遊びから育てのコツ 小谷 おもちゃで読み聞かせ

 小谷村公民館と小谷村図書館は19日、同村役場で子育て支援・読み聞かせ講座「おもちゃで楽しむ読み聞かせ」を開いた。村内在住の千国日出子さんが折り紙を使った童話の読み聞かせと、簡単にできる工作を指導。多数の親子連れらが参加して、楽しい遊びの中から子育てのコツを学んだ。
 童話「オオカミと7匹の子ヤギ」に登場する動物たちを、折り紙と割りばしを使って紙人形で作り、絵本の読み聞かせを行った。
通いなれた園舎巣立つ りんどう幼稚園で節目卒園式

 春の訪れを感じる季節、卒業式や卒園式が各地で盛んに行われている。大町市平のりんどう幼稚園(西沢弥恵子園長)では19日、卒園式が行われ、健やかに成長した20人が、先生らに別れを告げ通いなれた園舎を巣立った。
 園生活の節目を迎えた子どもたちには、生年月日や通園年数などが記された修了証書が贈られ、西沢園長が一人ひとりの長所や特技などを一言添えて手渡した。
自立に向け門出祝う 安曇養護学校で卒業式

 池田町の安曇養護学校(布山清保校長)は19日、平成21年度卒業式を開いた。中信地域から集った、小学部と中学部、高等部の児童・生徒39人が卒業し、自立や社会参加に向けた門出を祝った。
 式典では、家族や教諭らが見守るなか、教諭に手をひかれた児童や、スーツに身を包んだ高等部の生徒ら、卒業生が入場。布山校長が、一人ひとりに激励の言葉と卒業証書を贈り、生徒のなかには目元を指先でぬぐう子どももいた。
県内230人弓士集中 穂高神社で奉射祭大会

 穂高神社奉射(おびしゃ)祭弓道大会がこのほど、安曇野市の穂高神社弓道場で開かれた。県内の高校生から一般まで230人が参加し、的めがけ集中して矢を放っていた。
 同弓道大会は、五穀豊穣など願う穂高神社祭事・奉射祭に合わせ毎年、開催している。ことしで70回目を迎え、県内でも歴史ある大会として知られ、多くの参加者がある。
受験生に喜びの春 公立高校 携帯メールで“サクラサク”

 県内の公立高校で19日、平成22年度後期選抜試験の合格者が一斉に発表された。寒かった前夜から一転し春の日差しの中、各学校では合格者の受験番号が掲示板などに張り出され、合格者の笑顔があふれ歓喜の声が響いた。
 大町市の大町高校や大町北高校には朝から多くの受験生や保護者らが訪れ、午前8時半の発表と同時に張り出された合格者番号を探し出した。合格した受験生たちは「(番号が)あった!」「やった!」などの歓声で喜びを表し、携帯電話に内蔵されたカメラを向けて撮影し、電話やメールで家族などに合格を報告する姿が各地で見られた。

2010年3月20日(土)付


作陶通じ成長の1年 大町市老人陶芸の家閉講

 大町市老人陶芸の家(腰山馨会長・47人)の本年度閉講式が19日、同市東町の同陶芸の家で開かれ、1年の締めくくりとして、制作した作品を並べ全員で鑑賞した。
牛越徹市長は「作陶を通じて創作の尊さや喜びを感じ、自身が成長していることを見いだせる。一歩ずつ高みに登ってこられたと思いますが、1年間の努力に敬意と感謝を申し上げます」とあいさつ。開講した全84回に参加した小林秀作さん、明景きゑ子さん、小日向慶子さんの3人に皆勤賞を贈った。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

3月の一覧