2010年3月28日(日)付

ルームコロン作り体験 アロマテラピー講習会 池田創造館
 池田町創造館で25日、同館初めてのアロマテラピー講習会が開かれた。町内外から12人が参加し、フェイシャルシャワー体験やアロマオイルを使ったコロン作りなどアロマを堪能した。社団法人・日本アロマ環境協会のアドバイザー佐々木温美さん=池田町会染=が指導。顔にアロマオイル入りのお湯からあがる湯気をあてる「フェイシャルシャワー」を体験。ラベンダーの香りがする蒸気をタオルで逃がさないようにしながら香りを楽しみ参加者は「肌がしっとりする」「時間によって香りが変わる」などと効果を実感していた。

DCに備え山小屋風 大町駅改装9月完工
 JR信濃大町駅の改修工事が26日、始まった。JRグループの大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」(DC)を前に、黒部ダムやアルペンルートの出発点として、「山小屋」をイメージした外装に生まれ変わる。 同駅舎は旧しなの鉄道時代の大正5年に開業以来、一部を改装、改築しながら使用してきた。今回も既存の建物を生かしつつ、2階をなくして木造平屋建てとし、旧待合室に観光案内所を設置、コンコースの一部を待合室やそば店へ改装するなど、観光客を迎える準備を整える。 工事は北側の外壁や待合室から実施し、安全確保の囲いを張り巡らせた。4月いっぱいで解体作業を行う。5月の大型連休や8月の夏休み期間の工事は避け、待合室は6月下旬には使えるようになり、9月にすべての工事を終える。
恒例 春模様鮮やかに 松川で花じゅうたん祭り
 松川村の春恒例、花のじゅうたん祭りは27、28の両日、道の駅「寄って停まつかわ」で開かれている。村内外からの家族連れなど多くの来場者が、3万ポットのパンジーやビオラで描かれた、地上絵などを楽しんでいる。 初日は青空の下、約900平方bの会場に、「一休さん」やえとにちなんだトラなど、色鮮やかなが図柄が並び、来場者が一面に広がる花の魅力を堪能。高所作業車や熱気球が設けられ、カメラマンが上から見下ろす、巨大なキャラクターを撮影していた。会場では、ことし初めて企画された、花を使ったスイーツなどの模擬店も出店。パンジーをあしらったどら焼きやまんじゅう、ケーキに人気が集まった。
早くもミズバショウ 美麻静の桜公園で咲く
 大町市美麻大塩にある、静の桜公園に植えられているミズバショウが咲き始めた=写真。北アルプス山ろくには、大町市の居谷里湿原、宮の森自然園、黒沢高原、白馬村落倉自然園、小谷村栂池自然園などに群生地があり、4月中旬から6月にかけて花が咲く。静の桜公園には数十株が植えられていて、他の群生地に比べ、毎年1か月以上早く花を開く。ことしも3月中旬の暖かさで開花し始めたが、その後の冷え込みで霜害を受けたためか、花を包む苞(ほう)の部分が黒ずんだものが目立つようだ。
一線の俳優手ほどき 劇団四季セミナー市民参加
 劇団四季の俳優から演劇技術を学ぶセミナーが27日、大町市文化会館で開かれた。市内の合唱団や保育士ら約30人が参加し、発声練習やコーラスなど通じて、一線で活躍する役者たちとの交流を深めた。同劇団ミュージカル「はだかの王様」の劇中歌の一節を参加者を交え歌い上げた。講師を務めた役者たちは「ブレスポイントを間違えないように」などとアドバイスしていった。 参加者からは活発な質問もあがり、役者たちは、ストレスを抱えていると声がでないことや、気道を開けることなど発声で心がける点を伝えていった。 同セミナーは、毎年、市内で公演している劇団四季ミュージカルに合わせ開催されている。劇団スタッフは「劇団の山荘や演劇資料館が大町にあるなど、縁が深いことも感じながら、ミュージカルを身近に」と呼びかける。
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