2010年3月27日(土)付
7回目の寅年同級会 旧平小学校さわらび会 大町市平の旧平小学校(〜昭和52年)の昭和14年度卒業生同級会「さわらび会」が26日、大町温泉郷の立山プリンスホテルで開かれた。寅(とら)年生まれを中心に、寅年を7回経験し長い時代を生きてきた同級生20人が集まり、思い出話に花を咲かせた。「さわらび会」の名は万葉集の志貴皇子(しきのみこ)の歌からとった。平地区の豊かな自然環境を感じさせ、みんなの元気とつながればと命名された。5、60年前から毎年1回集まっている。集まった同級生らは大正、昭和、平成と激動の時代を思い返し、感慨に浸りながら「これからもがんばっていこう」と誓い合った。 |
花じゅうたん祭り きょうから松川の春彩る 松川村の春を彩るイベント、花のじゅうたん祭りは27、28の両日、道の駅「寄って停まつかわ」で開かれる、実行委員会などが26日、会場の準備を行い、3万ポットのパンジーやビオラを並べる手作業に、汗を流した。商工会や老人クラブ、村役場などから約50人が参加。村内7団体が生産した花が、トラックに積まれ村内各地から次々と運び込まれた。参加者がチョークで描かれた下絵の上に次つぎとポットを並べ、「一休さん」やトラなどを描いていった。 イベントでは、米粉を使ったパンや色鮮やかな花ずし、初企画のビオラを材料に使ったスイーツなどを販売。初日の午前7時半〜10時半には、上空約30bから花々を見下ろす熱気球体験イベントも実施する。 |
初の図書館寄席盛況 風まんだらが古典落語 池田町 池田町図書館(中山俊夫館長)は25日、初の試みとなる「はるやすみ図書館寄席」を同館で開いた。松川村で活動する落語会「まつかわ落語会・風まんだら」(宮澤敏会長)が数席の古典落語を披露。合わせて約60人が訪れ、巧みな話術に笑いに包まれていた。同企画は図書館に親しんでもらう機会を増やしたいと開かれた。午前中は子ども向け、午後は大人向けの席として披露された。 |
きのこの里づくり模索 小谷で栽培体験発表会 小谷村のキノコ生産者で作る「小谷地区きのこ部会」(見田勇治会長)は25日、同村のサンテインおたりで初の「栽培体験発表会」を開いた。多数の会員が参加して、栽培の体験や問題点を話し合い、「きのこの里づくり」に向けた地域活性化の道を模索した。 同村の各地でマイタケやナメコの原木・菌床栽培をしている11人の生産者が、栽培や収穫、販売に至る過程のそれぞれの苦労や工夫点を発表。「豊作年の次年度も同じやり方で培養したら全部失敗した」「最近は種菌を植え付けてもキノコが発生しにくくなっている」など、キノコ栽培に適した環境づくりの難しさについて多数の意見が出された。 |
●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.