2010年6月17日(木)付


手作り特産原料に 小谷 枝豆の定植作業
 小谷村来馬地区の「李平耕作組合」(小池利治代表)はこのほど、約10eの共同畑で枝豆の苗の定植作業を行った。道の駅おたりから委託され、同施設が手がけている、手作りみそやしょうゆの原料となる大豆の栽培が目的。ことしはみそ用に200`の収穫を見込んでいる。 種まきからほぼ1か月が経過し、順調に生育して20aほどになった苗を、2本ずつ等間隔に植えていった。蒸し暑い陽気の中、会員は豊作を願いながら、作業に汗を流していた。
DC控え態勢強化 大町市観光協が総会
 大町市観光協会(会長=牛越徹大町市長)は15日、平成22年度の総会を同市日向山のくろよんロイヤルホテルで開いた。JRの信州デスティネーションキャンペーン(DC)を秋に控え、受け入れ態勢の強化やJR信濃大町駅舎への事務局移転などを実施する。新年度事業では、信州DCに向けて、着地型観光メニュー「これさ!信濃大町(仮称)」の集約やPR、市とのタイアップで周遊バスの運行、リゾートトレイン到着イベント、休耕田にかかしを立てる「かかし大作戦」などを実施する。ホームページの充実やおもてなしに基づいた観光案内レベルの向上などを盛り込んだ。JR信濃大町駅の駅舎改築にあわせ、事務所を駅舎内に移転する。電車で訪れる観光客により身近に観光案内できるねらい。併せて規約の一部を改正した。
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6月の一覧
オカムラサキ見ごろ 松川村 甘い香りと濃い紫
 松川村川西のラベンダー農園「香多つ夢里(かたつむり)」(北條茂代表)で、甘い香りと濃い紫色が特徴の品種・オカムラサキが、見ごろを迎えている。県内外から訪れた観光客が、摘み取り体験などを通じ、地元農家との親ぼくを深めている。 県道に面した同農園では、平成16年からラベンダーの栽培をはじめたところ、通行人が訪れるようになったという。来場者に楽しんでもらおうと、摘み取り体験を開始し、農機具の倉庫を休憩所として改装し、交流を深めてきた。 1500平方bの畑では2品種合わせて約1000株が植えられ、オカムラサキ150株が鮮やかな紫色の花を咲かせている。7月上旬ころまで見られ、6月下旬からはイングリッシュ系の花が、見ごろを迎えるという。
旬の素材で伝統料理 白馬 健康おばちゃんの教室
 白馬村公民館は5月から、同館主催のふれあい教室の一環として「健康おばちゃんの料理教室」を開講した。例年、すぐに定員いっぱいになる人気の講座。ことしも幅広い世代の多数の受講者が、同村食生活改善推進協議会白馬支部の会員の指導で、旬の素材を使った伝統食や創作料理を学んでいる。 料理教室は、同支部の各地区の会員が6回の活動日を持ち回りで役割分担し、それぞれに工夫をこらしたメニューを紹介している。 15日は佐野地区の会員が指導を担当。地域食材と旬の野菜をふんだんに使った「炊きおこわ」「竹の子のサバ缶汁」「大根と豆腐のグラタン」など5品を紹介した。サバ缶汁は古くからこの時期に親しまれている、信州の郷土食。素朴で懐かしい味をじっくりと堪能しながら、昔の人々の食生活に思いをはせていた。
新会長に坂中氏 大糸タイムス友の会総会
 本紙関係事業所や団体などでつくる、大糸タイムス友の会(宮澤吉高会長)は16日、本年度の定期総会を大町市大町温泉郷の緑翠亭景水で開いた。 本年度事業計画では、権兵衛峠・木曽八景景勝地寝覚の床「ホテル木曽路日帰りバスの旅」を9月5日に、第10回マレットゴルフ大会を9月18日に大町市運動公園で、第36回ゴルフ大会を10月2日に日向山高原ゴルフコースで、チャリティーダンスパーティーを秋ごろに平公民館で開く。市民のための健康講座などを実施する。支援事業では、本年度50周年を迎えた大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)に3万円を贈った。日本銀行松本支店の柳原良太支店長が「長野県経済の現状と課題」と題して講演した。宮澤会長は「不況の今こそ、会員同士連携を密にし一丸となって難局を乗り越えることがこの会の存在意義。ともに頑張ろう」とあいさつ。来賓の本紙・水久保節社長は「厳しい状況は新聞にも逆風だが、友の会会員の皆さんにニュースをいただき、応援していただきたい」と述べた。