2010年3月13日(土)付


花のスイーツどうぞ 松川村 じゅうたん祭り
松川村恒例の「花のじゅうたん祭り」でことし、パンジーやビオラを材料に使った、スイーツが初めて販売される。3万株で彩る地上絵だけでなく、来場者に香りと味覚で春を満喫してもらい、「花の村」をアピールする。スイーツは、村内のケーキ屋くまさん家、中島製菓店、ナカヤマ製菓店、スノーベリーの4店舗が製作に協力。和・洋と各店舗の特色を生かし、花をあしらったスティックケーキやどら焼き、まんじゅう、花のエキスを使ったジェラートの4種類を用意した。2日間に分け、数量限定で販売する。
地産地消普及学ぶ JA大北女性農業大修了式
 農産物について学ぶJA大北の女性農業大学(学校長=西山隆芳代表理事組合長)第3期生の修了式が12日、大町市のJA大北本所・アプロードで開かれた。同大学で地産地消など農業について学んできた15人の学生が2年間の講義課程を修了した。平成20年3月から月に1度、北安曇農業改良普及センター課長補佐の矢島悦子さんを中心講師に地元の食材を使った実習や視察研修、農業体験などの講義を受けた。地元の農産物を知り、加工する技術を身につけながら仲間づくりをしてきた。修了後はそれぞれが新たにグループをつくり活動などを続けていくという。
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3月の一覧
リフレーミング体験 松川 桃太郎教室で母親向けに
 次年度、入園を控えた子どもとその保護者を対象に開く、松川村公民館家庭教育学級、「桃太郎教室」は12日、本年度最後の活動となり、母親向けの講座を開いた。否定的な見方を前向きに評価する「リフレーミング」体験で、自身が思う短所を他人から長所で伝えてもらったり、自己紹介のようすで、良い所を探し出してもらうなど、自分を再発見する場となり、今の自分に自信をつけた。今回は、来月入園を控えた母親が抱える不安の一つ「人間関係」に注目。子どもの成長とともに、地域や社会で多くの人と接する機会が増える保護者が、人間関係でつまずかないための手段として、「リフレーミング」を取り入れた。他人の長所を評価し、自分もほめてもらう事で、相手を認める意識を高めた=写真。
列車事故防止で感謝状 小谷駐在所の伊東さんJRから
 大町署小谷警察官駐在所勤務の伊東正明巡査部長はこのほど、大糸線付近での土砂崩落による異常に気付き、列車事故を未然に防いだとして、JR西日本金沢支社(荻野浩平支社長)から感謝状を受けた。19日付で飯田警察署への異動が決まっている伊東巡査部長は「小谷での最後に地域の安全を守る大役を務められたことを誇りに思う」と話す。 伊東巡査部長は先月28日午後4時40分ころ、小谷駐在所東の姫川沿いを走る大糸線レール下部が幅約5bにわたり崩落していることに気付き、JR南小谷駅に通報し、運転停止を求めた。 小谷地域は火山噴出物堆積(たいせき)層が多く、ゆるい地盤であることを把握していた伊東巡査部長。「異変に気付くことができたのは小谷に勤務した5年の経験」と振り返った。 JRは報告を受け運行を停止し、早急に復旧工事を開始し、翌3月1日午後3時、運転再開となった。JR西日本は、通報が遅れていれば大惨事になったことは必至。と伊東巡査部長の早期発見、的確な行動に感謝。4日に同社役員が小谷駐在所を訪れ感謝状を手渡した。
分別徹底呼びかけ ごみ減量化コーナー
 白馬村環境課は12日、ごみ減量化を周知するコーナーを庁舎内村民ホールに設置した。同村のごみ排出量の数値などを示しながら分別の徹底を呼びかけている。 コーナーは、村ごみ減量化推進懇話会からの提案もあり設置。同村や周辺市村とのごみ処理広域化計画で高まったごみ減量化に向けた機運の持続や、村全体の取り組みに押し上げたいとの願いを込めた。 コーナーでは、プラスチックやペットボトル、燃えるごみなど、分類別に分けたごみ箱を実際に並べながら、ごみやリサイクル物の出し方Q&Aなどを掲示。家庭用生ごみ処理機や堆肥(たいひ)化にかかる費用を示すなど家庭での生ごみ処理も推進する。 白馬山麓(ろく)清掃センターに集まるごみのうち、観光宿泊施設からのごみが多くを占めていることから、宿泊業者に対して、客室内からの分別徹底への協力も呼びかけた。
利用減 ダイヤ改正で廃止 大糸線あずさ6号に花束
JR信濃松川駅で12日、松川村民らでつくる「信濃松川駅を愛する会」(山崎康憲会長)が、ダイヤ改正に伴い大糸線で運行が廃止される、特急スーパーあずさ6号の運転士らに、感謝の花束を贈った。あずさ6号は松川駅午前7時22分発、上り列車。同駅で唯一停車する特急で、東京などへの足として住民に親しまれてきた。少子高齢化の影響などで利用率が落ち込み、13日の改正ダイヤで大糸線から姿を消す。駅ホームでは会員約20人が、「あずさ6号ありがとう」の横断幕を手に列車を出迎え。わずか約1分という短い停車時間に信濃大町駅の中村宏文駅長、列車から降り立った運転士と車掌の3人に、感謝の気持ちを伝えた。 同会は平成16年の発足以来、大糸線沿線地域の振興を目指し、同駅での特急停車や利用促進を呼び掛けてきた。平成17年12月10日、松川駅に初めて特急が停車した際、多くの地域住民や会員が詰めかけ祝ったという。