2010年9月16日(木)付

Aリーグ滝沢V3 池田町ソフト大会閉幕
第38回池田町ソフトボール大会(池田町など主催、大糸タイムス社後援)は14日、閉幕した。町内各地区から出場した22チーム約400人が、4か月間の熱戦を戦い抜き、上位Aリーグで滝沢チームが3連覇を果たした。大会はA、B、C、3リーグに、それぞれ8、8、6チームが出場。各チームが総当たり1回戦で試合を展開し、Bリーグで三丁目、Cリーグで一丁目がそれぞれ優勝した。滝沢チームは、インターハイ出場経験を持つ、投手の矢口真弓選手を守備の要に、リーグ内で7戦全勝。今シーズン限りで引退する矢口選手を勝利で送り出そうと、ベテランから若手まで選手が一丸となって試合に臨んだ。

自然素材で和紙染め JA大北女性部講習会
 JA大北女性部南小谷支所栂池地区の会員は14日、同村栂池の農文協・栂池センターで「ものづくり講習会」を開いた。同地区会員の大半が観光関係者であることから、豊かな地域資源を活用して、観光客を迎え入れるためのもてなし態勢の充実をめざそうと企画。農文協のスタッフの指導で自然素材を利用した和紙染めを体験し、集客のヒントを学んだ。 マリーゴールド、桜の葉、紫米などを染料に使って障子紙を染色する方法が紹介され、しなやかな手触りと優しい色合いにと大変身し、会員はその美しさに驚いていた。染めた紙を使ってかわいらしい小物づくりにも取り組んだ。
新生「ゴスフェス」11月に 市民クワイア練習開始
「ゴスフェスおおまち2010〜ゴスペル&ハーモニー〜」(同実行委・大町市文化会館主催、大糸タイムスなど後援)は11月27日午後2時から、大町市の同文化会館で開く。10年の節目を終えて名称を変更し、コーラスの楽しさを共有するイベントとして新生する。恒例の市民から募った「大町シティクワイア(聖歌隊)」の練習は12日、始まった。ゴスペルフェスティバルは平成12年、大町北高校文化祭に有名コーラスグループ「亀淵友香&VOJA(ボイス・オブ・ジャパン)」が出演したことをきっかけに始まり、毎年コンサートが行われてきた。イベントをきっかけに発足した市民グループもあり、16年からは市民や県内のアマチュアクワイアが集いプロと共演するフェスティバルとして定着してきた。
140人マレット交流 厚生年金受給者協が大会
 大北地域の年金受給者でつくる中信厚生年金受給者協会大北支部(松田伯一支部長、885人)は13日、第3回同支部マレットゴルフ大会を大町市運動公園マレットゴルフ場で開いた。大北各地の15分会から支部員約140人が参加し、プレーを通じて親ぼくを深めた。早朝は雨模様だったがプレー中には晴れ上がりマレット日和となった。参加者は南北のコースに分かれ、18ホールで競った。さまざまな分会が交ざったグループでプレーし、松林のコースで快音を響かせた。表彰式では、上位入賞のほか、80代以上に「元気ハツラツ賞」が贈られた。地域を越えた会員同士の交流を目指して開き、3回目。以前は各支部ごとに大会を開いていたが、会員の要望で全体の大会を開催している。
新たに食材4品目 北ア山麓ブランド認定
 北アルプス山麓(ろく)ブランド認定品(渡辺好明認定委員会委員長)の発表会が15日、大町市のサン・アルプス大町で開かれた。北アルプスのふもとで育った良質な4品目の食材がブランド認定品に加わった。新たに認定品に選ばれたのは本来のブルーベリーのおいしさが味わえる「しろうま農場白馬ブルーベリー園のブルーベリー」(白馬村・泣eィーエム)、大北地域に昔からなじみがある「コショウ」を使い、製法にもこだわった「白馬青こしょう」(白馬村・潟Cースト)、池田町青木原産のブドウをぜいたくに使った「2008ピノ・ノワール(ロゼ)」、「2009氷結ソーヴィニヨン・ブラン青木原」(ともに安曇野市・鰍づみアップル)。会場では、認定品それぞれのおいしさやPRポイントなどが紹介され、試食も行われた。選ばれた事業者には、ブランドロゴが入ったのれんと生産農場の看板が渡された。
クマ出没 全域に警戒警報 大町市 「被害」のマレット場閉鎖
大町市内で例年を上回るツキノワグマの目撃情報や人的被害の発生が相次ぎ、14日には同市常盤の大町市運動公園でマレットゴルフ中の男性(73)が襲われる被害が発生した。大町市は15日、市内全域に初めてのクマ出没警戒警報を発令し、市民に警戒を呼びかけている。
男性は14日午後4時ころ、同公園で3人組でマレットゴルフを終えて帰る際、背後から体長約1bのクマに襲われた。左上腕や肩をひっかかれる軽傷を負い、大町病院へ運ばれた。クマは南東に逃走した。市では付近におりを設置し、出没に備えた。同マレットゴルフ場の南コースを当分の間閉鎖した。市内では8月に扇沢で登山者が襲われる被害に続き、人身被害は2件目となった。
同市ではことしに入り、8月には20件(前年13件、53・8%増)、9月は14日現在で23件(前年0件)で、合計で前年を30件増の43件の目撃情報が寄せられている。中には子連れクマの目撃情報もあり、被害の拡大が懸念されていた。
市では相次ぐ情報を受け、警報発令基準について14日までにガイドラインを作成し、発令した。クマによる人身被害が発生した場合や、民家周辺に頻繁に出没した場合、同じ地区内や同じ日に続けて出没が確認された場合などに警報を発令し、対策強化や住民への周知で被害軽減をはかる。
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