2010年9月8日(水)付


安全な登下校を 1年生539人に横断旗
 JA大北、JA共済連長野は子どもたちの交通事故を防止し、安全に登下校してもらおうと、大北管内小学校12校の1年生539人に交通安全横断旗を贈った。管内代表の大町市大町西小学校(幅下守校長)では7日、寄贈式が行われ、同校1年生51人に交通安全に気を付けるよう呼びかけた。同事業は地域貢献活動の一環として、交通事故の未然防止や安全な環境づくりをしていこうと、県警本部と連携して行った。県内の小学1年生2万人に配布、管内小学校には今月中に配布される。旗はオリジナルで、黄色生地に反射材や人気アニメキャラクター「アンパンマン」をあしらったかわいらしいデザイン。「こうつうルールをまもって渡ろう」と交通安全を啓発している。1年生代表児童4人が旗を受け取り、きょうだいや友人と歩いて登下校するという代表児童らは「車がきたり危ない場所では旗をちゃんと使いたい」と話していた。
助っ人ルールも採用 平
 大町市平の「22年度平地区市民運動会」(傳刀孝男大会長)は5日、平運動場で開いた。トンボが飛び交う秋晴れの空の下、趣向を凝らした各種リレーや南北対抗綱引き、近隣園児の親子競技などに地域住民約500人が参加し、スポーツをとおして交流、親ぼくを深め楽しい日を過ごした。少子高齢化の波を受け、競技参加年齢の対象者がいない場合、他地区から人員を借り出場することができる、と新たなルールを設け、オープン参加や棄権することなく競技に臨めるよう配慮した。参加者は年齢や学年ごとに設定した18種目で熱戦を繰り広げた。小学生は学校の運動会を前に一足早いリレーを経験したり、地域のおとなと一緒に競技に臨むなど頑張っていた。
暑サニモマケヌ運動会
公民館と住民有志で 社
 大町市の社公民館(宮崎栄介館長)は5日、社地区親睦(しんぼく)ミニ運動会を社B&G多目的広場で開いた。これまでの分館対抗から公民館と住民有志主体の大会へと移行した初めての大会に、地域住民約350人が集い、世代を超えた交流の場としてにぎわった。各競技ごとに順位を決める方式を取り、分館にかかわらず参加者を募り、競い合った。平均台の上に片足で立つ「バランス王決定戦」には、定員を上回る参加者が集まる人気競技となった。10分を超える粘りを見せる参加者が相次ぎ、時間切れでトップの十数人が並んで「勝利」した。綱引きは公民館を境に南北の地域に分かれ、声を合わせて綱を引き合った。最後を飾った世代交流競技は3人組で、コースに置かれたペットボトルを倒したり戻したり、風船を中に入れ持ち上げるなどのさまざまな競技でリレーし、応援が集まった。
10周年祝う快音響く 池田町の協会長杯大会 マレット
 池田町マレットゴルフ協会(中島睦会長)の会長杯10周年記念大会が5日、高瀬川河川敷のアルプス広場マレットゴルフ場で開かれた。県内各地から約260人が参加。節目を祝う快音がホールに響いた。 45ホール、パー180で争われた。炎天下のなかのプレーに、体力を奪われながらもナイスショットを見せていた。降雨の無さからコースが硬く、ボールの転がりの早さに苦しむ参加者もいた。 同大会には、「旬な味を届けたい」との中島会長の粋な計らいにより数年前からサンマが参加賞として提供されている。不漁による高騰にもかかわらず、ことしも多くのサンマが用意された。 大会開催10回目を迎え中島会長は「多くの人の協力により、この10年で18ホールから45ホールにまでになった。これまでの労苦が思い出される」とこれまでを振り返り、「節目の大会に多くの愛好者の参加があり、うれしく思う」と感謝した。
健全な身体と脳育てる 白馬村 ひもとくコンディショニング
白馬村の白馬総合型地域スポーツクラブと村体育協会はこのほど、同村役場多目的ホールで小さな子どもを持つ保護者らを対象に「発育発達からひもとくコンディショニング・体をはぐくむ運動講習会」を開いた。 糸魚川市在住の健康運動士で日本コアコンディショニング協会マスタートレーナーの樋口和子さんが講師となり、多くの参加者が、講義と実技で子どもの発育発達に沿った運動の重要性を知り、子どもの健全な身体と脳を育てる方法について理解を深めた。
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9月の一覧
振り込め詐欺「抵抗力」 池田町郵便局で啓発活動
県内一斉「振り込め詐欺『抵抗力』強化キャンペーン」初日の7日、大町署などは啓発活動を、池田町の池田郵便局で行った。被害防止に向け、来店者にチラシを配布した。郵便局や大北防犯協会連合会の職員、署員、町の防犯指導員の7人が参加し、オレオレ詐欺や融資保証金詐欺などに対抗する、「風邪ひいた 携帯変えたは だますため」「借りるはず どうして払う 保証金」といった、キャッチフレーズをアピールした。