2010年10月5日(火)付


ミニSL魅力堪能 白馬でフェス
 白馬村の「白馬ミニトレインパーク」で2、3の両日、「第4回白馬ミニ鉄道フェスティバル」が開催された。県内外の愛好家の自作のミニSL26台が集結。客車に親子連れや鉄道ファンを乗せて走り、多数の来場者が多彩なイベントを楽しんだ。
 同施設は森林の中に総延長1`の鉄道模型線路を敷設。鉄道橋やトンネル・立体交差・車両を修理する機関区など、屋外での走行を考慮した本格的なコースを完備している。森林に囲まれた線路で、本物の蒸気機関車さながらに石炭をたいて、白煙をたなびかせて走り、その勇姿に、大人も子どもも視線がくぎ付け。見て・さわって・乗ってと、ミニSLの魅力を存分に堪能していた。
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10月の一覧
大町温泉郷秋の音楽祭
大町市の大町温泉郷初の音楽イベント「秋の音楽祭」が2日、森林劇場野外ステージで開かれた。地域内外から訪れた観客が、きのこ汁など地元食材の料理に舌鼓を打ちながら、音楽のステージを楽しんだ。
イベントは大町の秋の味覚や、音楽を通じて地域を盛り上げようと、住民有志が実行委員会を立ち上げて準備。周辺ホテル宿泊客への入場料割引なども行い、温泉郷の利用促進も図った。
実行委員会の寺嶋美和委員長は「すばらしい環境で、おいしい食材とともに音楽を楽しんでもらえれば」と話した。
味と音色でもてなし 白馬駅
 信州デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせ、新型リゾートトレイン・リゾートビューふるさとが停車する白馬村のJR白馬駅では「白馬の味と音色でおもてなし」イベントを展開している。 白馬町活性化委員会(新沢惠会長)の会員を中心に、沿線の地域住民が一丸となって協力。11月中旬までの間、日曜日を中心に駅のホーム内で豚汁やきのこ汁の振る舞いを行う。また、地元の音楽愛好家のオカリナグループや、小学校吹奏楽部、太鼓や民謡同好会なども演奏を披露。食と音楽で訪れる人をもてなし、歓迎ムードを高めたいとしている。 2日は駅の植樹祭に合わせ実施。沿線の女性住民有志が地場野菜たっぷりの豚汁を振る舞い、オカリナサークル「風の音」が優しい音色を奏でた。
特産黒豚に触れる 大町西小3年2組社会見学
 大町市の大町西小学校(幅下守校長)の3年2組児童31人は4日、社会科見学で同市常盤須沼の飯島養豚場を訪れた。自分たちの住む大町市の特産物として評価される「大町黒豚」の生産過程や工夫に触れた。
社会科の農業の仕事を学ぶ単元で、地元の特産の豚を題材に選んでの見学。事前の学習の中で黒豚の特徴や肉の食べ比べなどを行い、味のひみつを予測して見学に訪れた。子どもたちは子豚を抱いたりえさの草をやったりして「しっぽがかわいい。すごいところで生活している」「小さいのから大きいのまでいっぱい」などと感想を話し、おいしい豚が育つ秘訣(ひけつ)を探った。
大物マイタケに感嘆 小谷きのこ祭りにぎわう
 小谷村のサンテインおたりを会場に2、3の両日、「第10回きのこ祭り」が開かれた。猛暑によるキノコの生育の遅れを考慮し、例年より1週間遅れて実施。不作が懸念されていたが、展示即売会場では天然や原木栽培のマイタケやナメコ、地場産キノコなどたくさんのキノコが並び、関係者も笑顔。JR東日本などによる誘客企画「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」で小谷を訪れた乗客や、ドライバーなど多数の来場者でにぎわった。
 会場内ではマイタケの品評会が行われた。きのこ部会の栽培者らが出品した2`台から3`台の大物マイタケがずらりと並び、来場者から「大きい」「すごくいい香り」と、感嘆の声があがっていた。
4年ぶり校庭運動会 小谷村中土 思い出語り交流
 小谷村の南小谷地区と中土地区で3日、村民運動会が開かれた。多数住民が参加して親ぼくを深めた。 このうち中土地区では、旧中土小学校跡地に地域コミュニティ施設「中土観光交流センターやまつばき」の建設が行われていたため、これまでグラウンドを利用した運動会が中止されていたが、ことし4年ぶりに運動会が復活。多数の住民が参加し、伝統の種目やゲーム性に重点を置いた遊び心満載の競技にチャレンジ。にぎやかな歓声がグラウンドに響いた。
 これまでは地区割りで4つのグループに分かれて勝敗を競ってきたが、少子高齢化が進んだことから、参加者を紅白の2つに分けて初めての「紅白戦」で勝敗を競った。老若男女が一堂に会して競技を楽しんだ。