2010年4月6日(火)付


「希望、夢の花を」 50周年の大町一中入学式
 ことし創立50周年を迎える大町第一中学校(五十川崇校長)で平成22年度の入学式が行われた。初めて着用する制服を身につけた、4クラス128人の新入生が教育委員会の入学告示を受け、青春時代ともなる中学校生活への期待を胸に新学期をスタートした。新入生たちは緊張した面持ちで入場。校長や来賓の祝いの言葉に耳を傾け、新しい生活への期待を膨らませた。校歌斉唱では、先輩たちのリードでたどたどしいながら声を合わせていた。
ランドセルに笑顔 小谷小入学式26人初登校
 白馬と小谷村の小中学校で5日、入学式が行われ、新入生が希望に満ちた新生活のスタートを切った。このうち開校5年目の節目を迎えた小谷村の小谷小学校では、男子18人、女子8人の新1年生26人が真新しいランドセルを背負い、保護者に手を引かれて笑顔で初登校した。 6年生から胸に祝いのリボンをつけてもらい、新1年生は上級生や教職員、来賓・保護者らの温かい拍手に迎えられて入学式に臨んだ。 三ツ井仁校長から一人ひとりの名前が呼ばれると、大きな声で「はい」と元気に返事をし、「交通事故に気をつける」「大きな声であいさつや返事をする」と2つの約束を交わした。 上級生は「皆さんの入学をとても楽しみにしていました。いっしょに仲良く遊びましょう」の、呼びかけの言葉と歌で新しい仲間の入学を歓迎した。 式後は教室で初めてのホームルームが行われ、新1年生は担任教諭の話に耳をかたむけながら、これからの学校生活に胸をふくらませていた。
夢の郷 桜シーズン 大北トップ 15日から祭り
 池田町陸郷の夢農場一帯に広がるサクラの名所「夢の郷」に、大北地域のトップを切ってサクラシーズンが到来した。5日には、フユザクラなどがかれんな花を咲かせた。ヒガンザクラなどのつぼみも膨らみが増し、今月中旬から下旬にかけ、一面、サクラ色に染まりそうだ。15日からは「夢の郷サクラ祭り」が始まる。 夢農場周辺は、水野龍二農場主が20年以上にわたりサクラの植栽を続け、これまでにオオヤマザクラやソメイヨシノなど十数種類約3800本が植栽され、シーズンには県内外から多くのファンでにぎわう。「小鳥のつくった桜の郷」としても親しまれている。
教科書に興味津々 大町北小で入学式
 大町市の大町北小学校(丸山峯男校長)で5日、22年度入学式が行われ、76人の児童が期待を胸に入学した。真新しい洋服姿にピカピカのランドセルを背負い、6年間の小学校生活をスタートさせた。体育館で行われた式典では、上級生や教師らが緊張した様子の新一年生を迎えた。新しい友達と手をつなぎ入場する新入生を、保護者らはほほ笑みながら見守っていた。3クラス編成でスタートした子どもたちは、教室の机に準備された教科書などに興味津々の様子で、手に取り眺めたりとうれしそうな表情を見せていた。保育園や幼稚園からの友達との会話に、式の緊張もほぐれたようすだった。
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4月の一覧
防災新体制で始動 大町市消防団が総会
 大町市消防団(福島佐智夫団長)は4日、辞令交付式と総会を市役所で開いた。各団長や副分団長に辞令が手渡され、新体制で今年度の活動をスタートさせた。今年度は6月20日に大町市ポンプ操法・ラッパ吹奏大会を実施。7月4日に小谷村で開く大北大会、8月1日に塩尻市で開く県大会に向け、技術を鍛える。9月には地震総合防災訓練や市長観閲式、11月に秋季消防総合訓練、来年1月に文化財防火訓練などを行う。消防学校操法科に小型6人、ポンプ車6人、訓練礼式科に7人、ラッパ科に2人、幹部科に2人、女性消防隊科に2人が入校する。教養講話では、今年度の運営方針が説明された。団員の高齢化に伴う新入団員の確保や、実態に合った定数制度、団の行事の見直しなどの課題を抱えているとし、伝統を守りつつ合理的に改革を考えたいとした。地域を守る社会貢献に取り組む消防団活動から自己を修練し、「成せば成るの精神で災害のない明るい郷土をつくろう」とした。