンプ会役員たちは笑顔を浮かべた。
前立腺の病気学ぶ 本社など主催 市民健康講座
 大糸タイムス梶i水久保節社長)、大糸タイムス友の会、大北医師会は20日、第7回「市民のための健康講座」を大町市俵町のフレンドプラザ大町で開いた。市立大町総合病院の井上善博・泌尿器科長を講師に、がんや肥大症など前立腺の病気について学んだ。男性特有の臓器である前立腺は、排尿の調節や精子を活性化する前立腺液を分泌する。前立腺肥大症にかかると尿道が圧迫される。「果物で言えば実が大きくなったものが肥大症、皮が大きくなったものががん」とし、早期診断の大切さを述べた。講師は信州大学医学部卒。自治医科大付属病院や小諸厚生総合病院などを経て、平成8年に大町病院に入った。医学博士、信大医学部臨床教授、日本泌尿器科学会専門医・指導医。会場は約200人が訪れ満席となった。水久保社長は「健康講座は関心が高く、大勢ご参加いただいた。前立腺の病気について自分たちでどう対処できるか学びたい」と話した。
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2月の一覧
外車試乗会にぎわう 白馬八方でスペシャルイベント
 白馬村の八方尾根スキー場名木山ゲレンデ特設会場で20、21の両日、「八方尾根火祭り」と祭りにともなうスペシャルイベントが開かれている。 スペシャルイベントの「フォルクスワーゲンスノードライビング イン白馬八方尾根」(フォルクスワーゲングループジャパン梶≠uGJ=主催)は、ゲレンデに設けられた試乗用のコースを利用し、同社のティグアン、トゥアレグの車両で雪上試乗会を実施した。VGJにとって国内で初めて開催する一般向けの雪上試乗会。初日から多くの人が訪れ、多方面から熱い注目を集めた。 試乗会で同社は、参加者に安全な雪上走行方法を指導。雪上コースに設けられた急斜面や凹凸の激しい悪路などにおける、フォルクスワーゲン車の安全性と駆動力に感動のようすで「雪上でもスムーズな発進・走行ができ、違和感なく走ることができた」と口々に感想を述べていた。 同社ではイベントを通じ、ドライバーの運転技術の向上に役立てることを目指したいといい、参加者はスタッフの説明に熱心に耳を傾けていた。