ナラ枯れ被害未然に 小谷で殺菌剤樹幹注入作業 小谷村は28日、樹齢数百年のナラの巨木が点在する北野地区で、ナラ枯れ被害を未然に防ぐ、殺菌剤の樹幹注入作業を行った。被害が拡大しているなか、観光資源として注目が集まる巨木を守ろうと初めて実施した。 樹幹注入作業は、同地区の交流体験エリア「深山遊園 北野の郷」周辺で行った。村観光振興課農林係や大北森林組合などから4人が参加。樹齢300年ほどのナラの巨木6本の根元に、ドリルを使い等間隔で穴を開け、殺菌剤が入ったボトルを差し込んでいった。 |
寝食共に農業学ぶ 明大生 大北でファームステイ 明治大学農学部の学生が、大北地域で農業体験を行う、「ファームステイ研修」の受け入れ式が28日、松川村のセピア安曇野で開かれた。2年生11人が6月3日まで、地元農家と寝食を共にし、農業の現状と魅力を学ぶ。 ことしは、大町、池田、白馬、松川の4市町村のコメ農家や果樹農家など、6戸が学生を受け入れ。リンゴの摘果など各農家が、地方ならでは自然の魅力、農作業を学生に教える。 |
閏田チームが優勝 大糸タイムス杯GB大会 大町市ゲートボール協会(川上善夫会長)は28日、第18回大糸タイムス杯ゲートボール大会を大町市運動公園陸上競技場で開いた。市内各自治会から16チーム約110人が参加してリーグ戦で競い合い、息の合ったプレーで快音を響かせた。優勝は閏田チームが手にした。 本年度は雨天を懸念して予定から一日延期し、同日に開催。好天に恵まれ、北アがのぞくすごしやすい気候の中で、チームごとに力を合わせ、頭脳プレーを展開した。 |
生き生き笑顔3部門に 本社主催 家族の似顔絵入賞決定 大糸タイムス社主催の第26回わが家の笑顔・似顔絵コンクール審査が27日、大町市サン・アルプス大町で行われた。特選の幼稚園・保育園の部にあすなろ保育園年長の河村怜美さん(5)、小学校低学年の部に池田小学校3年の矢口陽生さん(8)、高学年の部に大町北小学校6年の太谷兼二郎さん(11)が選ばれた。 ことしは、幼稚園・保育園児から854点、小学校低学年から918点、高学年から340点の昨年とほぼ同数の2112点が寄せられた。子どもたちが大切な家族を描いた作品はどれも特徴をとらえて生き生きとしたやさしい表情を見せ、ちぎり絵や版画など工夫を凝らした作品も目をひいた。 |
2010年5月29日(土)付
トナカイ赤ちゃんすくすく グリーンバレー白馬 白馬村森上のグリーンバレー白馬(潟rューバレー直営)のグリーンバレーガーデン内にある、本州で唯一の「白馬トナカイ牧場」で今月初め、メスの赤ちゃんトナカイ1頭が誕生した。母親に見守られ、すくすくと育つ姿が人気を集めている。 トナカイは北欧など北方に生息する鹿の一種。現在同牧場では昨年同所で生まれたトナカイを含め、11頭が飼育されている。牧場での出産は2年目のため、スタッフも落ち着きを持って迎えることができたという。関係者が見守る中、赤ちゃんトナカイは元気に誕生した。 |
サツマイモ600本定植 まつかわ農業小学校 松川村の「安曇野まつかわ農業小学校」(村農業委員会主催)は27日、緑町の農場で開いた。同村北保育園(松島幸子園長)の年少、年中児約80人が、サツマイモの苗600本を畑に定植し、農作業に親しんだ。 園児たちは、農業委員ら講師から「サツマイモは好きですか」と聞かれ、「すき」と元気に返事。整備された約1・5eの畑で、手にした苗を黒いビニールシートに覆われた畝(うね)に、さし込んでいった。 |
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