2010年2月28日(日)付


音楽練習の成果披露 大町北小 ブラスバンドと合唱コンサート
 大町市の大町北小学校ブラスバンド部(27人)と同合唱団(31人)の合同コンサート「北小B&C楽しいミュージックコンサート」が27日、大町市文化会館で開かれた。両部ともに4年生から6年生の児童が参加し、日ごろ練習を積み重ねた合奏、合唱を披露した。平日、休日を使い練習に励んできた。ことし、初めて文化会館で合同のコンサートを開いた。ブラスバンド部は「ひょっこりひょうたん島」や「マンマ・ミーア」「マイサンシャイン」など誰もが知っている曲を演奏。合唱団は「COSMOS」、手話を使いながらの「翼をください」など披露した。訪れた保護者や友人らは静かに耳を澄ませ、曲に聞き入っていた。
冬季閉鎖終え営業 白馬おびなたの湯
 冬季閉鎖していた白馬村の白馬八方温泉「おびなたの湯」が、27日から早春営業を再開した。残雪に囲まれた開放感あふれる露天岩風呂で、スキー客らが雪景色と入浴を楽しんでいる。 同施設は同村の松川沿いを八方から猿倉方面へ向かう途中にある、日本一の高アルカリ泉質を誇る白馬八方温泉の源泉。巨大岩を使った野天岩風呂で、白馬連山を間近に仰ぎながら入浴できる、野趣あふれる秘湯として知られている。 登山客や観光客に人気が高く、早春営業は毎年この時期に、山スキーを楽しむスキー客らが訪れてにぎわう。
楽しく簡単な体操 小谷親子ふれあい教室
 小谷村公民館と村住民福祉課は26日、同村保健センターで親子ふれあい教室を開いた。同村で接骨院を営む太田直幸さんが、親子でいっしょにできる簡単な体操を指導。多数の親子らがスキンシップを深めながら楽しく体を動かした。 太田さんは「小さなころから積極的に運動をすることが、健康な体づくりの基礎をつくるとともに、脳の発達を促す」と話し、飛んだり跳ねたり横になって遊ぶといった運動を指導した。
雪解け キノココマ打ち 小谷 間伐原木で特産品
 深い雪に包まれていた里山も雪解けが進み、小谷村でも本格的な農作業シーズンを待ちわびるころとなった。これに先がけて、同村の農家では、原木キノコのコマ打ち作業が始まっている=写真。 原木キノコは山間地の特色を生かした里山と森林の保全と、地産地消の推進・振興を目的に、同村では村を挙げて栽培普及に積極的に取り組む。栽培農家も年々増え、この時期の作業風景は、小谷の厳しい冬の終わりを告げる風物詩ともなっている。
折弁王者≠ェ歌声披露 大町常盤で高齢者交流会
  大町市常盤のボランティア団体「ゆずりはの会」(中島節子会長)は27日、高齢者の交流会を上一公民館で開いた。地域の子どもの活躍に親しんでもらおうと、第15回折弁カラオケグランドチャンピオン大会で優勝した、中学2年生・平野泰成君(14)を招き、コンサートを開いた。会場では、地域のお年寄り約100人が来場し、平野君が「千の風になって」や「信濃大町の歌」など5曲を熱唱。来場者のなかには会場に響く歌声に、涙をぬぐう姿もあった。同会は毎年、地域住民の親ぼくを図ろうと、「おはぎ会」として交流会を開催。会員が約10升のもち米を使い、手作りのおはぎなどを振る舞った。
あすレストラン再開 道の駅おたり 改修終え
 小谷村の道の駅おたりで、リニューアル工事が進められていた同施設のレストランの工事がこのほど完了し、3月1日からオープンの運びとなった。新レストランの名称は「鬼の厨(くりや)」。古民家を生かした造りで農家の原風景を再現。「地域素材にこだわろう」をコンセプトに、地産地消を基本とした郷土料理がメーンのメニューを提供、同村の新たな魅力発信と地域農業の活性化に一役買いそうだ。
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