2010年9月28日(火)付


終盤前手に汗の熱戦 北アフットサルリーグ
 大北地域を中としたフットサルチームで争う「北アルプスフットサルリーグ」(北アルプスフットサル振興協議会主催・土岐達也会長)の第4節(全6節)が26日、白馬村のウイング21を会場に開かれた。各チームとも、終盤戦を前にした重要なゲームと位置づけ熱戦を展開。手に汗握る攻防で会場を沸かせた。
 同リーグは、高校生以上男子編成のビギナーの部と、出場選手の1人に小学生か女性を含めた編成を条件とするミックスの部で争われれ、6節終了時点のポイントにより年間王者を決める。ビギナーには10チーム、ミックスには12チームがエントリーしている。
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9月の一覧
食用と毒 見分け方 シーズン迎えキノコ学習会 大町山博
 大町市の大町山岳博物館(宮野典夫館長)は26日、キノコの学習会を開いた。1週間ほど前からの冷え込みで、キノコは続々と生え始めているという。参加者25人は、霊松寺山など博物館周辺でキノコを採取し、食用と毒の見分け方や発生しやすい場所などキノコの知識を学んだ。
野外で実際にキノコが生える場所や姿を見て学んでもらおうと、25、26日の両日、同博物館で開かれた「キノコ展」にあわせて開かれた。
参加者たちは、キノコの専門家を講師にキノコの生えやすい場所や種類など指導を受けた。ヌメリイグチやホウキタケなど食べられるキノコと食べてもおいしくないものや毒性のあるものとの見分け方などを教わっていた。山岳博物館友の会によるきのこ汁も味わった。
スポーツ一堂に競う 大北競技会1646人
 大北地域のさまざまなスポーツ選手が一堂に集って競い合う、第9回大北スポーツ競技会(大会長=牛越徹大町市長、大北の各市町村、教育委員会、体育協会など主催)は26日、大町市運動公園や西公園体育館、B&G海洋センター体育館などを会場に開いた。1646人の選手たちが、秋晴れの下で汗を流し、日ごろの練習の成果を競い合った。
同大会は、陸上、ソフトバレー、卓球、ソフトテニス、ゲートボール、マレットゴルフ、グラウンド・ゴルフ、ソフトボール、剣道、ミニテニスの各競技が一堂に会して行われるスポーツの祭典。
心込めて「交通安全」 大町市の少年団レター作戦
 大町市内の小学生が所属する「大町交通少年団」が26日、大町市常盤の上橋で交通指導所を開設した。少年団の子どもたちが心を込めて交通安全を呼びかける「手紙」を書き、ドライバーに注意を促した。交通機動隊の白バイ見学も行われ、子どもたちが白バイに乗車したり隊員の走行を間近で体感した。
子どもたちは「お仕事ご苦労さまです」「シートベルトをきちんとしめてください」「居眠り運転に気をつけてください」などと運転手をねぎらいながら交通安全をPR。
黄金色 稲穂に汗 小谷村 棚田オーナー収穫
 オーナー制度による棚田の米作りを取り入れている小谷村で25日、稲刈りが行われ、全国各地から集まった多数のオーナーが、黄金色に色づいた稲穂の収穫に汗を流した。 オーナーたちはかまを手に田んぼに入り、手刈りによる稲刈りを行い、刈った稲をわらで束ねてはぜかけ作業をした。
 ことしは好天に恵まれ、米の出来もなかなかの豊作。ここ数日の雨で田んぼがぬかるみ足を取られるなど、予想以上の重労働となった。ベテランの地域住民に助けられて作業もはかどり、はざがけされた稲穂の重みに一同は、満面の笑みを浮かべていた。
山下大五郎による バロックコンサート 池田町
 池田町の北アルプス展望美術館(池田町立美術館・遠藤友麗館長)で25日、同館の常設作家・山下大五郎によせるバロックコンサートが開かれた。同館で開催中の企画展「生誕100年・没後20年山下大五郎展」にあわせて開かれた。子どもからお年寄りまで、約140人が会場を訪れ、山下大五郎が描いた池田町の風景作品を見ながらバロック音楽に酔いしれた。
ピアノのような見た目で弦楽器のような繊細で澄んだ音を響かせる「チェンバロ」奏者の岡田龍之介さんと18−19世紀のフルート「フラウト・トラヴェルソ」奏者の塩嶋達美さんが山下大五郎作品を前に演奏。2つの楽器が奏でるオトテールの組曲やフレスコバルディの2つのガリヤルダなどの曲を楽しんだ。