2010年5月15日(土)付


節目の交流 姉妹校提携へ メンドシーノ訪問団出発
 大町市の姉妹都市・米国カリフォルニア州メンドシーノとの相互交流で、美麻小学校5・6年生27人を中心とした訪問団(団長=荒井今朝一教育長)は14日、米国に向けて旅立った。10回目となる節目の訪問で、美麻小中学校とメンドシーノK−8スクールが「姉妹校」の提携を調印する。
 出発式は美麻小中学校玄関前で開き、おそろいの赤いパーカーに身を包んだ団員が整列。児童を代表し田中理子さんは「いよいよ出発、みなさんに感謝を込めていってきます」とあいさつ。朝から多くの保護者やボラが訪れ、手を振って成田空港に向けて出発する児童たちを見送った。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

5月の一覧
女性向け健康増進 白馬村 ママさんフィットネス開講

 白馬村総合型地域スポーツクラブと白馬村体育協会は今月から、趣味・スポーツの輪を広げる健康スポーツプログラムを展開している。昼の部と夜の部の2部で、幅広い世代が自由に選べるさまざまなスポーツ教室を開催。ことしは女性向け健康増進プログラムを数多く設け、健康づくりをサポートしている。
 13日は「ママさんフィットネス」が開講した。同村でダンスやバレエを指導する中澤小百合さんと、横田美紀さんらを講師に、音楽に合わせて体を動かし、心地よい汗を流している。
海外手作り逸品並ぶ ギャラリーぬくもり染織展 安曇野

 安曇野市有明のギャラリーぬく森で14日から、アジアの染織展が始まった。シルク織物で世界的に注目されるラオス・サムヌア地方の作品を中心に、長年にわたり伝統を引き継ぐ手作りの逸品約500点が会場を彩っている。
 ラオスの女性が身にまとう伝統衣装の筒スカートや、手作りとは思えぬ細かい柄を表現したシルクのタペストリーなどが目を引く。インドやタイ、ネパールなど、アジア各国の夏服やバッグ、クロスなど染織品が展示されている。
ギフチョウ保護訴え 白馬北小3年がポスター

 白馬村は生物学的に貴重なギフチョウ・ヒメギフチョウの両種が分布境界線上に混生している、日本でも希少な地域。村では貴重な種を守ろうと、村指定の天然記念物に指定し、村を挙げて保護活動に取り組んでいる。
 白馬北小学校の3年生61人はことし、「白馬の郷土について知ろう」という総合学習の単元でギフチョウ・ヒメギフチョウの保護について理解を深めている。このほど児童たちは、図工の時間を使ってチョウの保護を訴えるポスターを制作した。
力強い走りに歓声 揺れる手作りこいのぼり 安曇養護

 池田町の県安曇養護学校(布山清保校長)で14日、恒例の「第22回こいのぼり運動会」が開かれた。生徒児童が手作りしたこいのぼりが揺れる校庭に元気な声を響かせながら、ゴール目指し力強い走りを披露した。
 子どもたちの興味や関心を持っていることを織り交ぜた障害物レースや玉入れなどが行われた。落ちることなく平均台を渡りきる子どもたちの姿に、保護者たちからは大きな拍手があがっていた。
 会染保育園の年長園児も応援に駆けつけ「頑張れ」などと声援を送っていた。
スズムシ元気にふ化 松川の村おこしこぶし会

 松川村の住民有志でつくる「村おこしこぶし会」(甲斐澤明会長)のスズムシが、ふ化の時期を迎えている。道の駅「寄って停松川」の飼育場では、体長2_ほどの幼虫が卵からかえり、ケース内を元気に跳ねまわっている。
 同会は「スズムシの里」をアピールし、地域振興につなげようと、同村の協力を得て約20年にわたり、成虫を全国へ発送している。6月上旬から受け付けを開始し、雄と雌6匹を詰めた400セット以上が、各地に巣立っていく。