2010年10月2日(土)付


冬至用カボチャ収穫 小谷村の中谷あおものの会
 小谷村中土の有志でつくる「中谷あおものの会」「月一会」の会員が、中谷西地区下部の共同畑で育てていた冬至用カボチャの収穫が30日に行われた。
 高齢者が取り組みやすい山菜・キノコの栽培を推進する活動の一環。今後事業を展開していく運営資金づくりのため、春秋のシーズンの合間を利用して畑作を行おうと、初めて計画された。 猛暑を乗り越えて、カボチャはすくすくと順調に育った。成熟状況を見極めながら収穫時期を月末に定め、一玉ひと玉ていねいに収穫していった。 全部で1200個余も収穫でき、ずっしりとした重みがあって品質も上々。予想以上の豊作に会員から笑顔がこぼれた。
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10月の一覧
通勤通学に呼びかけ 赤い羽根共同募金始まる
赤い羽根共同募金が1日から、全国一斉に始まった。社会福祉法人長野県共同募金会大町市支会(支会長・牛越徹大町市長)は同日、会員や市職員がJR信濃大町駅前で通勤通学する人に募金への協力を呼びかけた。
募金活動は12月末日まで行われる。期間中は街頭や市民ふれあい広場などのイベント、学校や事業所で募金を募る。ことしは初めて、街頭呼びかけを2日間にわけて行う。2日午前11時から午後1時まで、ザ・ビッグ信濃大町店とカインズホーム大町店店頭で募金を呼びかける。
池田ecoフリマ 地域最大級4回目 3日に
池田町商工会青年部(矢口稔部長)は3日、「信州池田eco(エコ)フリーマーケット」を、同町のセコニック安曇野事業所駐車場で開く。4回目を迎えた地域最大級のフリマを通じて、地球環境への意識啓発を図る。
会場では、県内外から集まる約100店のブースのほか、地元農産物や特産品の販売なども実施。ペットボトルのふたを回収し、発展途上国のワクチン接種の費用に活用する、エコ運動も展開する。
ことしは事前準備でも「エコ」を意識し、ごみの排出を極力抑えたという。矢口部長は「フリマを通じて環境への意識を高めるとともに、池田の魅力をアピールできれば」と話した。
イベントは午前9時から午後2時まで開催。入場無料。
巨大モザイク画披露 池田町の高瀬中文化祭
大北地域の中学校で1日、文化祭の開催がピークを迎え、生徒の学習の成果が披露された。池田町の高瀬中学校(中沢俊晴校長、生徒275人)では高瀬祭が開かれ、地域住民や保護者らが見守るなか、全校生徒が一丸となって描いた、巨大なモザイク画がお披露目された。作品は縦3b×横4bで、生徒一人ひとりが色紙をち密に並べて制作した紙片、300枚を組み合わせた。日本中が一つになって応援した、小惑星探査機「はやぶさ」と、サッカーワールドカップ日本代表の本田圭佑選手を描いた。作品作りはことし10年目を迎える恒例行事。大部分の生徒が完成図を知らないまま、夏休み中に紙片を制作、文化祭当日の除幕式で作品が姿を現すと、迫力あるモザイク画に大きな歓声があがった。
しっかり守り、攻撃 大町高校野球部 北信越へ
大町市の大町高校野球部が、2日から行われる「第123回秋季北信越高校野球県大会」に出場する。選手らは「しっかり守り、思い切って攻撃する」気持ちで試合に挑む。先日行われた中信大会で準優勝しての県大会進出。2年生が4人で1年生が中心のチーム。キャプテンを中心にまとまりは強い。攻撃は下条、降幡、中村、真嶋が中心となり攻める。守りでは岡沢、中村バッテリーの活躍が期待される。
宮田茂生監督(56)は「県大会は、相手チームの力も上がってくる。自分たちは自分たちの野球をするのみ。相手に挑戦する気持ちで挑む」と意気込みを語る。
中村俊太主将(16)は「去年は一勝もできなかった悔しさがある。まず、確実に一勝を勝ち取りたい」と気合を入れる。