2010年8月12日(木)付


DC前大町の秋集約 市観光協「づくし」パンフ
 大町市観光協会は、秋のパンフレット「信濃大町秋づくし」を製作した。JRが全国から集客する信州デスティネーションキャンペーン(DC)を前に、大町で楽しめる見どころやイベントをひとまとめにしたパンフレットに、地域での楽しみ方を集約し、観光客に提示する。A4判2つ折り両面刷りで、昨年製作した同様のパンフより増ページし、6nとなった。「彩」「遊」「湯」「味」の4つのコーナーごとに、黒部ダムや風景、トレッキングや駅からハイキングなどのイベント、国営公園での体験のプログラム、温泉、そばまつりや秋の味覚祭りなど食の味わいをまとめ、一枚で秋の大町の楽しさが満喫できる内容に仕上げた。
常念登山苦労と喜び 穂高西小「おやじの会」
 安曇野市穂高西小学校児童の父親らでつくる、「おやじの会」はこのほど、親子常念岳登山を開いた。2年生から6年生までの児童と家族35人が、1泊2日の行程を通じて、登山の苦労や喜びを味わった。参加者は初日、一ノ沢登山口を出発、常念小屋を目指して登りながら、ライチョウや高山植物を観察した。子どもたちが、沢の中にサンショウウオを見つけ、普段見慣れぬ自然の姿に盛り上がった。2日目の午前4時20分に山小屋を出発し、御来光を眺めて登頂した。登山は、山岳ガイドを務める同会メンバーの保護者が、子どもとクラスメートを引率して、始めたのがきっかけ。同校の校歌に「み雪かがやく常念をいだきし空のごと」と歌われ、地域に親しまれる山に登る機会をつくろうと毎年続けられ、ことしで9回目を数える。
かかしで地域おこし 池田町 掘之内で初イベント
 人間そっくりのかかし登場で話題を呼んでいる池田町堀之内地区で21日、初の「かかし祭り」が開かれる。かかしを手がける自営業の松澤範明さんを中心とした同地区有志が企画。住民お手製のリアルかかしで地域おこしを狙い、「かかし村」としての定着につなげたい考えだ。地区内では目下、当日お披露目される新作かかしの製作真っ最中だ。 かかし祭りの会場は、見ごろを迎えたフヨウの花が広がる地区内の土手沿い。松澤さんはじめ、数人の住民によるリアルかかしが会場をにぎわせそうだ。
白馬で子ども夢教室 ノーベル賞白川さん塾長に
 ノーベル化学賞受賞の白川英樹筑波大名誉教授を塾長に「第6回科学の泉−子ども夢教室」が白馬村を会場に開かれ、全国の多数の応募から選ばれた30人の小中学生が、同村の自然にふれながら自然科学への興味を高めている。 次世代の子どもたちの知的好奇心や感性・想像力をはぐくもうと、東京の(財)ソニー教育財団が毎年夏に開催。一昨年からは自然探索に適した場所として同村を会場に開いている。 10日は白馬中学校の理科室で、白川教授がノーベル賞を受賞した導電性プラスチックの科学実験を体験し、最先端の科学技術の不思議を学んだ。
DC控え装い新たに 街道の庄屋コンセプト 南小谷駅

 JR大糸線南小谷駅舎の改修工事が完了した。同村を走る古道・千国街道にちなみ、「街道の庄屋」をコンセプトに、なまこ壁風の外観に仕上げるなど小谷の景観に調和した駅舎に生まれ変わった。リニューアル記念セレモニーは11日、駅舎前で行われ、JRや村関係者ら約20人が出席し、小谷玄関口の新たな装いに、さらなる集客への期待を込めた。
防犯啓発20日まで 夏の地域安全運動 大町署管内
 大町署管内の「夏の地域安全運動」が11日から始まった。「あいさつの いきかう街に 空き巣なし」をスローガンに20日まで、防犯啓発活動を展開する。犯罪が多様化しているなか、一層の注意を呼びかけている。初日の11日は、大町市立大町病院正面玄関でオレオレ詐欺を回避するために、家族間で「合言葉」を決めることを呼びかけるチラシを配り、街頭啓発を図った。大町署員や大北防犯協会連合会員が、「まだまだ振り込め詐欺はなくなっていません。気をつけてください」と、日ごろの疲れを癒やしてとの願いを込めた入浴剤とともにチラシ150枚を配布した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

8月の一覧