2010年8月28日(土)付


まちなか歩いて再発見 ぐるったガイド養成講座
 大町市の「ぐるったネットワーク大町」(小林敏博会長)は27日、「ぐるったガイド養成講座」の文化・歴史ガイド入門「酒蔵・町屋巡り」を開いた。中心市街地を歩いて酒蔵や町屋を巡り、市街地を巡る観光ツアー案を練った。
 「ぐるったガイド」養成講座は、大町の自然と文化体験活動を案内する人材を養成し、多くの観光客を歓迎できるような地域のおもてなし力のアップをねらう。7月初旬に開いたガイド基礎講座に続いての実施。今回は街中を歩くコースをたどることで、古い建物や文化など隠れた魅力を再確認し、ガイドツアーに生かそうと企画した。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

8月の一覧
ハープ魅力にふれる 「憩う素敵な時間」市内で
 大町市教育委員会は27日-29日の日程で、(財)地域創造の助成を受け、公共ホール音楽活性化支援事業の一環として、「ハープと憩う素敵な時間」を市内の公共施設などで開いている。
 出演はサイトウ・キネン・フェスティバルに参加経験を持つなど注目を集めている若手演奏者、福島青衣子さん。ハープ生演奏で音楽の楽しさやその音色を伝えながら憩いの時を提供している。
 初日の市内常盤の大町南小学校(北沢佳伸校長)では、5年生76人が校内音楽室でハープの魅力に触れた。福島さんの演奏を聞いたり、実際に楽器に触れるなど貴重な体験で、資料ではわからない本物の音色や感触で知識を深めていた。
横渓初等学校を歓迎 姉妹交流提携結ぶ白馬北小
 白馬村の白馬北小学校(中山晴隆校長)と姉妹交流提携を結んでいる、韓国・横渓(へんけ)初等学校の児童23人が、国際交流体験学習で26日から同村を訪れている。北小児童の家庭にホームステイしながら、児童と日本の生活文化やスポーツ交流で両国の国際交流を深めている。27日は白馬北小で両校の対面式・交流会が開かれた。
 対面式では、横渓児童ら一行を歓迎。北小児童を代表して6年生の岩本将弥君が「違う文化にふれて日本のことを少しでも知ってもらえるとうれしい。私たちも大人になったら韓国に行ってみたいです。交流を十分に楽しんでください」とあいさつ。横渓児童代表のキム・ソギョンさんも「お会いできてうれしいです。良い時間を過ごせることを願っています」とお礼の言葉を述べた。
自然守り鷹狩山目指す 大町一中50周年記念登山
 ことし創立50周年を迎えた大町市立大町第一中学校(五十川崇校長)は27日、50周年記念鷹狩山全校登山を行った。全校生徒約350人が市内の清掃活動をして自然を守りながら、鷹狩山を目指し歩いた。各クラスごとデザインした旗を持ち、50周年を迎えたこともPRした。
 生徒たちはゴミ拾いをしながらJR信濃大町駅を目指した。「そんなに落ちていないと思ったゴミは意外とたくさんあった」「地域に貢献できたし、50周年を意識して歩くことができた」と話しながら、道に落ちている紙くずやアルミ缶を拾い歩いた。
登山がんばろう集会で決意を新たにした生徒たち
ものづくり学習成果 池工祭きょうから一般公開
 池田町の池田工業高校(春原武彦校長)で27日から、文化祭「第48回池工祭」が始まった。28、29日に一般公開を行い、ロボットやゲームの制作体験など、ものづくりの学校ならではのイベントを通じて、生徒の取り組みや学習の成果を披露する。
 ことしは、誰からも愛される文化祭を目指し、「WE♡(ラブ)池工祭」をスローガンに掲げた。幅広い年代に楽しんでもらえるよう、子どもたちの遊び場「キッズルーム」や、建築科の生徒による「行列ができる建築相談所」を、初めて設ける。
 生徒がリフォームに関する来場者の希望や間取りを聞き取り、設計用のソフトウェアを使って、パソコン上でシミュレーションを行う。
指定管理者にAIC 来年4月開局白馬CATV
 白馬村は27日、村ケーブルテレビ事業「ケーブルテレビ白馬」の指定管理者が、アルプスケーブルビジョン(ACV)の自主放送番組制作の能力を継承する新会社㈱エーアイシーコミュニケーションズ(AIC・和泉雅志代表取締役)=安曇野市=に決まったことを公表した。
 ケーブルテレビ白馬指定管理者の募集には、AICのほか、長野市の㈱マウントが手を挙げた。両社から提出のあった事業計画書や収支予算書などを基に、副村長や課長ら10人で構成する庁内選定委員会の審査の結果、指定管理者にAICを選んだ。村は近く、村自主放送の番組制作についての委託契約もAICと交わす。