自由で平和な社会を 連帯掲げ大北地区メーデー
 労働者の祭典メーデーの1日、大北地区労働組合会議・連合長野大北地協の第81回大北地区中央メーデーと、大北地区労働組合連合会の第81回メーデー大北地区集会がそれぞれ大町市内で開かれ、雇用の確保や労働者の福祉を守る社会づくり、平和の実現を訴えた。
 第81回大北地区中央メーデー(実行委員長=山岸泰雄・連合長野大北地協議長)は、サン・アルプス大町で開いた。メーンスローガンを「働くものの連帯による『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を実現し、自由で平和な社会をつくろう」と掲げた。写真上
 第81回メーデー大北地区集会は大町文化公園で開いた。憲法9条改正の反対や、青年の正規雇用、医療制度・年金制度改善、大企業の内部留保の労働者への還元や食料自給率の向上を訴えた。信濃大町駅に向けてデモ行進し、格差と貧困の解消を訴え、アピールした。写真下
安曇野の空にこいのぼり 松川とんぼ玉博でGW催し

 松川村の総合レジャーランド「ハロー安曇野とんぼ玉博物館」で大型連休に合わせて5日まで、地場産品の売り出しなどゴールデンウイークイベントを行っている。
 1年間の感謝を込めて、「がんこおやじ」関連商品の決算セールとして、一部商品を半額から70l引きで販売。地場産品の直売やお楽しみ抽選会も開き、大骨董市では、鉄瓶や大皿、火鉢、中古ゴルフクラブなどが並んでいる。
絵画に親しみ魅力学ぶ 池田 北ア美術館高瀬中生招く

 池田町の北アルプス展望美術館(町立美術館・遠藤友麗館長)は30日、高瀬中学校の3年生を招き、名画の魅力を学ぶ講演会を開いた。開催中の展示会「世界の名画がやってくる」に合わせ、地域住民に絵画と親しんでもらおうと企画した。
 会場では、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や、ピカソの「ゲルニカ」などの複製画約30点を展示。集まった生徒ら100人が、誰もが知る名画を前に、遠藤館長から作品の歴史的背景や作者の心情を学んだ。
地域の魅力歩いて知って 北ア展望ウオーク参加募集

 池田町の第3回「いけだまち北アルプス展望ウオーク」は22、23の両日、町内を会場に開く。豊かな自然の中を歩くイベントはことし、町内全域にコースを拡大し、地域の魅力を参加者にアピールする。
 ウオーキングは、道の駅池田を発着する、町内南北に分かれた2コース。初日が南部を中心に、寺社仏閣や歌人・岡麓(おかふもと)宅など、歴史文化と触れ合う15・6`。高台から眺める田園や北アルプスを楽しむ、中之郷地区を新たにコースに盛り込んだ。
●プレイベントにぎわう 小谷 3日から「塩の道祭り」

 3日から大北地区で始まる「塩の道祭り」に合わせ、小谷村観光連盟は1、2の両日、前夜祭企画の「塩の道祭りプレイベント」を開いている。昨年を大幅に上回る100人余が参加する人気ぶりで、連盟では「プレイベントというよりも、第2の塩の道祭りとして定着したようだ」と盛況を喜んでいる。
 1日は「春爛漫の北の塩の道を歩く」と題し、祭りでは歩かない同村北部の塩の道のコースを歩くイベントが行われた。県内外からが約40人が参加して、新たな塩の道の魅力にふれた。

2010年5月2日(日)付


動物や風景題材に 山博で「春の写生大会

 大町市山岳博物館(宮野典夫館長)は5日まで、同博物館付属園の動物や園内の風景などを題材に描く、「春の写生大会」を開いている。ゴールデンウィークに合わせた恒例の企画で、園児から中学生の子どもたちが、自然の中で感性を生かしながら絵を描く楽しさを体験している。
 青空が広がり、周辺のサクラも満開となった1日、会場付近は花見や観光に訪れた人々でにぎわった。親子連れがクレヨンや色鉛筆片手に参加し、日ごろ、間近で見る機会の少ない動物の姿を画用紙いっぱいに描いていた。
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