2010年3月17日(水)付


シーズン最後の熱戦 大町市教育長杯ゲート大会
 大町市ゲートボール協会(川上善夫会長)は16、17の両日、第16回市教育長杯ゲートボール大会を開いている。同協会の年度の最後を飾る大会に、市内17チーム約70人が熱戦を繰り広げている。初日の16日は予選リーグ戦が行われ、午前中は2コート8チーム、午後は2コートで7チームがプレー。快音を響かせ、チームワークを生かした頭脳プレーでしのぎを削った。17日は各コートから2チームの計8チームが出場し、決勝リーグを競う。
松川村議選 24年ぶり無投票当選 「地区推薦型」残す 女性は4人
 任期満了(3月24日)に伴う松川村議会議員選挙は16日、告示された。立候補届け出締め切りの午後5時までに届け出たのは、定数と同じ12人で、24年ぶり2回目の無投票で当選者が決まった。
 当選したのは、現職10人と新人2人。共産党1人のほかは無所属。男性8人、女性4人で、村政始まって以来最も女性の占める割合が高い。矢口あかねさんは同村の女性議員最年少での当選。
昭和61年以来の2回目の無投票となった。地区推薦型選挙の色を残した中で、現職の進退表明が間際までずれ込み、新人擁立の動きが見えず、12人による選挙構図は最後まで変化することはなかった。村内には急を要する課題が少ないことや、定数を5人上回る激戦だった前回選挙の反動もあり、低調ぶりが際立った。
伝統の猫つぐら完成 常盤公民館わら工芸講座
 大町市常盤の常盤公民館(高橋敬治館長)の、わら工芸講座が27日、最終回を迎えた。2月末からの全6回に17人が参加し、猫の住まい「猫つぐら」とわらの座布団「円座」に挑戦。同地区須沼つぐら部会(曽根原寿実会長・8人)の指導で完成させた。初体験の参加者は、基本となるわらの編み方から始めた。仕上がりの大きさや形を想像しながら編み込む作業を一心に進め、力の入れ具合などのコツを徐々につかんだ。完成間近になると、余裕と安どの表情を見せ、互いの作品を見せ合ったり、制作過程を振り返りながら、愛猫が入るのを楽しみに作業に打ち込んでいた。
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医学部進学を推進 高校生 安曇病院で現場体験
 県内の医師不足の解消を目指し、高校生の医学部進学を推進する「信州大学医学部地域医療推進学講座」の高校生医療現場体験セミナーが16日、池田町の厚生連安曇総合病院で開かれた。松本深志高校、長野高校、木曽青峰高校の1、2年生18人が参加。生の医療現場を体験し、理解を深めた。同講座は県内の医師不足の現状を調査し、医師の県内への定着促進や医学教育など医師供給システムを構築するため、平成21年4月に県寄附講座として開設された。県内高校生の医学部進学を推進するため、今年度は県内4か所の病院で行っている。同病院で同講座を受け入れるのは初めて。
1日限りの戦い傘の花 「無投票残念」と村民
 村役場の立候補届け出会場では朝から、各派の代表が詰めかけ、午前8時半の受け付け開始とともに、届け出順を抽選。申請書類を村選挙管理委員会に提出した。 あいにくの雨模様のなか、各派の選挙事務所で出陣式が行われ、選挙カーに乗り込んだ候補者が、傘をさした支援者たちに見送られながら出発、各地区を遊説して回った。選挙ポスターの掲示板に候補者12氏の顔が並び、1日限りの選挙戦が行われた。 村内の男性は「意欲的な人が立候補する選挙で、無投票となったことは残念。村政は順調に見えるが、当選者に観光振興など村の活性化に向けて、がんばってもらいたい」と話した。