2010年6月23日(水)付


モニュメント撤去 立川市ケヤキで憩いの場 西公園改修
 大町市十日町の都市公園・西公園の改修工事が22日、始まった。ひび割れなどで倒壊の危険性があった大町図書館前のモニュメント撤去や公園内に置かれている蒸気機関車の塗装工事などが行われている。8月いっぱいまでに全体が完成予定で、一新した市民の憩いの場となる。モニュメントは「協和」のタイトルで、昭和46年に大町のシンボルとして建設された。高さ8b、幅5bほどの巨大な建造物だったが、平成10年ころから数か所ひび(クラック)が確認されはじめ、内部の鉄筋も断裂していることが分かった。小さな子どもたちが出入りすることから撤去されることになった。工事はモニュメント撤去後、両端に階段を設置し中央に同市と姉妹都市の立川市から贈られるケヤキの木を植える。市民の憩いの場として開放する。8月7日には、立川市の子どもたちが訪れ、記念プレート設置などの式典が行われる。
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6月の一覧
「暮らしを守る!! 身近なお店」 池田町商店街キャッチコピー
池田町商工会はこのほど、ことしの同町商店街キャッチコピーを決めた。町内外から約30点の応募があり、小林芳徳さんの「暮らしを守る!!身近なお店」が選ばれた。受賞作品は応募作品の中で、消費者の目線に立ったコピーとして、評価された。今後、町内イベントのチラシやのぼりに掲示され、商店街のPRに活用される。小林さんには賞品が贈られる。作品は商工会商業部会の役員13人で、語感や親しみやすさなどを審査。応募が3年目を迎えたことし、商店街に対する応援メッセージも、コピーとして数多く寄せられた。同商工会は「住民からの応援を作品から感じ、うれしい。有効に活用し、コピーに見合った、商店街づくりをしていきたい」と話した。
ひき方で味の違い 健学塾そば食べくらべ 白馬村
 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」(仲学代表)は20日、同塾が管理する白馬町の地域交流施設「あいんち」で「第2回そば食べくらべ会」を開いた。 ソバの産地として知られる同村で「そばの奥深さを楽しく学び理解する機会に」と企画。2回目は全日本素人そば打ち名人大会に出場する腕前を持つ同村在住の野々山建・美樹さん夫妻が、「荒びき」と「普通びき」の2種類のそば粉を使って同時にそばを打った。  
講師母ちゃんに感謝 小谷村 父ちゃんの料理教室
 小谷村社会福祉協議会が開く「父ちゃんの料理教室」(小倉千幸代表)は21日、同村食生活改善推進協議会の会員を招き、恒例の「スポーツ交流会」を開いた。 父ちゃんたちが料理指導で日ごろお世話になっている同会の女性に感謝して、互いの親ぼくをはかろうと、毎年マレットゴルフで日ごろの運動不足を解消しながら交流している。ことしは中土地区のマレットゴルフ場でゲームを楽しんだあと、同地区の観光交流センターやまつばきで、父ちゃんたちが用意したバーベキューで女性をもてなした。 いつもは教わる立場の父ちゃんも、この日は会場設営やバーベキューの焼きや味付け、片付けまで、すべてリーダーシップを取った。女性たちは父ちゃんたちの至れり尽くせりのサービスに大喜びで、わきあいあいと交流を楽しんでいた。
ケーブル今日再開 アルペンルート観光期待
 機械故障により運休していた立山黒部アルペンルートの黒部平〜黒部湖を結ぶ黒部ケーブルカーについて、運行する立山黒部貫光は、23日午前8時半発の始発から運行を再開する。アルペンルートの通り抜けが可能となり、富山県側からの入り込みも戻る見通しで、市内の観光関係者は、運休中の影響を取り返そうとPRに取り組む。22日には運行に向けての最終点検を実施。陸運局の立ち会いのもと、通常のダイヤと同様のスケジュールで客車には乗客を模した重りを乗せて試運転した。駅への立ち入りを禁じ厳格な点検を行い、安全に万全を期し準備を整えた。
しらかば園児が茶道 裏千家大久保さんの茶室
 大町市平のしらかば保育園(長沢育子園長)の年長児21人は22日、同地区の裏千家茶道講師・大久保宗規(規男)さん宅の茶室で茶道を体験した。地域の人との交流を深めるとともに日本の伝統文化を知るきっかけとした恒例の取り組み。日本古来から受け継がれる茶道を、子どもたちが体験をとおして礼儀作法を知りながら皆で抹茶を味わう場になればと、大久保さんの好意で始め6年目を迎えた。 子どもたちは、昨年秋に続く2度目の体験を楽しみに茶室を訪れた。園児のために特別に注文したという淡い黄緑色の「アユ」の干菓子をそっと懐紙に乗せ口に運ぶと「おいしい」と笑顔を見せお茶が運ばれるのを姿勢を正し待った。 何度か茶道体験のある子どもたちは、「お先に」と隣に座る友達におじぎすると両手で茶わんを持ち、少しほろ苦く香り高い抹茶を一服たしなんだ。