信濃おおまち達人検定 検定問題を一般公募

 大町市は地域の文化や歴史などに知識を深め、愛着を持ってもらおうと来年3月に実施する「信濃おおまち達人検定」の検定出題問題を募集している。本年度実施する小学生対象の「ジュニアコース」、中学生以上が対象の「基本コース」の2つについて。大町の観光や自然、文化、歴史、山岳など大町の基礎知識問題を幅広く募る。
 例は、「世紀の難工事といわれた黒部ダム建設の苦闘を描いた1968年公開の映画のタイトルは」「三つの湖からなる仁科三湖。木崎湖、青木湖、もうひとつは」など。大町について知識を深め、魅力を伝えられるような問題を募集する。
国重文菩薩像を展示 DCに合わせてちひろ館で

 松川村町屋地区の金福山観松院にまつられる、国指定重要文化財「銅造菩薩半跏(はんか)像」が10月1日から、安曇野ちひろ美術館で展示される。全国から誘客を図る、信州デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせ、観光客や村民に地域の歴史・文化と親しんでもらおうという初の試み。
 村によると、菩薩像は県内最古の仏像であり、村内唯一の重要文化財。奈良国立博物館で開催された、「日本の仏教美術源流展」への出展をきっかけに昭和57年、国から重文指定を受けた。
たりたりリニューアル 親しみやすいゆるキャラに 小谷村
 小谷村のマスコットキャラクターの「たりたり」の着ぐるみがこのほど、10年ぶりにリニューアルされた。今回の着ぐるみは少し太めで、かわいらしさを強調したデザインの「ゆるキャラ」。関係者は「より親しみやすいたりたりで小谷のさらなるPRにつなげたい」と期待を寄せている。
 たりたりは元気の出る小谷らしさを内外に向けて情報発信しようと、今から10年前、全国からの公募で誕生した。美しい自然に恵まれた小谷に生息し、幸福をもたらすというキツツキをモチーフにしたキャラクターとして登場。
大正からの夏の伝統 安筑青年野球きょう開幕
 池田町野球連盟主催の第85回安筑青年野球大会(伊藤次夫大会長・大糸タイムス社など後援)が池田町など会場に13日から2日間の日程で開幕する。ことしは大北地域や安曇野市などから22チームが参加。大正時代から続く伝統ある大会の頂点目指した熱戦が始まる。
 今大会は、22チームによるトーナメント戦で争われる。池田町立高瀬中学校、同町農村広場、松川村コミュニティー運動公園野球場の3会場で行われる。1試合7イニングで、5回以降7点差でコールド試合となる。

2010年8月13日(金)付


白やピンク甘い香り 池田町 中島蓮池見ご

 池田町会染中島地区の「中島蓮(ハス)池」が、見ごろを迎えている。13eのハス池に、白やピンクの大ぶりの花が咲き乱れ、甘い香りを漂わせている。
 ことしは春の天候不順の影響で、例年と比べて開花が遅く、花の数が少なめ。9月上旬ころまで楽しめるという。
湖の魚に親しんで 中綱湖へ在来魚フナ放流

 大町市平の湖端地区児童会の小学生が10日、中綱湖で魚の放流を体験した。青木湖漁業協同組合(太谷正祥組合長)が地域の子どもたちに湖水にすむ魚に親しんでもらおうと毎年企画。湖へ在来魚のフナを放流した。
 同事業は、同地区小学生の夏休み合宿(9、10日)にあわせて行った。子どもたちが幼少から、身近な湖や魚について学んでほしいと8年前から取り組んでいる。
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