2010年10月30日(土)付


鍛えた成果駆ける 大町東小マラソン記録会
 大町市の大町東小学校(岡田誠校長)のマラソン記録会が29日、同校や周辺で開かれた。全校児童289人が肌寒くなった空気のなかを元気良く駆け抜け、日ごろの運動で鍛えた成果をみせた。
同記録会は学校目標のひとつ「鍛える」を目標に掲げ、体育活動の一環として毎年春と秋に行われている。1、2年生は1・6`、3、4年生は2・7`、5、6年生は3・6`の学校外周を走った。
児童らは「上位を目指す」などそれぞれに目標を持ちながら、グラウンドを学年ごとに一斉にスタートした。半そで、半ズボン姿で元気な様子を見せる児童も。保護者らや友人が「がんばれ、あとちょっと」「ダッシュして」など歓声をあげて見守るなか、全力で走り抜けていた。
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10月の一覧
100周年のスキー特集 公式ガイドブック完成 白馬村
 今冬から来春にかけた白馬村公式ガイドブック(白馬村観光局発行)が完成した。今シーズン、スキー日本発祥100周年を迎えることから、巻頭から白馬スキーの歴史にスポットをあてた特集を掲載した。ゲレンデ紹介やグルメガイドも交えるなど充実の内容となり、白馬の冬から春にかけての魅力を凝縮した一冊にまとまった。
 スキー特集は、「日本スキー発祥100周年 白馬村スキー物語」と題し、4nにわたり紹介。八方尾根スキー場開発に多大な功績を残した法政大学助教授でスキー研究家だった福岡孝行氏との出会いなど、日本トップクラスのスキー観光地として確立されるまでの経過を知ることができる。
 スキー関連だけでなく、村内絶景ポイントや美術館など立ち寄りスポット、温泉、新名物「白馬ガレット」など特産品、民宿を中心とした宿泊形態の変遷、長期滞在プラン提案、村内観光施設ガイドなど紹介は多岐にわたり、一冊で村内を網羅している。
市民吹奏楽団を表彰 県連50周年式典で
大町市民吹奏楽団(北沢治樹団長)は11月14日、音楽文化の発展に寄与したとして、県吹奏楽連盟50周年記念式典で表彰される。市内イベントへの積極的な参加や、地元中学校での音楽活動など、地域への貢献が認められた。
同楽団は平成6年、大北地域の愛好家有志によって、市内で唯一の吹奏楽団として発足。中信地区の10〜50代約30人が所属し、やまびこまつりや雪形祭りなどで、毎年演奏している。20年から、冬季に大北地域の中学校8校をまわり、演奏指導や音楽を通じた交流を図ってきた。
北沢団長は「地元密着を心がけて活動を続けてきた、団員一人ひとりの成果。表彰を励みに、より良い音楽づくりを目指したい」と喜びを話した。
池田町長福寺 大イチョウ見ごろ モミジと対照的風景
秋の名勝として親しまれる池田町会染の長福寺で、大イチョウが、見ごろを迎えている。県内外から訪れた行楽客らが、黄色く染まった巨木を下から見上げながら、秋の風物詩を楽しんでいる。来週後半ころに最盛期を迎えるとみられる。
境内では直径1b、高さ30bほどのイチョウと、樹齢100年を超えるモミジが並び、黄色と赤に色づいた葉が対照的な風景を作っている。住民有志がスポットライトを設置し、夜間の点灯を行っている。
29日は朝から、町内外のアマチュアカメラマンが訪れ、イチョウの木や、北アルプスと安曇野の田園が織りなす風景を楽しみながら、撮影していた。
小中学生入賞17点 池田・松川 防火ポスター表彰式

 北アルプス広域南部消防署(長ア喜治署長)で28日、池田松川管内の小中学校5校を対象に募った、防火ポスターの表彰式が開かれた。262点から選ばれた入賞作品17点が、町村の文化祭や事業所に展示され、防火への啓発に役立てられる。
国際ワークキャンプ 8か国の青年とカヤ刈り 小谷村の共働学舎
 さまざまなハンディを持った者が共に働き、自給自足で生活する小谷村真木のコミュニティー施設「共働学舎」で今月から、「国際ワークキャンプ」が行われている。台湾・韓国・フランス・フィンランド・セルビアと日本を含む6か国の青年8人が、同施設のメンバーと寝食を共にしながら、昔ながらの自給自足の有機農業を体験している。
 23日は同村白馬乗鞍のカヤ場で、同施設の住まいとなっている、古民家の屋根をふくためのカヤ刈り作業が行われた。