新園舎に愛着を 小谷 園児がフェンス塗装

 小谷村保育園の年中園児22人は5日、完成間近となった新保育園入り口に整備される木製フェンスの塗装作業に参加した。新保育園は、地元産はじめ県産材をふんだんに使うことで、木のぬくもりが感じられる整備をコンセプトとしている。園児に地元産材使用を実感してもらうとともに、来月から通うことになる新保育園に愛着を持ってもらいたいと村と県が企画した。
 塗装作業は既存保育園の遊戯室で行った。園児たちは、長さ1b幅10aの地元産スギ板約60枚に、着色保護塗料をはけを使いながら丁寧に塗っていった。
「実学」 白馬塾が閉講 地域愛の心 継続望む声

 平成19年から毎月1回開催されていた、白馬村公民館(太田敏彦館長)の生涯学習公開講座「白馬塾」が3日、3年間のすべての講義を終えて閉講式を迎えた。
 最終回は閉講式とともに、池田町在住で中信教育事務所・生涯学習指導主事の矢口高士さんを講師にワークショップを行い、これまでの白馬塾の検証と今後の公民館の生涯学習のありかたを考えた。
物作りの技手に巣立つ 池田工で卒業式

 池田町の池田工業高校(本間秀明校長)は5日、第47回卒業証書授与式を開いた。卒業生108人が、3年間の学校生活を通して身に付けた、物作りの技能を手に、社会に巣立った。
 会場では、家族や在校生、教職員が見守るなか、機械科、電気情報システム科、建築科の生徒が入場。3学科から代表者が登壇し、真剣な表情で証書を受け取った。
 在学中、優秀な成績を収めた卒業生には表彰状が手渡され、資格試験などを数多く合格した生徒に、ジュニアマイスターの称号が贈られた。
写真展「信州の桜」 安曇野市の宮下さんサティで

 桜の季節を目前に日本写真協会員の宮下済雄さん(68)=安曇野市豊科=の写真展「信州の桜−6」が10日まで、安曇野市豊科の豊科サティ3階で開かれている。北信地域の桜を中心に満開となった桜と自然の風景を収めた作品36点を展示している。
 長野市、上田市、白馬村など各地の桜の知られざる名所を収めた写真が並ぶ。菜の花や北アルプスなど自然の風景と桜をあわせて色鮮やかななかにも温かな桜の美しさを表現している。
こころの叫びに耳傾けて 自殺防止ワークショップ 大町保健福祉事務所
 県大町保健福祉事務所は4日、自殺防止ワークショップ「こころの声を聴く」を大町市の大町合同庁舎で開いた。相談活動にボランティアで取り組むNPO国際ビフレンダーズ・東京自殺防止センターを創設した西原由記子さんを講師に、死を選ぼうとする人に対してそれぞれができることを学んだ。
 国際ビフレンダーズは、自殺を考え悩む人に感情面の支えを行うボランティア団体。世界40か国で3万3000人、国内5か所で活動している。「ビフレンダー」は、助けを求める人の一時の友人となり、感情に寄り添うことで支えていく。自殺者の減少と、「人々が自分の感情を理解し、他の人々の感情を認め合える社会」を目指している。

2010年3月6日(土)付


成長ぶり振り返る ひよこクラブ閉講式

 未就園児親子を対象に開く、大町市平公民館(傳刀孝男館長)の親子教室「ひよこクラブ」で5日、21年度閉講式が行われ、近隣のしらかば保育園の年長児との交流や大型絵本の読み聞かせを楽しんだ。1年間の活動写真のスライドショーとサンドイッチの会食で今期活動の締めくくりとし、子どもたちには修了証が贈られた。
 最終回は、20組の親子が参加し、恒例となった「スライドショー」で、1年間を振り返った。母親たちは、遠くはない過去の子どもたちの姿に目を細めながらも、ひざに座るわが子の成長ぶりを改めて感じながら、思い出を語り合っていた。
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