2010年10月9日付

宇宙の神秘に感動青少年育成会が星空観察会小谷村

　小谷村青少年育成会はこのほど、育成会行事の一つ「星空観察会」を開き、小中学生やその保護者らが、星や星座について学びを深めた。
　同村在住で天文に詳しい松田泰尚さんを講師に、同村高車の松田さん宅で松田さん所有の大型天体望遠鏡を使い、天体観測を企画。天候に恵まれず、星の観測はほとんどできなかったが、松田さんは星にまつわる楽しい講義で子どもたちの宇宙への好奇心・探究心を引き出していた。

４年生リンゴ収穫松川小もぎたての味実感

　松川村の松川小学校４年生97人は８日、リンゴの収穫体験を中部地区の農園で行った。春から成長を見守ってきた子どもたちが、もぎ立てを味わいながら、収穫の喜びを体感していた。

100歳の長寿祝う勝山池田町長が高齢者訪問

　池田町では本年度、町内５人のお年寄りが１００歳となる。勝山隆之町長らが７、８の両日、高齢者のもとを表敬訪問し、記念品や賞状など贈って長寿を祝った。

クマ被害10月も相次ぐ観光､キノコシーズン注意を

　10月に入っても、大北各地で人家近くでのクマの目撃情報が後を絶たず、７日には白馬村で観光施設にクマが侵入。２度目となるクマ出没警戒警報を発令した大町市では８日午後２時までに、10月の目撃情報は計18件に達した。秋の観光シーズンを迎え、市民や観光客が被害に遭わないように注意を呼びかけている。

憩いの景勝地に再生森城址木崎湖温泉観光協と地元整備

　大町市平の木崎湖温泉観光協会（松澤啓協会長）と森自治会（平林富夫自治会長）は本年度、森城址（し）再生事業に取り組んでいる。仁科神社を中心とした城址の周辺を景観整備し、地域住民や観光客が訪れる湖畔の憩いの場にしようと、地域住民で力を合わせて取り組んでいる。

県産材利用を啓発児童生徒の木工作品展示
　北安曇地方事務所は「木の日」の８日から、大町市の県大町合同庁舎で住宅部材など県産材製品の啓発展示を行うとともに、「県児童生徒木工工作コンクール」と「林業関係ポスター等コンクール」の管内応募作品を展示している｡22日まで、午前８時30分－午後５時15分。
　合庁エレベーターホール・県民ホールには、信州木材認証製品センターによる認証部材や、家庭用の信州型ペレットストーブ２台が展示され、森林税活用事業もＰＲ。県産材のカラマツやヒノキ、スギ、アカマツの製品を紹介し、同地事所林務課では「自然のぬくもりを感じる県産材で、愛着のある家づくりをしていただければ」と話していた。