2010年9月21日(火)付


元気で長生きして 800人参加 大町地区で敬老会
 高齢者の長寿を祝う国民の祝日「敬老の日」を迎え、大町市の大町地区敬老会(鷲澤徳司実行委員長)は20日、大町市文化会館で開いた。昭和11年3月末以前に生まれた大町地区の74歳以上の高齢者2516人を対象に開催した。約800人のお年寄りが訪れ、歌謡ショーなどのアトラクションで楽しいひとときを過ごし、万歳三唱で長寿を祝った。出席者を代表し、上仲町の南部道雄さんと高見町の砂田幸子さんが登壇。田上瞬くん、白澤ひかりちゃんの園児2人から花束を受け取った。笑顔が健康の秘訣(ひけつ)という砂田さんは、「花束のようにきれいなお子様からいただいて喜びです」と微笑んだ。
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9月の一覧
すずの音ホールで交流 東松川区新会場初の敬老会
 松川村の東松川区(山本竹利区長)は18日、地区の敬老会をすずの音ホールで開いた。地区内137人のお年寄りのうち36人が訪れ、広々とした明るいホールで演芸を楽しみ、役員やボランティアら約30人と楽しく時間をすごした。
地区内の芸能ボランティア一座によるステージが行われ、役員やボランティアらによる信濃の国の合唱で幕を開けた。安曇節の踊りや民謡、ハーモニカ、フラダンスなど、地域住民が日ごろ練習している芸能を披露した。高齢者によるカラオケもにぎわった。会場には、飲み物やミニボラのメンバーが炊いた赤飯などが席に並び、来場者は歓談して触れ合った。最後に全員で記念写真を撮り、思い出とした。同地区ではこれまで、松香荘などを会場に敬老会を行っていた。近くに新しく完成したホールを活用することで、快適で新鮮な雰囲気の敬老会を楽しもうと企画。同ホールでの敬老会開催は、村内の各区の中でも初めてという。
小谷村 平和への思い新た 戦没者・開拓犠牲者追悼式
 小谷村は17日、同村おたり開発総合センター多目的ホールで「平成22年度戦没者・満州開拓犠牲者追悼式」を開いた。遺族や来賓など多数が参列し、第2次世界大戦や満州開拓で亡くなった村関係者180余柱の御霊を村を挙げて悼み、平和への思いを新たにした。
 参列者は祭壇に菊の花を献花した。戦後65年を経て、遺族の高齢化も進み、参列者の数も年々減少し世代交代も進んでいるというが、平和を願う心は一つ。世代を超えて共有する戦争への思いを胸に、戦没者の安らかな眠りを祈っていた。
共生と環境の確保 大町で全国地蜂サミット
 全国の地蜂愛好家が一堂に会する「第9回全国地蜂サミット2010」(大町地蜂愛好会主催)が19日、大町市のサン・アルプス大町を会場に開かれた。全国各地の22団体から総勢約300人が集まった。市内2か所の地蜂飼育施設の現地視察やハチの生態に迫る記念講演などが行われ、地蜂の保護増殖活動を通じたさらなる豊かな里山環境や、地蜂との共存共生のあり方を考えた。 共同宣言「自然と仲良く 蜂と仲良く 仲間と仲良く」のもと、サミット(全体会議)が開催となった。
地域の芸術振興へ 26日まで大町美術会展
 第32回大町美術会展(大糸タイムスなど後援)が26日まで、大町市のギャラリーいーずらで開催されている。大町の美術振興のため集まった市内在住の美術家16人による絵画を中心とした芸術作品約30点が会場を飾り、来場者の関心を集めている。入場無料。 各会員が30号以上の大作と小品の2点を出品。洋画、日本画、アクリル画、版画など、技法の異なるさまざまな芸術に触れることができる。
味どころでもてなし 10月23日塩の道ウオーク
 小谷村の農村女性らで構成する「小谷村の食と農を考える集い」(横澤かつ子代表)はこのほど、同村役場で開いた。会合では10月23日から開催される「北アルプス塩の道ウオーク」(同実行委主催)の初日に、小谷の食文化や伝統料理で交流する「おたりの味どころ」で参加者をもてなす企画を実施することを決めた。
 北アルプス塩の道ウオークは、誰でも手軽に全身運動ができるノルディックウオーキングの一層の普及を目指し、紅葉の美しい秋の小谷路で、自然や歴史・文化にふれながらのウオーキングを楽しむイベント。