2010年2月26日(金)付
振り込め詐欺対策検討 大町署で金融機関担当会議 金融機関での振り込め詐欺を防止するための会議「金融機関の振り込め詐欺防止担当会議」が24日、大町署で開かれた。大北管内の金融機関代表者21人が出席し、振り込め詐欺の対策を話し合った。最新の振り込め詐欺事件発生事案確認や金融機関同士の意見交換をした。大町署管内では、ことしに入ってからの振り込め詐欺被害は発生していない。振り込め詐欺と気づいて未然に防いだ事案は6件あった。各金融機関から窓口対応で注意していることなど振り込め詐欺防止対策が出され、「客に声をかけやすい、相談しやすい店舗をつくる」「定期的なミーティングで職員の意識を高める」などの意見が出された。後藤芳之生活安全刑事課長は「全国的に金融機関の窓口を使った振り込め詐欺はまだまだ多い。これからも手口が増える可能性があるので協力していっていただきたい」と述べた。 |
安曇野市 写真集で足跡たどる 田淵行男記念館が企画展 安曇野市豊科南穂高の田淵行男記念館は23日から、没後20周年記念企画展第3弾「表現者、田淵行男V〜本にすべてをささげた人〜」を開いている。田淵が写真集の出版を通して写真や文章、レイアウトにこだわって表現した足跡を、貴重な資料からたどる。 田淵氏は山岳写真家と同時にチョウの博物学者として知られ、その業績は写真集の出版を通して発表されてきた。生涯に36冊の本を出版し、写真の構図や構成、詩や文章、ページごとのレイアウトから装丁までを通し、自分の表現物として細部までつくってきた。会場にはデビュー前の自作アルバムから「山の三部作」「山は魔術師」などの名著まで、撮影時の写真やレイアウトのメモなどが添えられている。友の会会員から寄贈された貴重な本の実物も展示されている=写真。 |
環境学習協力に感謝状 白馬高47スキー場に 白馬村の白馬高校のアルプスコースで学ぶ3年生24人は24日、白馬47スキー場で今年度最後の環境学習を行い、これまで同校の学習を支援し続けてくれた、潟tォーティセブンの関係者に感謝状を贈呈して、1年間の協力に深く感謝した。 同校は地域の自然環境や観光について、コース制の専門科目の授業を取り入れ、環境学習では、NPO法人白馬国際自然学校の北原正宣さんを外部講師に校外学習を中心に学習を深めている。 同スキー場は同校の教育活動に日ごろから深い理解を示し、すべての校外学習時の送迎バスの運行や、同スキー場で行う里山学習の場を提供したり、ゴンドラの無料利用やスノーシューの貸与など、学習環境の充実のため全面的支援を行っている。その感謝の意を少しでも示そうと、学校側は感謝状の贈呈を決めた。 |
安曇野署「あずみん」に同乗 振り込め詐欺注意啓発 小谷村体育協会スキー部OB会(中村勲会長)は24日、栂池高原スキー場で初の「小谷村民スキーの集い」を開いた=写真。 村内に3つのスキー場を有する恵まれた環境にありながら、村民が一堂に会してウインタースポーツに親しむ機会が少なかったことから、「村民に小谷村のスキー場の良さを知ってもらい、スキー場の活性化に一役買いたい」と、同会の呼びかけで初めて企画。教育委員会や公民館など村の全面協力を得て実施した。 同村のスキー振興の基礎を築いたOBはじめ、一般参加者ら幅広い世代が多数参加。快晴に恵まれ、最高のゲレンデコンディションの中、グループに分かれて存分にスキーを満喫した。 |
村民集いスキー交流 小谷体協 初イベント 小谷村体育協会スキー部OB会(中村勲会長)は24日、栂池高原スキー場で初の「小谷村民スキーの集い」を開いた=写真。 村内に3つのスキー場を有する恵まれた環境にありながら、村民が一堂に会してウインタースポーツに親しむ機会が少なかったことから、「村民に小谷村のスキー場の良さを知ってもらい、スキー場の活性化に一役買いたい」と、同会の呼びかけで初めて企画。教育委員会や公民館など村の全面協力を得て実施した。 同村のスキー振興の基礎を築いたOBはじめ、一般参加者ら幅広い世代が多数参加。快晴に恵まれ、最高のゲレンデコンディションの中、グループに分かれて存分にスキーを満喫した。 |
地元食材の魅力知って 3月9日 大町で農家レストラン 県北安曇農業改良普及センターと、大町市の和食店「創舎わちがい」は3月9日、「一日農家レストラン」を、同店で開催する。大北地域の女性農業者約20人が、伝統の地元料理を提供。地域食材の魅力を再認識し、地産地消の拡大を目指す。会場では、地域の家庭で食卓に並ぶ、野菜の持ち味を生かした料理を提供。市内酒蔵の酒かすを使ったかす汁や地元米のごはん、野沢菜を使った料理などが、バイキング方式で出される。同店の渡邉充子代表は「地域で受け継がれた知恵と、農家が丹精込めて作った食材を生かした料理は、ごちそうなのでは。大北各地域の個性をゆっくりと味わってほしい」と話した。 |
●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.