2010年10月7日(木)付


大町から全国健闘誓う バレーとソフトバレー表敬
 大町市を中心に大北・中信の選手で構成する9人制バレーの「大町クラブ」男子、女子と、ソフトバレーボール「チーム大町」に所属し、それぞれ県優勝し、全国大会へ出場する選手たちは5日、牛越徹市長を表敬訪問し、健闘を誓った。男女の9人制バレーは、14日から17日まで宮城県仙台市・名取市・岩沼市で開く第9回全国社会人9人制バレーボール東ブロック男女優勝大会に出場。初戦は、男子は岐阜県、女子は栃木県のチームと対戦する。ソフトバレーは富山県射水市で17、18日に行われる第23回全国スポーツ・レクリエーション祭ソフトバレー大会に出場。40代から50代のメンバーをそろえ、予選リーグでは韓国のチームとも対戦する。牛越市長は「市民の応援を背中に感じて頑張ってきてください」と激励した。
地球の息吹 湯俣噴湯丘 高瀬川渓谷上流へ見学会

大町市高瀬渓谷上流の「湯俣噴湯丘」。湯がふつふつととめどなくわき作り出された乳白色の丘は、成長を止めることなく神秘的な姿を見せ続けている。渓谷を流れる河原にどっしりと構える面構えはまさに「圧巻」の一言。大町市が誇る自然の造形美にふれた。
彩り豊か布の共演 白馬村 森と人と4人展
 白馬村みそら野の「アートカフェ・森と人と」は11月30日まで、ニューヨーク在住のファッションデザイナーのミエコ・ミンツさん、京都在住のフェルト作家の村上由希子さんと中島久代さん、チェンマイと日本で制作活動を続けるテキスタイルデザイナーの武藤守広さんの四人展を開いている。同店は冬は休業になるためことし最後の展示会となる。多くの来場を呼びかけている。
 ミンツさんはインドの民族衣装のサリーの古布を何枚も重ね、日本の刺し子のような手芸の手法で緻(ち)密な刺しゅうをほどこした「カンタ」と呼ばれる手仕事の生地からジャケットやコートなどを制作。洗練されたセンスで生み出された個性的な服はリバーシブルで着用でき、1着でさまざまな着こなしが楽しめる。今回は250点余の作品を展示している。
板絵で思い豊かに みやちゃんの絵手紙展
 大阪府の絵手紙作家・宮脇泰彦さんによる「みやちゃんの絵手紙展」が11日まで、兄の敏彦さんが経営する白馬村岩岳の山荘やまびこで開かれている。
 宮脇さんは、絵筆で紙に絵を描くという従来の絵手紙の表現にとらわれず、独自の手法で自分の思いを豊かに表現している。その豪快で温かみを感じさせる筆さばきは定評があり、絵手紙の素晴らしさやコミュニケーションの大切さを見る人に強く感じさせている。
秋の木流川自然満喫 白馬村 親しむ会 散策とクラフト
 白馬村の有志でつくる「木流川と親しむ会」(浅香公夫会長)と同村役場観光農政課は5日、恒例の秋の観察会を開いた。
 地域住民や地元小学生の親子など50人余が参加して、散策や自然素材を使ったクラフト体験、秋の味覚の焼きいもなど、木流川の秋の自然を存分に堪能した。
 参加者は、クラフト作りの材料集めをかねた散策を行った。紅葉には若干早かったものの、北アルプスの山々や田園風景が望める散策路は、秋ならではの風情たっぷり。ドングリや落ち葉、小枝などをたくさん集めた。
日本の授業と給食体験 ニュージーランドの中高生 小谷村

 小谷村と姉妹都市を結ぶ、ニュージーランドのマールボロー地区からの中学・高校生らの訪問団が3日から同村を訪れている。少年少女5人と引率教諭1人が来日。同村の中学校生徒の家庭などでホームステイを体験する中で、国際交流を深めている。5日は小谷中学校を訪れ、同世代の生徒といっしょに日本の授業や給食などを体験した。
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