2010年10月21日(木)付


春告げるチューリップ 雪国ガーデナーの庭仕事 白馬村公民館
 白馬村公民館の生涯学習講座・ふれあい教室の人気企画「雪国ガーデナーの小さな庭仕事」が終盤を迎えている。雪国でも元気に育つ宿根草の育て方、土づくりを、花づくりに詳しい清継恵さんを講師に学んでいる。19日は同村国民保養センター岳の湯アリーナで来春に向け「春を告げるチューリップの鉢植えづくり」の講義が行われた。
 清さんはきれいな花を咲かせるために大切な鉢・土・球根の選び方の3つのポイントをアドバイス。「何よりも土づくりが大切」と話し、球根栽培に適した市販の土の紹介と、一般的な培養土にさまざまな肥料を混ぜ、自分で改良する土の作り方を指導した。
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10月の一覧
大カエデ紅葉見ごろ 池田町大峰高原5割色づく
池田町大峰高原の大カエデが、紅葉の見ごろを迎えている。秋の観光名所を一目見ようと、県内外から訪れた家族連れなど、行楽客でにぎわっている。町観光協会によると、25日ころから最盛期を迎えるとみられる。
20日は、あいにくの曇り空にもかかわらず、多くの行楽客が訪れ、5割ほどが色づいた大木を観賞していた。カメラや携帯電話で写真を撮り、豊かな色彩に「きれい」と感嘆していた。
大カエデは樹齢約250年、高さ約12b、幹の直径約1b。緑から赤へと変わる葉がグラデーションをつくり、「七色大カエデ」として親しまれている。ことしは気温が高い日が長期間続いた影響で、例年と比べ見ごろが遅れているという。
動物自然な姿写真で さんぱくぎゃらりー 大町市役所
 大町市立大町山岳博物館付属園の動物を写真でとらえた「さんぱくぎゃらりー アニマルウオッチング」が11月10日まで、大町市役所市民ホールで開かれている。付属園の動物の新作写真18点を展示。今回初めて、「裏方」である飼育員の自己紹介や日常の仕事などをクローズアップして紹介している。
展示写真は、飼育員がことし7月から9月に飼育の合間に撮影した写真のなかから厳選。チョウゲンボウやハクビシン、ニホンカモシカなどの自然な様子がとらえられている。飼育員の紹介では、飼育員3人がそれぞれに行っているエサやりや掃除などの仕事をわかりやすく紹介し、「飼育」の仕事を身近に感じることができる。
紙飛行機遊びで健康 宅幼老所びすたりライフ
 高齢者などを日中受け入れて生活を支援する大町市平の宅幼老所「びすたりライフ」(運営・みとろクリエイト、三戸呂三都子代表)は、利用者の曜日対抗レクリエーションを行っている。
18日は、先週から始まった紙飛行機の飛行距離を競う「飛べ飛べ紙ヒコーキ!」の最終日となった。これまでの記録更新や最終結果に利用者らは笑顔を見せ、「体を動かす事は良い事。懐かしい遊びで楽しかった」と話していた。
作品の心に染みる魅力 ほのぼの朗読コンサート
 北安曇管内の学校職員らで構成する北安曇教育会の朗読研究会は18日、白馬村の白馬南小学校で「ほのぼの朗読ミニコンサート」を開き、全校児童に日ごろの成果を披露した。
 同会のメンバーは安曇野で活動する自作朗読家・尾崎美千代さんに師事し、尾崎さんの自作の詩や作品を、声を出して読むことによる魅力にふれている。
これまでは「てるてる坊主朗読コンサート」と題し、各地で一般の人々を対象に研究発表の場を設けていた。ことしは同校の成瀬敬子教諭が同会の代表を務めていることが縁で、児童に尾崎さんの作品の素晴らしさと朗読の楽しさを知ってもらおうと、学校での発表会を初めて企画した。
豊作ソバ収穫体験 子ども体験隊ど〜よ
 大町市平公民館(傳刀孝男館長)の伝統文化子ども教室「そばづくり子ども体験隊『ど〜よ』」は16日、ソバの刈り取り作業を行った。
参加した子どもと保護者らは隊長の傳刀館長から安全な作業方法を学び、約7eの畑で中腰になり、カマを片手に約2時間30分の作業に汗を流した。 ソバは昨年に比べ豊作で、隊員たちは「成長したのはうれしいけどことしは大変」と言いながらも手際よく進め、乾燥用の高さ40aほどのはぜ棒に立て掛けた。
 伝統的な食文化に触れ技術を身につけていく、農業体験と食育学習を取り入れた体験型講座で、豊かな人間性や生きる力をはぐくむことを目的に活動している。