2010年10月23日(土)付

南部音楽会60回の節目 池田松川児童が音楽で交流

 池田町と松川村の小学校3校による、第60回「(北安曇郡)南部音楽会」が22日、松川小学校で開かれた。60回の節目に、会染小と池田小、松川小から6年生200人が集まり、これまで学んだ音楽の成果を発表し合いながら交流を深めた。
 子どもたちは各校ごと保護者や教諭が見守るなか、息があった合唱や楽器の演奏を披露。参加者全員による合唱で、他校の児童とともに曲を歌いあげ、音楽を通じた一体感を体感していた。
名残惜しげわが家へ 小谷 紙すき牧場で下牧作業

 小谷村北小谷の「紙すき牧場」で21日、同牧場に夏の間預けられていた牛が、酪農家の元へ帰る「下牧作業」が行われ、丸々と太った牛が5か月ぶりにわが家に帰った。
 同牧場は標高850bの高地にあり、大北管内や糸魚川市を中心とした酪農家から乳牛を預かり、6月から10月にかけて、広さ約43fの牧区を移動しながら放牧している。
冬に向け体づくり 秋のピクニックDAY 白馬幼稚園

 白馬村の信学会白馬幼稚園(伊藤房光園長、園児85人)で15日、同園恒例の「秋のピクニックDAY」が行われた。地域の自然に親しみながら、運動不足になりがちな冬に向かって、病気に負けない元気な体づくりをしようと実施している。今回は年少児が白馬町、年長児が八方地区「みみずくの杜(もり)」までの村内散策、年中児が茶臼山動物園への遠出を楽しんだ。

日タイ文化に触れる 相互交流の学生北高訪問
 山村留学を進める(財)育てる会の「日タイ青少年相互交流プログラム」で大町市の山村留学を訪れている、タイの学生15人は22日、大町北高校(小林善一校長)を訪れた。同年代の生徒たちと交流し、両国の文化に触れた。
 歓迎会では、北高の生徒会役員が同校の文化祭やアジア・アフリカ支援活動を映像で紹介。タイの生徒は、伝統のタイ舞踊を披露。女性の上品さを表現した「ラムシーヌアン」や、11月の満月の祭りに踊る「ロイカトン」などを舞い、北高生徒たちの拍手を受けた。書道や英語の授業では、生徒ともに高校生活を体験して交流した。
楽団ケ・セラが演奏 チャリティコンサート ラ・カスタ

 大町市常盤のアルペンローゼ(宮澤豊次社長)は17日、同社のガーデン&ファクトリー「ラ・カスタ」ナチュラルヒーリングガーデンに楽団「ケ・セラ」を招き、「ラ・カスタ チャリティコンサート」を開催した。メンバー全員が知的障害を持つ楽団「ケ・セラ」に、当日のガーデン入園料全額と、同社社員、当日の入園者からの募金を合わせた寄付金の目録が宮澤社長から贈られた。
ゴッホが愛した歌川派 大町温泉郷に美術館
 大町市平の大町温泉郷に「ゴッホが愛した歌川派(浮世絵)美術館」(平石雅紀館長)がリニューアルオープンした。印象派画家「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」(1853−90)とゴッホが親しんだ「浮世絵」の関係を見ることができる。22日には関係者が集まりセレモニーが行われ、館のオープンを祝った。
 同館は平成18年まで平上原に「ゴッホの愛した歌川派(浮世絵)美術館」を開館していた。今回、「アートメディア」(廣野峰代社長)が旧ヘンリーミラー美術館を買い取り改装し、規模を拡大して開館した。
 開館は午前10時から午後7時。入館料はオリジナルハーブティー付き特別チケット1000円、高校生以上600円、小中学生300円。休館は毎週月曜日(祝日の場合は開館で翌日休館)、展示替え、1月〜3月は臨時休館あり。
 問い合わせは同館TEL0261-85-0867まで。
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