2010年4月25日(日)付


地元の作品展示交流 おおまち街なかギャラリー
 大町市で創作の拠点づくりを通した中心市街地の活性化に取り組む「麻倉プロジェクト推進の会(小田時男代表)」と、市内や中信各地のクラフト作家でつくる「安曇野クラフトの会(廣川伊知朗代表)」は23日から、「信濃おおまち街なかギャラリー」を大町市中央商店街の特設ギャラリーや各店舗の計6か所で始めた=写真。5月30日まで、入場無料。「街へ行こう ギャラリーを見よう」をテーマに、地元の作家の作品展示を通して交流とまちのにぎわいにつなげる。市内や中信地域、長野市など近隣で、木彫や陶芸、金属や布作品など、さまざまな分野で活動するクラフト作家25人の作品500点が、各店舗に分散して展示されている。
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4月の一覧
指運動や体操実践 池田町保健補導員会が総会
池田町保健補導員会は22日、平成22年度総会を町保健センターで開いた。本年度の事業計画に、健診データをもとに生活改善を図る研修会を盛り込み、補導員が各地区で住民の健康づくりに生かす。総会では、勝山隆之町長が各自治会から推薦を受けた住民22人に、新たに補導員を委嘱。総勢46人が各地区の健康づくりのリーダーとして、自治会女性部や民生児童委員と連携しながら、啓発活動や研修会の企画・運営などを行う。
塩の道まつり控え準備 小谷地区実行委がのぼり
 かつて塩を運んだ古道・千国街道を巡る「第31回塩の道祭り」を間近に控え、舞台となる大北地域3市村では準備が本格化している。 小谷村では21日、地区実行委員会事務局が中心となり、開催を告げるのぼりを、ルート上に位置する集落や駅などに配布しながら、歴史に触れる恒例の祭典を、地域ぐるみで盛り上げるよう協力を呼びかけていった。 同村では近く、ルート整備なども進めるとしており、昨年を上回る参加に期待を寄せている。 塩の道(千国街道)は、日本海から塩や海産物などが運ばれ、信州と越後を結ぶ動脈として重要な道だった。越後の上杉謙信が甲斐の武田信玄に塩を送ったという戦国時代の美談でも知られる古道。 塩の道祭りは、5月3日から3日間の日程で行われる。各地で同イベントに合わせた催しもあり、小谷村では2日夜、「ことぼし」の明かりで夜道を巡る塩の道ナイトウオークを企画している。フォトコンテストもある。
絶景パノラマ写真展 大町山博で四季折々の山
 大町山岳博物館で24日から、特別展「山岳パノラマ写真展」が始まった。北アルプスなど県内を中心とした山々の絶景パノラマ作品約30点が展示され、来館者の関心を集めている。会期は5月30日まで。 同館を入った正面に飾られた、縦60a、横5bに及ぶ鷹狩山展望台からのぞむ作品は圧巻。北の白馬乗鞍から南東の八ケ岳連峰まで、200度以上にわたる雄大な景色が1枚の作品として存在感を示している。 展示作品は、松本市の写真店「フォトR」に集う県内の山岳写真家らが手がけたもの。臨場感を出すために半球体で展示。その場に居合わせている感覚で四季折々の山の姿が楽しめる。撮影者を迎えたギャラリートークは5月2日午後1時半から。
雨引山の春幕開け 松川村観光協トレッキング
松川村観光協会は24日、春の雨引山を歩くトレッキングイベントを開いた。併せて開いた有明山ろくの開山祭で、年間を通した無事故と多くの登山客の来場を祈願し、春山シーズンの幕開けを祝った。コースは、馬羅尾高原の林遊館を出発し山頂を目指す、標高差500b、距離約4`。稜線(りょうせん)沿いのなだらかな傾斜をのぼり、西側谷あいを下る。イワウチワやショウジョウバカマなど春の山野草を眺める、中高年に人気の行路という。同協会は、地域の自然に親しんでもらおうと、平成14年からトレッキングコースを整備している。毎年、春と秋に開くトレッキングに、県内各地から登山愛好家が参加し、多くのリピーターが訪れる。ことしは、県内各地から登山愛好家ら約40人が参加。若者から高齢者まで幅広い年代に応じて、約2時間半をかけてゆっくりと登山をした。