2010年4月11日(日)付


緑の制服で街頭啓発 大町安協少年団スタート
 大町市内の4年生以上の児童でつくる大町地区交通安全協会交通少年団は10日、新入団員16人を加え、今年度の活動をスタートした。同日は、春の全国交通安全運動に合わせ、上橋北側のチェーン着脱所で街頭啓発活動を行い、ドライバーたちに安全運転を呼びかけた。 交通少年団トレードマークの緑色の制服を身にまとった団員45人が沿線に並び、停車する運転手たちに「安全運転を心がけてください」などと声をかけながら啓発チラシやポケットティッシュを配っていった。
散策路の除雪作業 白馬村 福寿草まつり控え

 白馬村佐野の姫川源流自然探勝園で、17日から行われる「第15回福寿草まつり」の開催に向け準備が進んでいる。このほど、散策路の除雪作業が行われた。昨年の暖冬とは対照的に、ことしは一帯に残雪が多いことから、来場者の足場を確保するための作業。実行委では最小限の除雪作業に抑え、自然の雪どけと開花を待ちたいとしている。
ハーブセンター新装 オープン初日から盛況 池田町
 指定管理者制度により今年度から鰍トる坊市場(大出美晴社長)が管理運営する池田町ハーブセンターが10日、リニューアルオープンした。新体制での運営に期待が集まるなか、オープン初日から多くの住民が詰め掛ける盛況ぶりとなった。 開店前には神事やテープカットなどが行われた。大出社長は「ハーブセンターがますます発展していくよう、これからも力を貸していただきたい。企画力などにおいても不足な面が多々あるかと思うが、従業員一丸となって進んでいきたい」と決意を語った。
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4月の一覧
食で守る自らの健康 大町市食改推進協が総会
 大町市食生活改善推進協議会(白沢千代子会長)は9日、今年度の総会を大町市中央保健センターで開いた。市内6地区の食改が一堂に集い、健康づくりの基本としてより良い食生活を広めようと取り組む新年度事業計画などを決めた。22年度の事業計画では、「私達の健康は私達の手で」をスローガンに、野菜を多く食べられる料理や地域食材を使った料理、食事バランスガイドなどを重点テーマに、地域に広めようと取り組む。事業には、食育教室や全体研修会などを盛り込んだ。昨年度は6地区合同の料理講習会で「冬のおもてなし料理」を学んだり、県のはつらつヘルスメイト講座に参加するなど活動した。総会では、野菜を多く摂取できる料理の例としてサラダ寄せやヨーグルトコールスローを試食。市内のシンセサイザー奏者・影武者のコンサートを楽しんだ。
「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」の開催を今秋に控え、成政役をJR東日本長野支社の久保田穣支社長が務めた。さゆり姫にふんした、大町レディースの傘木聡子さんは、各会場で交通機関の運転手らに花束を贈った。シーズン中の無事故と多くの入り込みを願って、快晴に恵まれた黒部ダムで安全祈願祭を開催。黒部平では「さらさら越え」の伝説になぞらえ、武者行列が同市平野口の住民から出迎えられ、成政の埋蔵金を受け取った。 アルペンルートは17日、扇沢駅から富山県の立山駅まで36・6`が全線開通し、15b以上の雪の壁を眺める「立山・雪の大谷ウオーク」が開催される。黒部ダムは、ダム右岸の展望ステージがバリアフリー化され、車いすの利用者でも迫力ある展望が楽しめるようになっている。信州DCのプレイベントとして9月には、大町市と姉妹都市の立川市の市民を対象に、感謝月間を設ける。扇沢駅から室堂までの区間で運賃割引のサービスを実施する。大町市では信州DC期間中、市内の観光関係団体や関西電力などが連携し、「秋づくし」としてイベントや味覚など、地域の魅力をアピールする。
北アに春山岳観光シーズン アルペンルート開通祝う 青空の下 佐々軍団勝ちどき
北アルプスを貫き、大町市と富山県を結ぶ観光ルート「立山黒部アルペンルート」は10日、扇沢駅から室堂まで、12・3`が開通した。オープンカーニバルで、武者行列などさまざまなイベントや安全祈願祭で本格的な山岳観光シーズンの幕開けを祝った。冬の北アルプスを踏破した、戦国武将・佐々成政の伝説を模した武者軍団には、全国からの公募で集まった住民や地元関係者ら33人が参加。刀やよろいを身に着けた武者らが、JR信濃大町駅を起点に、扇沢駅、黒部ダム、黒部平の各会場をめぐり、勝ちどきを上げた。