2010年4月21日(水)付


愛称はアルプスプラザ 立川市に25日オープン
 大町市が25日、姉妹都市の東京都立川市にオープンする初の常設アンテナショップの愛称が、「信濃大町アルプスプラザ」に決まった。長期にわたって特産品や観光をPRし、大町市の認知度向上につなげる計画。公募していた愛称には、全国から延べ61通の応募があった。首都圏で大町市を覚えてもらえるように、市のイメージや独自性を感じられるものにしようと、秋田市と名古屋市からの応募者の案を元に、20日に決定した。オープン初日の25日には、午前10時半からオープニングセレモニーで、相澤文人副市長らがテープカットで祝う。11時から開店。営業は午後4時半までで、5月25日から午後6時まで営業する予定。アンテナショップは、JR立川駅から南に徒歩5分の商店街で、JA東京みどりが運営する農産物直売所「みどりっ子」に隣接する。通勤や通学の人通りが絶えない通りに観光ポスターやパンフレットを置き、大町市の認知度を高める。
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4月の一覧
ジャガイモ植え付け 松川農業小学校が初作業
 松川村の「安曇野松川農業小学校」(榛葉良行校長)で20日、本年度最初の事業、ジャガイモの植え付けが行われ、同村北保育園(松島幸子園長)の年長児58人が作業に参加した。「キタアカリ」と「メークイン」、それぞれ8`を3畝(うね)ずつに植え付け、豊作に願いを込めた。7月初旬に予定する収穫時まで、草取りをしながら成長するようすを観察していく。年長児らは、一列に並び、自分たちの拳大ほどの種イモを芽を上向きに置き、「おおきくなーれ」と土をかけた。「いっぱい取れたらポテトサラダで食べたい」、「ポテトチップがいいな」などと話し笑顔を見せていた。同園児たちが、同村農業委員会らの支援を受け作業する農業体験は、食物を育て収穫し、味わうまでの体験で、喜びと感謝を知る食育の一環で、5年目の取り組み。子どもたちの作業報告や収穫物などを通じて、親子のつながりを深めている。
五竜のカタクリつぼみ 群生地で29日から祭り 白馬村
 白馬村の白馬五竜かたくり苑で29日から「第15回白馬五竜かたくり祭りとヒメギフチョウ」イベントが開かれる。同苑には村花に指定されている希少なカタクリが、2fに20万株群生し、村の天然記念物に指定されているヒメギフチョウが舞い飛ぶ地として知られている。祭りを企画している褐ワ竜と白馬五竜観光協会の関係者は、貴重な自然環境と共生・保全しながらの観光振興をめざし、準備を進めている。 ことしは残雪が多く、群生地のほとんどが20a以上の雪におおわれている。それでも日当たりの良い斜面で一部雪どけを始めたところからは、カタクリの葉が力強く伸びているのが確認できる。カタクリは花をつける個体になるまで7年以上要すると言われ、2枚目の葉が出てから花をつける。一番早い開花を迎える入り口の斜面には、2枚の葉に包まれるようにつぼみをつけた株もあり、好天が続けば例年並みのペースで開花が進みそうだ。 29日は白馬五竜エスカルプラザでオープニングイベントが開かれる。
11氏出馬「観光再生」少数激戦 小谷村議選告示
 任期満了に伴う小谷村議会議員選挙(25日投開票・定数10)が20日、告示された。現職6人、新人4人、元職1人の計11人が立候補を届け出、少数激戦による5日間の短期決戦に突入した。村内には各候補遊説カーがめぐり、掲示板にも顔が並び、選挙ムード一色となった。 立候補届け出会場となった村役場101会議室前には朝から各陣営が集まりだし、受け付け開始時間の8時半前には全陣営が顔をそろえた。鷲澤捨男選挙長は「法令のもと、一人の違反者もなく、正しい選挙を」と呼びかけた。 届け出を済ませた陣営は腕章など選挙の七つ道具を受け取り、出陣式会場へと向かった。 各陣営の出陣式は自宅駐車場や地区集会所などで行われた。候補者は村基幹産業である観光の再生などを掲げるなか必勝を誓い第一声をあげ、支持者らに送られ、地元を中心に村内へと遊説に向かった。 期日前投票は21日から24日まで村役場101会議室で行われる。時間は午前8時半から午後8時まで。
人身事故は大幅減 春の運動期間中まとめ 大町署

 大町署交通課は春の全国交通安全運動(6日〜15日)期間中の管内の交通事故発生状況をまとめた。人身事故は3件(前年比4件減)、物損事故は30件(同2件減)で、昨年同運動期間中と比べ、人身事故は半分以下となった。同課は「運動が終わったからといって気を緩めずに安全を心がけてほしい」と呼びかけている。