2010年8月5日(木)付


夏に鍛えるMTB 全国小中学生大会控え
白馬村の白馬スノーハープクロスカントリー競技場で7、8の両日、「第9回全国小学生・中学生マウンテンバイク大会」が開かれる。全国小中学生の日本一を決める大会に向け、白馬さのさか観光協会(長澤大協会長)は、参加する子どもたちを対象とした「マウンテンバイクサマーキャンプin白馬さのさか」を大会前日まで開いている。 選手や家族がふるさと体験をしながらマウンテンバイクの楽しさと団体生活を学び、交流を深めるのが目的。ことしは30人余の子どもたちが参加して、日本マウンテンバイク協会公認インストラクターや、国内の一流選手を講師に、コースの走破・攻略法などを学んでいる。
親子で給食作り理解 池田松川センターで教室
 池田松川学校給食センター(藤澤宜治事務局長)は3〜5の3日間、管内2町村の小学生と保護者を対象に、親子料理教室を開いている。子どもたちが普段学校で食べる人気メニューを、親子が職員とともに作り、給食への理解を深めた。松川村すずの音ホールでは4日、村内から7組約19人が参加し、地元野菜を使ったスープやパスタ作りを体験。同センターの栄養士から、食事の栄養バランスなどを学びながら、完成した料理に舌鼓を打った。同センターは、食育の普及や利用者との交流を図ろうと、昨年から教室を企画。応募者が多く抽選となった昨年を踏まえ、ことしは会場を2会場から4会場に拡大した。5日は池田町の2会場で、池田小学校と会染小学校の親子を対象に開く。
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8月の一覧
花幻想的に表現 白馬塩島さん写真展
 白馬村の写真家・塩島千典さんの写真展「ファンタシア ボタニカ」は15日まで、安曇野市穂高の安曇野高橋節郎記念美術館南の蔵で開催している。ピントを浅くするなど、幻想的光景を映し出すことにこだわりシャッターを切った花の写真約30点が会場を飾り、来場者の目を楽しませている。 白馬を中心に、昨年からことしにかけて撮りためたなかから出品。題材はフシグロセンノウやオニシモツケ、キクザキイチゲなどの花が主で、対象にピントを合わせてきっちりと見せるのでなく、ボケ具合を重要視した作風となっている。
小学生が消防士体験 北部署フェス防火意識向上
 白馬村の北アルプス広域北部消防署(奥原一繁署長)で4日、恒例の少年少女消防フェスティバルが開かれた。北部署管内の白馬、小谷両村から約20人の小学生が参加し、放水や救助訓練など消防士の仕事体験を通じて、防火に対する意識を深めた。 同フェスティバルは、子どもの火遊びに起因する火災を未然に防ぐことにつなげようと開催するもので、ことしで22回目を迎えた。 子どもたちは、消防士が身に着けている防火服を着用し、放水を体験。水圧に耐えながら、十数b離れたボールめがけホースを必死に抱えていた。 額に大粒の汗を流しながら、上空30bまで延びるはじご車搭乗や一本のロープをたよりに壁をよじ登る訓練、濃煙、消火器の使い方など消防に関するさまざまな体験に挑戦した。
子どもプラン楽しむ 松川村教育委が夏祭り
 松川村教育委員会はこのほど、児童クラブと子ども教室による「子どもプラン夏祭り」を、松川小学校で開いた。小学生や保護者、スタッフら約300人が、遊びや工作体験などさまざまなコーナーを設け、自分たちで作り上げた手作りの祭りを楽しんでいた。各コーナーでは、手に持った棒を、針金に触れずにゴールまで導く「イライラ棒」など本格的なゲームも用意された。小学生が放課後の遊び場として利用する子ども教室が、体験講座を通して制作した、ビーズストラップなどの作品を販売した。祭りの目玉となったお化け屋敷では、暑い盛りにすずしさを味わおうと、入り口に長蛇の列。準備した子どもたちが「来てくれた人が驚いてくれるよう、みんなで工夫した」「生首が一番の自信作」などと話した。