2010年9月26日(日)付


「民話の里」めざし5年 もんぺの会 活動節目祝う
 昔から語り継がれる民話を、語りや創作人形で継承する大町市の「大町民話の里づくりもんぺの会」(相澤亮平会長)は25日、同会発足5周年事業「語り継ぐ大町の民話〜ふるさとを大切に思う心を伝え続けて〜」をサン・アルプス大町で開いた。民話の語りで地域に伝わる物語の魅力を語り継いできた活動の節目を祝った。同会は朗読ボランティアや人形造形作家、歴史民俗研究家らが集い、地域の民話を伝承しふるさとを思う心をはぐくもうと平成17年に発足した。拠点施設の開設やイベント、電車内などでの朗読など活動を広げてきた。
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9月の一覧
受け継がれる秋の祭ばやし 池田町八幡神社
 池田町の八幡神社の秋の例大祭が23、24日の両日行われた。町内8地区それぞれの特色ある山車舞台引き回しや祭りに参加する人々の熱気、笛や太鼓の祭囃子(ばやし)でにぎわいをみせた。祭りの伝統がことしも受け継がれた。23日午後6時に歩行者天国が始まると、5丁目の交差点から、神様の魂が宿っているとされる「祭典旗」を先頭に、提灯(ちょうちん)などで飾られたきらびやかな8台の舞台や住民らが神社境内を目指して引き回しをスタートした。町内外から多くの人が訪れ、子どもたちが演奏する笛や太鼓の音色、住民の掛け声もにぎやかに威勢よく引き回される舞台に見入っていた。
球児集い白球追う 本社旗争奪少年硬式野球大会
 大町市少年硬式野球連盟(吉澤正毅会長)主催、大糸タイムス社など後援の「第22回大糸タイムス社旗争奪少年硬式野球大会」は25日、同市常盤の運動公園野球場などを会場に開いた。地元の大北・安曇野地域をはじめ、県内各地のリーグからリトル、マイナー、シニアの部で練習の成果を発揮し、白球を追った。当初予定日の23日が雨天のため順延しての開催となり、一部チームは都合がつかなくなったものの、計16チームが参加。同野球場、多目的広場、平野球場、平運動場の各グラウンドでプレーし、白熱した試合を展開した。開会式では、大町シニアの松澤隼也主将、同リトルの伊藤淳貴主将、マイナーの遠山茉拓主将が代表し、各チームの団旗に囲まれる中で選手宣誓した。
元気いっぱい運動会 もみのき保 最後
 大町市東中原町のもみのき保育園(中村祐子園長・園児25人)は25日、運動会を同園園庭で開いた。天高く晴天が広がる空の下、子どもたちの元気な姿に保護者らが温かい声援を送っていた。園舎の老朽化や園児減少などから本年度末で閉園となり「もみのき保育園」として最後の運動会となった。長年にわたり園児たちを見守ってきた近隣住民や保護者からは惜しまれる声も聞かれたが、節目の行事はアットホームな雰囲気で進行した。
北アの自然満喫 平公民館初秋に登山
 大町市平公民館(傳刀孝男館長)はこのほど、「第4回平公民館登山」、初秋の北アルプス目指し、唐松岳、五竜岳登山を1泊2日の日程で行った。16人が参加。市山岳博物館職員による熱中症や雷雨対策など、事前講習の知識をいかし無理のない安全な登山を楽しんだ。登頂先を地元にこだわり、体験しながら知識を深める同登山にはリピーターも多い。昨年は雨天により中止となっていた。初日は、晴れ間が広がり爽やかな自然を満喫しながら歩を進めた。2日目、あいにくの天候となり五竜岳頂上は断念し、雨や雷を身をもって体験することで学習したとおりに安全な下山を選択した。
白馬町婦人会が料理教室 地場産野菜をアレンジ
 白馬村の白馬町婦人会(山本智美会長)は24日、同会の活動の一環として地域住民を対象にした「料理教室」を開いた。会員や婦人会OBらが多数参加して、地場産野菜を使ったアイディア料理を作り、楽しく交流した。 村の食生活改善推進協議会の横田廣江さんが講師となり、「トマトチーズうどん」「きのこと昆布の炒め煮」「高野豆腐のコロッケ」など、地域食材と旬の野菜をふんだんに使った料理の作り方を指導した。 いずれも栄養バランスが良く、食欲をそそる彩りも豊かなものばかり。おなじみの食材の変身ぶりに「来客のもてなしにも使える」と感心しながら、熱心に学んでいた。