2010年10月26日(火)付


公開収録ネットで中継 美麻CATV地区文化祭
 大町市美麻地区の文化祭は23、24の両日、ぽかぽかランド美遊で開催した。ケーブルテレビの番組「おおまちみあさテレビ」の公開収録を通して、地域の住民のさまざまな活動を紹介。手作りの番組をインターネット生中継で世界へ発信した。
収録では、メンドシーノ交流を題材にふるさとCM大賞への応募作を作った美麻小学校6年生や、県のコンテストに出場した源流美麻太鼓、野生鳥獣被害対策に挑む猟友会、毎月美麻市(いち)を開く美し村(うましさと)開拓協議会など、地区内の各団体の活動を紹介した。
北信越5県世代超え ソフトバレーフェス大町で
 平成22年度ソフトバレー・北信越フェスティバルは23、24の両日、大町市運動公園総合体育館と大町第一中学校体育館で開いた。北信越5県から集った60チーム420人が、プレーを通じて老若男女幅広く交流した。
同大会は、平成3年に新潟県長岡市で始まり、各県を持ち回り4順目20回の節目となる。各県のバレーボール協会やソフトバレーボール連盟が推薦するファミリーの部、トリムの部、小学生の部、レディースの部、メンズの部の各部門と、若い世代のバレー協会への登録促進を促すためのフリーの部を設けた。
開会式では、県内のはせくらぶから4人の小学生が選手宣誓し、健闘を誓った。信濃国松川響岳太鼓や影武者のシンセサイザー演奏のアトラクションで選手たちを歓迎した。
早春賦歌碑10周年 愛唱する会コンサート 大町市
大町市の「早春賦を愛唱する市民の会」(松山玉江会長)は24日、早春賦歌碑建立10周年を記念した、コンサートをサン・アルプス大町で開いた。市内外から参加した約200人が音楽を楽しみながら、節目を祝った。
市内サークルによるハンドベルやマンドリンの演奏が行われ、来場者がアンサンブルの妙に聞き入っていた。市文化会館敷地内に建てられた歌碑前では、大町北高校吹奏楽部の伴奏で、参加者が早春賦を合唱した。
記念セレモニーでは、地域の子どもたちに早春賦に親しんでもらおうと、歌詞を記した額を市内の小中高11校に寄贈。歌碑研究家の鹿島岳水氏による「早春賦と大町」と題した講演会も併せて開き、「発祥の地」をアピールした。
村有林でキノコ狩り 松川村観光協 県衛生指導員が鑑定
松川村観光協会は23日、秋恒例のキノコ狩りを馬羅尾高原の村有林で開いた。県内各地から約200人が参加し、安曇野の豊かな自然の中で、秋の味覚採取を楽しんだ。参加者はクマよけの鈴を身につけて山林を探し回り、目についたキノコを集めた。袋いっぱいに詰め込んだ中身を、県キノコ衛生指導員が鑑定し、食用と毒キノコを選り分けていった。なかには収穫したほとんどが毒キノコで残念がる人もいたが、観光協会が振る舞ったきのこ汁に舌鼓を打ち楽しんでいた。
幻想的夜の黒部ダム ライトアップイベント初企画 関西電力
 立山黒部アルペンルートの黒部ダムとトロリーバスを管理する関西電力は23日、黒部ダムプレミアムイベント2010「ライトアップと星空鑑賞」を開いた。抽選で選ばれた約100人が、普段は決して見ることのできない夜間のダムの幻想的な姿に見ほれた。ダムは作業用の水銀灯で照らされ、黒部のりんとした空気の中に青白い巨大なえん堤の形を浮かび上がらせていた。あいにくの曇り模様で満天の星は望めなかったが、大町エネルギー博物館職員による夜空の解説が行われた。
休憩のレストハウスでは、特大の「黒部ダムカレー」が登場。直径96・4(くろよん)aの皿にダム湖をイメージしホウレンソウの緑色をしたグリーンカレーのルーとえん堤や放水を模したご飯、計60人前の巨大な大町のご当地カレーに、参加者はカメラを向けていた。
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10月の一覧
万一の火災に備え 白馬村八方で秋季防災訓練

 秋季火災予防消防防災訓練の一環として24日、北アルプス広域北部消防署と白馬村消防団は、同村八方の八方文化会館と八方インフォメーションセンターを会場に防災訓練を行った。地域住民や関係者ら200人余が参加して、実践的な訓練の実施で万が一の事態に備えて防災意識を高めた。