2010年10月31日(日)付


元プロの技目の当たり 第一野球ク 公式戦初勝利へ結束
 大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)などで活躍した元プロ野球選手・清水宏悦さんを指導者に迎えたベースボールクリニック
が30日、大町市営野球場周辺で行われた。ことし4月に発足した市立第一中学校1年生でつくる軟式野球クラブ「第一野球クラブ」の選手17人が参加。日本球界の一線で活躍したプロの技を目の当たりにして、公式戦初勝利に向け結束を深めた。
 ベースボールクリニックは、県民球団・信濃グランセローズの地域貢献活動の一環で行われた。あいにくの雨模様で、市営球場に隣接する屋内練習場での開催となったが、こどもたちの元気な掛け声などで熱気にあふれていた。
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10月の一覧
思い出を色に込め 黒部ダム駅園児ぬり絵展
 立山黒部アルペンルートの関電トロリーバス黒部ダム駅で、「園児黒部ダム見学会ぬりえ展」が開かれている。ことしは展示期間を延長し、実施中の「お客様感謝キャンペーン」終了日の11月末日まで、展示する。
黒部ダム駅の改札前には、市内の9保育園や3幼稚園の園児たちが描いた作品約230枚が飾られている。ダムやトロリーバス、オコジョなどのかわいらしい絵に、思い思いの色を乗せた絵が並ぶ。
ぬり絵展はことしで4回目。市内の保育園・幼稚園の年長組を黒部ダムに招待した見学会の際に、園児たちがダムを訪れた思い出を表現した作品。
1年の活動成果披露 すずの音ホールで文化祭 松川村
松川村文化祭が29から31日まで、村すずの音ホールを主会場に開かれている。約50の個人、団体がステージでの発表や展示を通して、文化活動の成果を披露している。初日は施設全館を展示会場に、絵画や陶芸、パッチワークなど多彩な作品が並び、家族連れなど来館者が作品の制作者と交流しながら観賞していた。鉄道模型を眺めていた子どもが、出展したお年寄りから操作方法を学び、車両を走らせながら「楽しい」と声をあげていた。ことしは昨年に引き続き、村民ボランティアでつくる「すずの音応援団」など、住民参加で準備を進めた。公民館講座の卒業生でつくるサークルなども作品を出展し、会場を盛り上げている。
巨大カボチャライト 池田町商工会 ハロウィーンにちなみ
池田町商工会商業部会は29から31日まで、ハロウィーンにちなんで、巨大カボチャを使ったキャンドルライトを、中央通り商店街に並べている。地域のにぎわいにつなげようという試みで、町のシンボル「てるてる坊主」や顔の形にくりぬいたカボチャの中から、淡い光が沿道を照らしている。
イベントは町商工会の創立50周年を記念したクイズで、問題に使ったカボチャを活用した。初日の点灯式では、商店街のスペースゼロでクイズの表彰式も併せて行い、正解者とともにろうそくに火をともした。
白馬村で人権啓発活動 「仲良く遊ぶよ」約束

 白馬村、大町人権擁護委員協議会、長野地方法務局大町支局は25日、人権啓発活動を白馬村子育て支援ルームで実施した。人権擁護委員の手作りの大型紙芝居「ペープサート」の披露と、人権イメージキャラクターの「人KENまもるくん・あゆみちゃん」との交流で、参加者の親子らに人を思いやり、仲良くすることの大切さを説いた。
地域の歴史に関心 大北各地で文化祭始まる
 文化祭シーズンを迎え、大北各地の公民館などでも地域性をいかした独自の文化祭が開催されている。30日から、大町市社地区と八坂地区で文化祭が始まった。社地区文化祭では、社地区山間地の入会地の取り決めを記したとされる江戸時代文化8年(1811)の絵図が初めて一般公開され、地域の歴史に関心が集まっている。 社地区文化祭は3日まで、社公民館・民俗資料館で行われている。
同絵図は、常光寺が所蔵していたもので、現在の社木舟と常光寺の境の鳥屋沢周辺の山間地域の入会地を取り決めた絵図として紹介している。
 地区の幼児からお年寄りまで幅広い年代が手がけた絵画や書道、菊なども展示されている。