大人への門出祝う 小谷村でお盆成人式

 小谷村の成人式が14日、同村役場で開かれ、大人の仲間入りを祝った。ことしの対象者はかつて同村で学んだ山村留学生7人を含む、平成元年4月2日から翌年4月1日までに生まれた44人。
 真夏のお盆成人式とあって、新成人はスーツやドレスなど薄手の装いに身を包み、大人への門出を自覚しながら気持ちを新たに式典にのぞんだ。進学、就職先などでふるさと小谷を離れた帰省者も多く、恩師や級友らと「久しぶり」と声をかけながら旧交を温めていた。
自然科学の楽しさ体験 大町山博 こども夏期大学

 大町市の市立大町山岳博物館(宮野典夫館長)は14、15の両日、小学生を対象にした学習講座「こども夏期大学」を開いている。夏休みを利用した子どもたちが、博物館の研究にふれながら、自然科学の楽しさを体験している。
 初日は、普段未公開の収蔵庫を公開しての「動物の赤ちゃん」講座など、3つのテーマで開講。標本を使った昆虫の生態学習や、長野市で採取された岩石から約500万年前の化石を掘り出す発掘体験などを行った。
夜空の大輪に歓声 池田松川で納涼大花火大会
 池田町と松川村合同による第14回高瀬川納涼大花火大会(池田、松川両町村ふるさと祭り実行委員会主催)が13日夜、高瀬川大橋南河川敷で開かれた。雨が降るあいにくの天候にもかかわらず、観賞ポイントとなる河川敷や堤防道路沿いには多くの来場者があり、傘を手にしながら夜空に打ちあがる大輪に歓声をあげていた。
 観覧場所の河川敷などは、打ち上げ開始の1時間前にはすでに、浴衣姿の子どもたちなどであふれた。両町村商工会青年部による売店前に長蛇の列ができていた。連続した尺玉の打ち上げやハート型花火など約2300発の花火が夜空を飾り、両町村の夏の風物詩を満喫した。
改札口に北ア一望パネル 成沢さん信濃大町駅に贈る
 大町市のJR信濃大町駅の改札口コンコースに、北アルプスを一望する写真パネルが飾られている。大町市観光協会で専務理事を務めていた成沢勝人さんが「訪れた方に、大町から見える山を知っていただければ」と提供。岳都の玄関口で観光客を迎えている。
 パネルは鷹狩山山頂から北アルプスを撮影した長さ約3bのパノラマ写真で、北は白馬乗鞍岳から南は美ケ原、八ケ岳まで一望する。円柱形に加工して180度を展望する視界を再現し、リニューアルで新しくなったコンコースの北西の角に飾られている。
絆深める伝統行事 学友会がお盆球技大会 大町市八坂
 大町市八坂地区の高校生でつくる学友会(立花亮太会長)主催の第60回お盆球技大会が14日、同地区の切久保グラウンドで開かれた。地域の絆(きずな)を深め合う年に1度の伝統の球宴に、帰省者を含め多くの住民が参加し旧交を温めながら、心地よい汗を流した。
 学友会と、6自治振興会の計7チームによるソフトボールトーナメント戦が行われた。交流を目的としながらも、ときには厳しい激が飛び交う真剣勝負。1試合に複数のホームランが出るなど盛り上がった。

2010年8月15日(日)付


大道芸で盛り上げ 白馬47サマーフェスティバル

 白馬村の白馬47スキー場で12、13の両日、恒例の「白馬47サマーフェスティバル」が開かれ、県内外から訪れた多くの来場者が会場内のさまざまな催しを楽しんだ。
 お盆を前にした台風の接近により、初日は大雨に見舞われたため、予定していたイベントの大半が中止となった。それでも来場者に少しでも楽しんでもらおうと、同スキー場では急きょレストランの一角に特設会場を設け、大道芸を実施。夏休みにキャンプなどで多くの観光客らが訪れ、質の高い技術と笑いのセンスが盛り込まれた大道芸人のパフォーマンスに盛り上がった。
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