2010年6月1日(火)付
駆け抜ける迫力レース 大町市観光草競馬にぎわう 50年以上の歴史があり名物となっている、大町市観光草競馬会(勝野充代表)は30日、同市高瀬川河川敷観音端南詰め所で開いた。全国から競走馬や農耕馬、ポニーなど約50頭が出走。馬と騎手が一体となり、大きく大地を蹴って駆け抜ける迫力のレースが展開された。 同市の草競馬会は、同市常盤の仏崎観音寺の奉納競馬として始まった。道路建設などにより、開催地を現在の場所に変え、観光草競馬として多くの人に親しまれている。 |
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早乙女姿紫米手植え 棚田百選 白馬村青鬼五月祭り 日本の棚田百選に選ばれている白馬村青鬼(あおに)地区の棚田で30日、棚田の保全や豊作を願い、昔ながらの手植えで田植えする「五月祭り」が開かれた。地区住民と村内外のボランティアなど50人余が参加。10年目の節目を迎え、例年以上に多くの参加があり、昔の苦労をしのびながら、同村特産の紫米の苗を植える作業に汗を流した。 白馬の厳しい自然条件の中で、先人が開墾してきた同地区の棚田は、快晴の日は白馬三山の眺望が美しい、カメラスポットとなっている。女性ボランティアは毎年、昔ながらの紺がすりやたすきの早乙女姿で田植えに参加するため、作業風景はカメラマンたちにとって絶好の被写体。 この日はあいにくの曇り空で山々は望めなかったが、水が張られた水田に早乙女たちの姿が鏡のように映し出される牧歌的な情景を熱心に写真に収めていた。 |
愛好者会し熱戦 アルプス囲碁村まつり 大町市のアルプス囲碁村まつり(アルプス囲碁村推進協議会主催・日下久生会長)メーンイベントの「県知事杯・大町市長杯争奪囲碁大会」が30日、同市運動公園総合体育館で開かれた。 北は北海道から南は福岡県まで全国各地から390人の囲碁愛好者が集まり、大町ならではの囲碁称号を目指して碁を打ち合った。 同イベントはことし10回目を迎え、全国から囲碁愛好者が一堂に会するイベントとして定着している。 |
「確かな市政」公約 牛越氏後援会が事務所開き 任期満了(7月13日)に伴い6月20日に告示される大町市長選で、立候補を予定する現職の牛越徹氏(59)=無・常盤泉=の後援会(太田光春後援会長)は30日、同市下仲町で事務所開きをし、約60人の支持者が集まった。牛越氏は「実現可能な確かな市政」を掲げた公約を発表した。 1期目の政策を引き継ぎ、市の将来像「きらり輝く大町」をめざして市民参加と協働で進めるとし、@大町病院の再生と福祉の充実、A働く場の確保と地域の元気の再生、B教育の向上と環境保全、C職員の意識改革と財政健全化を重点に掲げた。 |
スポーツ通し団結 池田で町民球技大会 池田町民球技大会(大会長=勝山隆之町長)は30日、町内各地の運動場や体育館などで開いた。選手や家族の応援団含め約2000人が参加し、さわやかなスポーツの日を共有した。 野球、バレーボール、バドミントン、卓球、ゲートボール、マレットゴルフの6種目で、総合体育館や小中学校の体育館・グラウンドなどを会場に、自治会対抗で競った。会場には応援の声が響き、熱心にプレーする選手から汗がほとばしっていた。 同大会は、スポーツを通して地域の団結力を強め、地域の人材発掘にもつなげるねらいで、30年以上にわたって開いている。 |