2010年10月27日(水)付


信越国境巨木巡る 小谷村公民館の里山紀行
 小谷村公民館の成人教室の一つ「里山紀行・郷土の巨樹巡り」の第4回講座がこのほど開かれた。歴史・文化に詳しい村内在住の田中省三さんの案内で、小谷村北小谷大網地区と新潟県糸魚川市境の戸土を結ぶ、塩の道古道を中心に信越国境周辺の巨樹を巡った。 北小谷長者平を起点に信越国境の集落の戸土から、新潟県糸魚川市の白池・角間池を経由して大網峠から再び長野に戻り、横川のつり橋から大網神社に至る5時間のルートを歩いた。 同古道はブナの原生林が多くあり、村内外の注目を集めている場所。参加者は紅葉の進む美しい里山を歩きながら道中で出合う巨木の数々に圧倒されていた。
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10月の一覧
北ア山沿い「初雪」 冬型気圧配置 栂池も白く
 冬型の気圧配置が強まった26日、白馬、小谷両村を中心とした北アルプス山ろくは雪が降った。小谷村の栂池自然園(標高1860b)では正午から雪が降り始め、周囲を白く包んでいった。霧が濃く、北アルプスをのぞむことはできなかったが、栂池ヒュッテを運営する株樗n館は「霧が晴れればまちがいなく、冠雪の北アルプスが姿を見せるはず」と冬の到来を実感していた。
 自然園ビジターセンターによるとことしの冠雪は例年より2週間ほど遅いという。白馬岳山頂付近では16日朝、舞った程度で冠雪には至らなかった。
 自然園周辺では、午前中に5度あった気温が徐々に下がり、午前11時45分ころから降り始め、幻想的な景色が広がった。
楽しめる運動で交流 池田町老ク連 はつらつスポーツ祭
池田町老人クラブ連合会(瀧澤弘一会長)は22日、60歳以上を対象にした、「はつらつスポーツ祭」を町総合体育館で開いた。町内の単位クラブや自治会などから約200人が参加し、誰もが楽しめる運動で交流を深めた。
参加者は床上版カーリングなどユニークな種目や、大玉送りといった定番の種目に挑戦。仲間たちの声援を受け、白熱した競技を繰り広げた。招待した会染保育園年長児のリズム体操も披露され、お年寄りたちは顔をほころばせていた。
北アの冬安全に願い 白馬で気象観測装置設置 ACT
 雪崩事故の防止や救助などに取り組む白馬村のNPO法人「ACT(アクト)」はこのほど、白馬乗鞍岳の三角点付近と白馬八方尾根の第3ケルン付近の2か所に、気象観測装置を設置した。冬シーズンに北アルプスを訪れる山スキーヤーらに気象データを提供し、冬山の事故防止に役立ててもらおうと、ことしで6冬目の取り組み。雪山の安全を願いながら、慎重に作業を行った。
サッカー通じ交流 池田町で少年安曇野大会
 JA大北とJAあづみはこのほど、第6回少年サッカー安曇野大会を、池田町アルプス広場グラウンドで開いた。大北安曇野の10クラブチームから、小学生以下約120人が出場し、競技を通じて交流を図った。
選手たちはチームごと3ブロックに分かれ、2試合の総得点で順位を競う、ユニークな競技方式で試合を展開。保護者や仲間たちが見守るなか、パスをつなぎながらゴールを目指し、勢いよくシュートを蹴り込んでいた。
乗馬体験コーナーも 宮田町秋の三世代交流 大町市
大町市宮田町の自治会と公民館は24日、「秋の三世代交流会」を同地区公民館で開いた。地区内の子どもからお年寄りまで約120人が、イベントを楽しみながら交流を深めた。
交流会は住民による手品のステージ、琴や尺八の演奏、ゲーム、災害に備えた炊き出しなど、多彩な内容で開催。若一王子神社の流鏑馬(やぶさめ)にちなんで、乗馬体験コーナーも設けられ、子どもたちが馬の背にまたがり、普段と違う高い視点を楽しんでいた。