2010年9月12日(日)付


元気いっぱい競技に挑む 小谷小学校で大運動会
 小谷村の小谷小学校(三ツ井仁校長、児童数170人)で11日、校庭大運動会が開かれた。例年にない厳しい残暑が続く中、暑さと疲れと闘いながら練習に励んだ成果を存分に発揮して、元気いっぱいに競技に挑んだ。 小谷小学校の校旗を先頭に、全校児童は足並みそろえた入場行進で士気を高めた。開会式で児童代表の石塚翔太さんが「数ある競技すべてが良い思い出となるよう、練習の成果を出し切って運動会を盛り上げましょう」とあいさつ。紅白応援団長の力強い選手宣誓と、三ツ井校長の激励のあいさつが行われ、全校児童は紅白に分かれてリレーや短距離走、綱引き、騎馬戦など、さまざまな種目で熱戦を繰り広げた。
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9月の一覧
華やかに成果披露 大町で藤間会ゆかた会
 大町市の「藤間賀壽葉 日本舞踊教室」はこのほど、大町公民館分室講堂で「藤間会 ゆかた会」を開いた。主宰者の藤間賀壽葉さんが指導する小学生を含む12人が出演、日ごろのけいこの成果を披露した。出演した小学生は藤間さんが池田町で指導するグループ「太陽と花」の2年生から6年生までの7人。「狐」「節句空」などの演目を2、3人ずつに分かれて踊り、7人で手作りの花がさを持って「関の小万」を愛らしく、華やかに舞った。
地元産おいしさ知って 「淡水魚の日」大盛況
 大町市内の3漁協でつくる、大町市漁業協同組合連絡協議会(会長=猿田勝文北安中部漁業協同組合長)は11日、「淡水魚の日」を同市旭町のザ・ビッグ大町店の店頭で実施した。地産地消目指して地元の新鮮な魚を格安に販売するイベントに多くの市民が訪れ、にぎわった。 北安中部、青木湖、木崎湖の市内3つの漁協が持ち寄った、シナノユキマスやヒメマス、キザキマス、イワナやヤマメ、養殖のアユなど数千匹の鮮魚が水槽で泳ぎ、特価で売り出された。会場には多くの市民が訪れ、いきのいい魚や珍しい地元ならではの淡水魚に驚き、競うように買い求めていた。あまりの人気ぶりに、1時間余りで完売した。淡水魚の日は、市内産の鮮魚を大特価で販売し、地元の淡水魚のおいしさを知ってもらい、地域での消費拡大につなげようと毎年開いている。
美麻猟友会8人加入 鳥獣被害から農作物守る
 有害鳥獣の被害に悩む大町市美麻地区で、美麻猟友会(田中三郎会長)に今年度、新たに8人の会員が加わり、わなを設置して農地を守っている。自分たちの地域を守ろうと、地域住民が狩猟免許を取得して駆除に取り組み、10日までに22頭のシカやイノシシを捕獲した。同地区では3年ほど前からシカやイノシシなどが急増し、トウモロコシやカボチャ、稲などが被害に遭っていた。これまで3人の会員しかいなかった猟友会では、とても対応が追いつかず、地域によっては作物が作れなくなっていた。地域住民たちは免許を取得して地域で農作物を守ろうと、声を掛け合ってことし2月に8人がわなの免許を取得し、猟友会に加わった。
救急の基本知識学ぶ 北ア広域大町消防署が講習
 9月9日の「救急の日」にあわせて、大町市の北アルプス広域大町消防署(伊藤和實署長)で11日、普通救命講習が開かれた。大北管内から再講習者も含めた18人が参加し、急病の人が倒れている場合など、いざというときに備えて、AEDの取り扱いや心肺蘇生(そせい)法など救急の基本知識を身につけた。隊員らが講話や実地訓練で周囲に危険がないかなど確認することや出血か所は止血してから心肺蘇生やAEDを使うことを指導した。AED使用には、電極パッドをしっかりはりつけること、水を避けることなど高圧電流が流れる機器の取り扱いの注意なども教えた。3時間の救急救命の基本講習修了後、受講者に修了証が渡された。
「冷たいっ」ワサビ収穫 武蔵野市の中学生体験
 東京都武蔵野市の第六中学校1年生72人は8日から、友好都市提携を結ぶ安曇野市を、体験学習「セカンドスクール」で訪れている。9日にはワサビの収穫体験や、ワサビ漬け作りなどを行い、安曇野の豊かな自然や地元住民と触れ合った。生徒たちは、汗ばむような陽気と対照的に、ワサビ田を流れる14度ほどの水に足を踏み入れ、「冷たい」と驚いていた。地元農家の指導を受けながらワサビを引き抜き、清らかな水の中で土を洗い流していった。 体験学習は、武蔵野市と姉妹提携を結んでいた旧豊科町時代から、11年続く伝統行事。地元住民有志でつくる「セカンドスクール協力会」(臼井常次会長)が中心となって、生徒の受け入れを進めている。同校は12日までの期間中、国営アルプスあづみの公園の見学や上高地へのハイキングなどを実施。11日に地元農家に宿泊し、地元の生活や食事を体験する。