2010年6月19日(土)付
難局打開かじ取り役は あす告示 一騎打ちの公算 任期満了(7月13日)に伴う大町市長選挙と、議員欠員による同市議補欠選挙(ともに27日投開票)は20日、告示日を迎える。市長選には、現職の牛越徹氏(59)=無・常盤泉=と、新人の傘木宏夫氏(50)=無・仁科町=の2氏が立候補を予定し、一騎打ちの見通しとなった。厳しい地方行政の中で課題が山積する中、未来に向けた市のかじ取り役が選ばれる。 告示日当日は、牛越派は下仲町の後援会事務所前、傘木派はJR信濃大町駅前で、それぞれ午前9時ころから出陣式を開く。 2日現在の有権者数は2万5187人(男1万2072人、女1万3115人)。 市議補選(改選数1)は、堀堅一氏(58)=無・新、北原町=の1人が立候補を表明。無投票の公算も高い。投票は旧大町市地区のみで、2日現在の有権者数は2万3527人(男1万1299人、女1万2228人)。 |
晴天コースで快音 白馬村・議長杯マレット 白馬村マレットゴルフ協会(滝澤渉会長)は17日、同村白馬グリーンスポーツの森で「第9回白馬村長・議長杯争奪大会」を開いた。80代までの中高年を中心に、会員約110人が参加して4人1組で36ホールを回り、スコアを競った。 開会式で選手を代表し、大出の降旗錬之助さん、白馬町の松沢つや子さんによる力強い選手宣誓が行われ、選手は白馬の山々にちなんで命名されたコースで快音を響かせた。快晴に恵まれ、日中は気温がぐんぐん上昇し、真夏を思わせる暑さに。選手たちは暑さをものともせず、少ない打数でゴールホールへカップインさせようと、状況を読みながら一打一打真剣な表情で打ち進めていた。 競技後は慰労会が行われ、なごやかに交流した。 |
異国文化と生活学ぶ 新池田学問所初のせかい塾 池田町公民館の生涯学習講座・新池田学問所で初となる「せかい塾」が17日、同公民館講堂で始まった。町内外から50人を超える参加があり、同町で暮らす外国人を講師に異国の文化や暮らしを学び、国際交流に理解を深めた。せかい塾は来年2月まで、世界5大陸を題目に全5回の日程で行われる。 せかい塾は、町日本語教室の共催で行われた。初回の題目はアメリカ大陸。高瀬中ALTを務めるカナダ人のランドル・ミドルブルックさんと、日系ブラジル三世の渡辺さち子さんが、映像を交えながら、生活様式などさまざまな観点から祖国の文化を紹介した。 |
山形県の観光わらび園視察 地域ぐるみ振興感銘 おたり 山菜の会 「奥山で採る山菜から里山で育てる山菜へ」をキーワードに、山菜とキノコの里づくりに力を入れている小谷村はこのほど、村内の山菜生産者を対象に山形県小国町の観光わらび園の現地視察・研修会を開いた。同村の「おたり山菜の会」の会員ら多数が参加して、栽培や販売のノウハウについて熱心に学んだ。 山菜の宝庫として知られる小国町は、11か所の観光わらび園があり、シーズンには多くの人々でにぎわう。今回はその一つ「樽口観光ワラビ園」を訪ね、関係者から観光園として発展するまでの成り立ちなどを聞いた。 |
個性豊かな似顔絵 白馬村で 本紙コンクール入賞展 大糸タイム社主催の第26回わが家の笑顔・似顔絵コンクール入賞作品展が18日から、白馬村のAコープ白馬店ハピアで始まった。大北地域の園児や小学生から寄せられた約2100点のなかから、入賞に輝いた114点が展示され、個性豊かな似顔絵の数々に関心が集まっていた。 絵の具やクレヨン、色エンピツなど使い、家族の特徴をとらえた力作が店内に並び、買い物客たちは足を止めては、子どもたちの豊かな感性に感心していた。白馬、小谷両村からの入賞は13点。 ことしの同コンクールには、昨年とほぼ同数の2112点の応募があった。一水会会友で信州美術会会員の荒井泰三さん、元美術教員の内川三郎さん、西沢俊夫さんが、幼稚園・保育園の部、小学校低学年の部、小学校高学年の部でそれぞれ審査した。 |
早起き早寝習慣を ひよこクラブ保健歯科指導 大町市平公民館(傳刀孝男館長)の未就園児親子教室、「ひよこクラブ」は18日、「保健・歯科指導」を行った。子どもの健康的な成長に必要な生活のリズムや習慣の大切さを盛り込んだ講話に、15組の親子が参加した。 保健指導は、市主任保健師の赤羽孝子さんが、「早起き・早寝」に焦点をあて話した。早起きのためにも早く寝る習慣づけは幼児期から必要とし、「小学校入学までに基本的な生活リズムの修正を」とアドバイスした。 |
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